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マイクロソフト セキュリティ情報 MS10-017 - 重要

Microsoft Office Excel の脆弱性により、リモートでコードが実行される (980150)

公開日: 2010年3月10日 | 最終更新日: 2010年3月11日

概説

要点

このセキュリティ更新プログラムは、7 つの非公開で報告された Microsoft Office Excel に存在する脆弱性を解決します。これらの脆弱性により、特別に細工された Excel ファイルをユーザーが開いた場合、リモートでコードが実行される可能性があります。これらの脆弱性が悪用された場合、攻撃者によりローカル ユーザーと同じ権限が取得される可能性があります。コンピューターで、アカウントのユーザー権限を低く設定している場合、管理者ユーザー権限で実行しているユーザーよりもこの脆弱性の影響が少なくなると考えられます。

このセキュリティ更新プログラムは、すべてのサポートされているエディションの Microsoft Office Excel 2002、Microsoft Office Excel 2003、Microsoft Office Excel 2007、Microsoft Office SharePoint Server 2007、Microsoft Office 2004 for Mac、Microsoft Office 2008 for Mac、Open XML File Format Converter for Mac、すべてのサポートされているバージョンの Microsoft Office Excel Viewer および、Microsoft Office 互換機能パックについて、深刻度を「重要」に評価しています。詳細情報は、このセクションの「影響を受けるソフトウェアおよび影響を受けないソフトウェア」のサブセクションをご覧ください。

この更新プログラムは Microsoft Office Excel が特別に細工された Excel ファイルを解析する方法を変更することにより、これらの脆弱性を解決します。この脆弱性の詳細情報は、次の「脆弱性の情報」のセクションの特定の脆弱性に関するサブセクション「よく寄せられる質問 (FAQ)」をご覧ください。

推奨する対応策: マイクロソフトはお客様にできる限り早期にこの更新プログラムを適用することを推奨します。

既知の問題: マイクロソフト サポート技術情報 980150 には、このセキュリティ更新プログラムをインストールする際に起こる可能性のある既知の問題に関して説明されています。また、これらの問題に対する推奨される解決策についても説明しています。なお、既知の問題および推奨される解決策がこのソフトウェアの特定のリリースにのみ該当する場合は、サポート技術情報に関連のリンクを掲載します。

US マイクロソフトセキュリティ情報: http://www.microsoft.com/technet/security/bulletin/MS10-017.mspx

影響を受けるソフトウェアおよび影響を受けないソフトウェア

次の影響を受けるソフトウェアおよび影響を受けないソフトウェアの表では、サポート ライフサイクルが終了したソフトウェア バージョンは含んでいません。ご使用中の製品およびバージョンのサポートライフ サイクルを確認するためには、マイクロソフト サポート ライフサイクルの Web サイトをご覧ください。

影響を受けるソフトウェアおよびそのダウンロード先:

ダウンロードこのマークをクリックして、PC/AT 互換機用または NEC PC-9800 シリーズ用の更新プログラムをダウンロードしてください。
更新プログラムをダウンロードおよびインストールする方法は、更新プログラムのダウンロード方法および更新プログラムのインストール方法をご覧ください。

Office スイートおよびその他のソフトウェアコンポーネントPC/AT および PC-9800最も深刻な脆弱性の影響総合的な深刻度この更新プログラムによって置き換えられるセキュリティ情報
Microsoft Office スイートおよびコンポーネント     

Microsoft Office XP Service Pack 3

Microsoft Office Excel 2002 Service Pack 3
(KB978471)

ダウンロード

リモートでコードが実行される

重要

MS09-067

Microsoft Office 2003 Service Pack 3

Microsoft Office Excel 2003 Service Pack 3
(KB978474)

ダウンロード

リモートでコードが実行される

重要

MS09-067

2007 Microsoft Office System Service Pack 1

Microsoft Office Excel 2007 Service Pack 1[1]
(KB978382)

ダウンロード

リモートでコードが実行される

重要

MS09-067

2007 Microsoft Office System Service Pack 2

Microsoft Office Excel 2007 Service Pack 2[1]
(KB978382)

ダウンロード

リモートでコードが実行される

重要

MS09-067

Microsoft Office for Mac     

Microsoft Office 2004 for Mac
(KB980837)

対象外

ダウンロード

リモートでコードが実行される

重要

なし

Microsoft Office 2008 for Mac
(KB980839)

対象外

ダウンロード

リモートでコードが実行される

重要

なし

Open XML File Format Converter for Mac
(KB980840)

対象外

ダウンロード

リモートでコードが実行される

重要

なし

その他の Office ソフトウェア     

Microsoft Office Excel Viewer Service Pack 1 および Microsoft Office Excel Viewer Service Pack 2
(KB978383)

対象外

ダウンロード

リモートでコードが実行される

重要

MS09-067

Word/Excel/PowerPoint 2007 ファイル形式用 Microsoft Office 互換機能パック Service Pack 1 および Word/Excel/PowerPoint 2007 ファイル形式用 Microsoft Office 互換機能パック Service Pack 2
(KB978380)

対象外

ダウンロード

リモートでコードが実行される

重要

MS09-067

Microsoft Office SharePoint Server 2007 Service Pack 1 (32 ビット版)[2]
(KB979439)

対象外

ダウンロード

リモートでコードが実行される

重要

MS09-021

Microsoft Office SharePoint Server 2007 Service Pack 2 (32 ビット版)[2]
(KB979439)

対象外

ダウンロード

リモートでコードが実行される

重要

MS09-021

Microsoft Office SharePoint Server 2007 Service Pack 1 (64 ビット版)[2]
(KB979439)

対象外

ダウンロード

リモートでコードが実行される

重要

MS09-021

Microsoft Office SharePoint Server 2007 Service Pack 2 (64 ビット版)[2]
(KB979439)

対象外

ダウンロード

リモートでコードが実行される

重要

MS09-021

[1] Microsoft Office Excel 2007 Service Pack 1 および Microsoft Office Excel 2007 Service Pack 2 について、KB978382 に加え、お客様は Word/Excel/PowerPoint 2007 ファイル形式用 Microsoft Office 互換機能パック Service Pack 1 および Word/Excel/PowerPoint 2007 ファイル形式用 Microsoft Office 互換機能パック Service Pack 2 用のセキュリティ更新プログラム KB978380 をインストールして、このセキュリティ情報で説明している脆弱性から保護する必要があります。

[2] この更新プログラムは、既定の構成の Microsoft Office SharePoint Server 2007 Enterprise、Microsoft Office SharePoint Server 2007 for Internet sites などの Excel Services がインストールされているサーバーに適用されます。Microsoft Office SharePoint Server 2007 Standard は Excel Services を含みません。

影響を受けないソフトウェア

Office およびその他のソフトウェア

Microsoft Office Converter Pack

Microsoft Works 8.5

Microsoft Works 9

このセキュリティ更新プログラムに関するよく寄せられる質問 (FAQ)

ファイル情報の詳細はどこにありますか?
ファイル情報の詳細の場所については、「セキュリティ更新プログラムの適用」の参照表をご覧ください。

このセキュリティ更新プログラムのインストール時に発生する可能性がある既知の問題とは何ですか?
サポート技術情報 980150 で、このセキュリティ更新プログラムのインストール時に発生する可能性がある既知の問題に関して説明しています。また、これらの問題に対する推奨される解決策についても説明しています。

なぜこの更新プログラムはいくつかの報告されたセキュリティ上の脆弱性を解決するのですか?
これらの問題を解決するために必要な変更が関連するファイルに存在するため、この更新プログラムはいくつかの脆弱性を解決します。ユーザーは、ほぼ同一のファイルを含むいくつもの更新プログラムをインストールする代わりに、この更新プログラムのみをインストールすることができます。

このセキュリティ情報は、Word/Excel/PowerPoint 2007 ファイル形式用 Microsoft Office 互換機能パックのどのコンポーネントを更新するのですか?
このセキュリティ情報に含まれている更新プログラムは、影響を受ける Word/Excel/PowerPoint 2007 ファイル形式用 Microsoft Office 互換機能パック内の特定のコンポーネントのみに適用されます。例えば Excel のセキュリティ情報では、Excel の互換機能パックのコンポーネント ファイルのみが更新プログラムのパッケージに含まれており、Word や PowerPoint の互換機能パックのコンポーネント ファイルは含まれていません。Word の互換機能パックのコンポーネント ファイルは Word のセキュリティ情報で更新され、PowerPoint の互換機能パックのコンポーネント ファイルは PowerPoint のセキュリティ情報で更新されます。

Microsoft Office Excel Viewer とは何ですか?
Microsoft Office Excel Viewer は、Excel Viewer 97 や Excel Viewer 2003 などのすべての以前の Excel Viewer のバージョンに置き換わるものです。Excel をインストールしていなくても Excel Viewer で Excel ブックを開く、表示する、印刷することができます。また、Excel Viewer から別のプログラムにデータをコピーすることもできます。しかし、データの編集、ブックの保存、新しいブックの作成はできません。

なぜ Microsoft Office SharePoint Server 2007 が影響を受けるのですか?
Microsoft Office SharePoint Server の Excel Services は、このセキュリティ情報の「脆弱性の情報」で説明しているように、これらの脆弱性による影響を受ける Excel クライアントに基づくコードを使用します。
注: Microsoft Office SharePoint Server 2007 には 3 つのコンポーネントがあります。Microsoft Office SharePoint Server のコア コンポーネント、Excel Services および InfoPath Forms Services です。この更新プログラムは Microsoft Office SharePoint Server 2007 の Excel Services コンポーネントに影響します。

Microsoft Office 2007 Service Pack 1 を使用していますが、この更新プログラムに追加のセキュリティ機能が含まれていますか?
はい。Microsoft Office 2007 のサービス モデルの一部として、Microsoft Office 2007 Service Pack 1 のユーザーがこの更新プログラムをインストールした場合、そのユーザーのコンピューターは Microsoft Office 2007 Service Pack 2 で最初に公開されたセキュリティ機能にアップグレードされます。2009 年 4 月 24 日以降に公開された Microsoft Office 2007 用のすべての更新プログラムには、これらのセキュリティ機能が含まれています。このセキュリティ機能は Microsoft Office 2007 Service Pack 2 で導入されました。マイクロソフトはこの更新プログラムのテストを徹底的に行っています。しかし、すべての更新プログラムについて言えることですが、ご使用のシステムの環境と構成に応じたテストの実施をお勧めします。

このセキュリティ情報で説明している Office コンポーネントは、使用しているコンピューターにインストールした Office スイートの一部ですが、この特定のコンポーネントのインストールを選択しませんでした。この場合、この更新プログラムは提供されますか?
はい、提供されます。このセキュリティ情報で説明しているコンポーネントがコンピューターにインストールした Office スイートのバージョンに同梱されている場合、そのコンポーネントのインストールの有無にかかわらず、更新プログラムがコンピューターに提供されます。影響を受けるコンピューターのスキャンに使用される検出のロジックは、特定の Office スイートに同梱されている全コンポーネントに対して更新プログラムのチェックを行い、コンピューターに更新プログラムを提供するように設計されています。Office スイートのバージョンに含まれていてもコンポーネントをインストールしていない場合、そのコンポーネント用の更新プログラムの適用を選択しなかったユーザーに対してコンピューターのセキュリティ上の危険性が増加することはありません。しかし、更新プログラムのインストールを選択したユーザーに、システムのセキュリティまたは機能上の悪影響が及ぶこともありません。

影響を受けないバージョンの Microsoft Office に更新プログラムを提供するのは、マイクロソフトの更新のメカニズムに問題があるということですか?
いいえ。更新のメカニズムは正しく機能しています。システムに更新プログラム パッケージよりも古いバージョンのファイルを検出したため、更新プログラムが提供されます。

なぜこのセキュリティ更新プログラムは、すべての影響を受けるバージョンの Excel について、その深刻度は「重要」と評価されているのですか?
Microsoft Excel 2002 およびそれ以降のバージョンには、ドキュメントを開く前に、ユーザーに [開く]、[保存] または [キャンセル] の確認メッセージを表示する機能が組み込まれています。この脆弱性の悪用には、ユーザーの複数の操作が攻撃者にとっての必要条件となるため、この脆弱性の問題を緩和する要素によって深刻度が「緊急」から「重要」に軽減されます。

このセキュリティ情報で説明されているソフトウェアの旧バージョンを使用していますが、どうしたらよいですか?
このセキュリティ情報に記載されている影響を受けるソフトウェアについてはテストを実施し、影響を受けるバージョンを確認しました。その他のバージョンについては、サポート ライフサイクルが終了しています。製品のライフサイクルに関する詳細情報は、マイクロソフト サポート ライフサイクルの Web サイトをご覧ください。

今後、脆弱性の影響を受けないようにするために、旧バージョンのソフトウェアを使用しているお客様は、サポート対象のバージョンに移行することを強く推奨します。ご使用中のソフトウェアのサポート ライフサイクルを確認するには、プロダクト サポート ライフサイクル - 製品一覧をご覧ください。これらのソフトウェアのサービス パックの詳細情報は、サポート対象サービス パックをご覧ください。

カスタムサポートが必要なお客様は、担当営業、担当テクニカル アカウント マネージャ (TAM)、またはカスタム サポート オプションのマイクロソフト パートナー担当者までご連絡ください。プレミア契約をお持ちでないお客様は、マイクロソフト サポート契約センター(営業時間 9:30-12:00 13:00-19:00 土日祝祭日を除く TEL: 0120-17-0196 FAX: 0120-74-019)までお問い合わせください。連絡先の情報は、Microsoft Worldwide Information Web サイト の Contact Information のプルダウン リストから、国を選択し、[Go] ボタンをクリックすると、連絡先の電話番号が表示されます。お問い合わせの際、お住まいの地域のプレミア サポート営業担当にご連絡ください。詳細情報は、マイクロソフト ライフサイクル ポリシー FAQ をご覧ください。

脆弱性の詳細

深刻度および脆弱性識別番号

次の深刻度の評価は脆弱性による影響が最大であった場合を前提としています。このセキュリティ情報のリリース後 30 日以内に、深刻度の評価およびセキュリティ上の影響に関連する脆弱性が悪用される可能性に関する情報は、3 月のセキュリティ情報の「Exploitability Index (悪用可能性指標)」のセクションをご覧ください。詳細については、Microsoft Exploitability Index (悪用可能性指標)をご覧ください。

影響を受けるソフトウェアごとの脆弱性の深刻度及び最も深刻な脆弱性の影響
影響を受けるソフトウェア Microsoft Office Excel のレコード メモリ破損の脆弱性 - CVE-2010-0257 Microsoft Office Excel シートのオブジェクト型の混乱の脆弱性 - CVE-2010-0258 Microsoft Office Excel の MDXTUPLE レコードのヒープ オーバーフローの脆弱性 - CVE-2010-0260 Microsoft Office Excel の MDXSET レコードのヒープ オーバーフローの脆弱性 - CVE-2010-0261 Microsoft Office Excel の FNGROUPNAME レコードの初期化されていないメモリの脆弱性 - CVE-2010-0262 Microsoft Office Excel の XLSX ファイル解析のコード実行の脆弱性 - CVE-2010-0263 Microsoft Office Excel の DbOrParamQry レコード解析の脆弱性 - CVE-2010-0264総合的な深刻度
Microsoft Office スイートおよびコンポーネント        

Microsoft Office Excel 2002 Service Pack 3

重要
リモートでコードが実行される

重要
リモートでコードが実行される

対象外

対象外

対象外

対象外

重要
リモートでコードが実行される

重要

Microsoft Office Excel 2003 Service Pack 3

対象外

重要
リモートでコードが実行される

対象外

対象外

重要
リモートでコードが実行される

対象外

対象外

重要

Microsoft Office Excel 2007 Service Pack 1 および Microsoft Office Excel 2007 Service Pack 2

対象外

重要
リモートでコードが実行される

重要
リモートでコードが実行される

重要
リモートでコードが実行される

重要
リモートでコードが実行される

重要
リモートでコードが実行される

対象外

重要

Microsoft Office for Mac        

Microsoft Office 2004 for Mac

対象外

重要
リモートでコードが実行される

対象外

対象外

重要
リモートでコードが実行される

対象外

重要
リモートでコードが実行される

重要

Microsoft Office 2008 for Mac

対象外

重要
リモートでコードが実行される

対象外

対象外

対象外

重要
リモートでコードが実行される

重要
リモートでコードが実行される

重要

Open XML File Format Converter for Mac

対象外

重要
リモートでコードが実行される

対象外

対象外

対象外

重要
リモートでコードが実行される

重要
リモートでコードが実行される

重要

その他の Office ソフトウェア        

Microsoft Office Excel Viewer Service Pack 1 および Microsoft Office Excel Viewer Service Pack 2

対象外

重要
リモートでコードが実行される

重要
リモートでコードが実行される

対象外

対象外

重要
リモートでコードが実行される

対象外

重要

Word/Excel/PowerPoint 2007 ファイル形式用 Microsoft Office 互換機能パック Service Pack 1 および Word/Excel/PowerPoint 2007 ファイル形式用 Microsoft Office 互換機能パック Service Pack 2

対象外

重要
リモートでコードが実行される

重要
リモートでコードが実行される

重要
リモートでコードが実行される

対象外

重要
リモートでコードが実行される

対象外

重要

Microsoft Office SharePoint Server 2007 Service Pack 1 (32ビット版) および Microsoft Office SharePoint Server 2007 Service Pack 2 (32ビット版)

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

重要
リモートでコードが実行される

対象外

重要

Microsoft Office SharePoint Server 2007 Service Pack 1 (64ビット版) および Microsoft Office SharePoint Server 2007 Service Pack 2 (64ビット版)

対象外

対象外

対象外

対象外

対象外

重要
リモートでコードが実行される

対象外

重要

Microsoft Office Excel のレコード メモリ破損の脆弱性 - CVE-2010-0257

Microsoft Office Excel が特別に細工された Excel ファイルを処理する方法にリモートでコードが実行される脆弱性が存在します。 攻撃者はこの脆弱性を悪用して、影響を受けるコンピューターを完全に制御する可能性があります。その後、攻撃者はプログラムのインストール、データの表示、変更、削除、または完全なユーザー権限を持つ新たなアカウントを作成する可能性があります。

Common Vulnerabilities and Exposures のリストの標準のエントリとしてこの脆弱性をご覧になるためには、CVE-2010-0257 をご覧ください。

「Microsoft Office Excel のレコード メモリ破損の脆弱性」の問題を緩和する要素 - CVE-2010-0257:

「問題を緩和する要素」とは、設定、一般的な構成または一般的な最善策、既定の状態により、脆弱性の悪用の深刻度が低くなる可能性がある要素を指します。次の「問題を緩和する要素」は、お客様の環境で役立つ場合があります。

攻撃者がこの脆弱性を悪用した場合、ローカルのユーザーと同じユーザー権限を取得する可能性があります。システムで、アカウントのユーザー権限を低く設定している場合、管理者ユーザー権限で実行しているユーザーよりもこの脆弱性の影響が少なくなると考えられます。

Web ベースの攻撃のシナリオでは、攻撃者がこの脆弱性の悪用を意図した Web ページが含まれている Web サイトをホストする可能性があります。さらに、侵害された Web サイトおよびユーザーが提供したコンテンツまたは広告を受け入れる、またはホストしている Web サイトに特別に細工したコンテンツが含まれ、この脆弱性を悪用する可能性があります。しかし、すべての場合において、これらの Web サイトに強制的にユーザーを訪問させることはできません。その代わり、通常、攻撃者は電子メール メッセージまたはインスタント メッセンジャーのメッセージ内のリンクをクリックさせて、ユーザーを攻撃者の Web サイトに誘導し、特別に細工した Excel ファイルを表示させることが攻撃者にとっての必要条件となります。

この脆弱性は、電子メールを介して、自動的に悪用されることはありません。ユーザーが電子メール メッセージで送信された添付ファイルを開かない限り、攻撃は実行されません。

「Microsoft Office Excel のレコード メモリ破損の脆弱性」の回避策 - CVE-2010-0257:

回避策は、設定または構成の変更を示しており、基本的な脆弱性を正すものではありませんが、更新プログラムを適用する前に既知の攻撃方法を阻止するのに役立ちます。マイクロソフトは、以下の回避策を検証し、この回避策が機能性を低下させるかどうかについて、説明の部分で述べています。

信頼できない、または信頼できるソースから予期せず受け取った Excel ファイルを開いたり、保存したりしない

特別に細工されたファイルをユーザーが開いた場合、この脆弱性が悪用される可能性があります。

「Microsoft Office Excel のレコード メモリ破損の脆弱性」のよく寄せられる質問 - CVE-2010-0257:

どのようなことが起こる可能性がありますか?
これはリモートでコードが実行される脆弱性です。攻撃者はこの脆弱性を悪用し、影響を受けるコンピューターをリモートで完全に制御する可能性があります。攻撃者は、その後、プログラムのインストール、データの表示、変更、削除、または完全なユーザー権限を持つ新たなアカウントを作成する可能性があります。

何が原因で起こりますか?
Microsoft Office Excel が特別な細工がされた Excel ファイルを開く時の Excel のファイル形式を解析する方法のため、この脆弱性が存在します。

攻撃者は、この脆弱性を悪用して何を行う可能性がありますか?
攻撃者がこの脆弱性を悪用した場合、ログオン ユーザーとして任意のコードを実行する可能性があります。ユーザーが管理者ユーザー権限でログオンしている場合、攻撃者が影響を受けるコンピューターを完全に制御する可能性があります。その後、攻撃者はプログラムのインストール、データの表示、変更、削除、または完全なユーザー権限を持つ新たなアカウントを作成する可能性があります。システムで、アカウントのユーザー権限を低く設定している場合、管理者ユーザー権限で実行しているユーザーよりもこの脆弱性の影響が少なくなると考えられます。

攻撃者はこの脆弱性をどのように悪用する可能性がありますか?
この脆弱性が悪用されるには、ユーザーが影響を受けるバージョンの Microsoft Office Excel で、特別に細工された Excel ファイルをユーザーが開くことが必要となります。

電子メールでの攻撃のシナリオでは、攻撃者は特別に細工された Excel ファイルをユーザーに送信し、ユーザーにそのファイルを開くよう誘導することにより、この脆弱性を悪用する可能性があります。

Web ベースの攻撃のシナリオでは、この脆弱性を悪用しようとする Office ファイルが含まれている Web サイトをホストすることが攻撃者にとっての必要条件となります。さらに、侵害された Web サイトやユーザー提供のコンテンツを受け入れる、またはホストする Web サイトには、特別に細工したコンテンツが含まれており、この脆弱性が悪用される可能性があります。攻撃者は、特別に細工した Web サイトにユーザーを強制的に訪問させることはできないと考えられます。その代わり、通常ユーザーに攻撃者の Web サイトへのリンクをクリックさせることにより、その Web サイトを訪問させ、その後、ユーザーに特別に細工された Excel ファイルを表示させることが攻撃者にとっての必要条件となります。

主にどのようなコンピューターがこの脆弱性による危険にさらされますか?
主に、ワークステーションやターミナル サーバーなど、Microsoft Office Excel を使用しているシステムが、この脆弱性による危険にさらされます。管理者がユーザーにサーバーへのログオンおよびプログラムの実行を許可している場合、サーバーが影響を受ける可能性が高くなります。しかし、セキュリティ上の最善策として、これを許可しないことを強く推奨しています。

この更新プログラムはどのように問題を修正しますか?
この更新プログラムは Microsoft Office Excel が特別に細工された Excel ファイルを解析する方法を変更することにより、この脆弱性を解決します。

このセキュリティ情報のリリース時に、この脆弱性は一般に公開されていましたか?
いいえ。マイクロソフトは信頼のおける情報元からこの脆弱性に関する情報を受けました。マイクロソフトは、このセキュリティ情報が最初に公開された際に、この脆弱性が一般に知られていたという情報は受けていませんでした。

このセキュリティ情報の公開時に、マイクロソフトはこの脆弱性が悪用されたという報告を受けていましたか?
いいえ。マイクロソフトは、このセキュリティ情報が最初にリリースされた際に、この脆弱性が一般で悪用され、お客様が攻撃されていたことを示す情報を受けていませんでした。

Microsoft Office Excel シートのオブジェクト型の混乱の脆弱性 - CVE-2010-0258

Microsoft Office Excel が特別に細工された Excel ファイルを処理する方法にリモートでコードが実行される脆弱性が存在します。攻撃者はこの脆弱性を悪用して、影響を受けるコンピューターを完全に制御する可能性があります。その後、攻撃者はプログラムのインストール、データの表示、変更、削除、または完全なユーザー権限を持つ新たなアカウントを作成する可能性があります。

Common Vulnerabilities and Exposures のリストの標準のエントリとしてこの脆弱性をご覧になるためには、CVE-2010-0258 をご覧ください。

「Microsoft Office Excel シートのオブジェクト型の混乱の脆弱性」の問題を緩和する要素 - CVE-2010-0258:

「問題を緩和する要素」とは、設定、一般的な構成または一般的な最善策、既定の状態により、脆弱性の悪用の深刻度が低くなる可能性がある要素を指します。次の「問題を緩和する要素」は、お客様の環境で役立つ場合があります。

攻撃者がこの脆弱性を悪用した場合、ローカルのユーザーと同じユーザー権限を取得する可能性があります。システムで、アカウントのユーザー権限を低く設定している場合、管理者ユーザー権限で実行しているユーザーよりもこの脆弱性の影響が少なくなると考えられます。

Web ベースの攻撃のシナリオでは、攻撃者がこの脆弱性の悪用を意図した Web ページが含まれている Web サイトをホストする可能性があります。さらに、侵害された Web サイトおよびユーザーが提供したコンテンツまたは広告を受け入れる、またはホストしている Web サイトに特別に細工したコンテンツが含まれ、この脆弱性を悪用する可能性があります。しかし、すべての場合において、これらの Web サイトに強制的にユーザーを訪問させることはできません。その代わり、通常、攻撃者は電子メール メッセージまたはインスタント メッセンジャーのメッセージ内のリンクをクリックさせて、ユーザーを攻撃者の Web サイトに誘導し、特別に細工した Excel ファイルを表示させることが攻撃者にとっての必要条件となります。

この脆弱性は、電子メールを介して、自動的に悪用されることはありません。ユーザーが電子メール メッセージで送信された添付ファイルを開かない限り、攻撃は実行されません。

「Microsoft Office Excel シートのオブジェクト型の混乱の脆弱性」の回避策 - CVE-2010-0258:

回避策は、設定または構成の変更を示しており、基本的な脆弱性を正すものではありませんが、更新プログラムを適用する前に既知の攻撃方法を阻止するのに役立ちます。マイクロソフトは、以下の回避策を検証し、この回避策が機能性を低下させるかどうかについて、説明の部分で述べています。

Microsoft Office 向けファイル ブロックのポリシーを使用して、未知または信頼されないソースおよび場所から Office 2003 以前の文書を開くことをブロックする

次のレジストリ スクリプトを使用してファイル ブロックのポリシーを設定することができます。

注: レジストリを不正確に変更すると、深刻な問題となり、オペレーティング システムの再インストールが必要になる可能性があります。マイクロソフトは正しくレジストリを変更しないことで起こる問題の解決を、保証することはできません。レジストリは、お客様各自の責任において変更してください。

Office 2003

Windows Registry Editor Version 5.00
[HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\11.0\Excel\Security\FileOpenBlock]
"BinaryFiles"=dword:00000001

注: Office 2003 で 'FileOpenBlock' を使用するためには、すべての最新の Office 2003 用のセキュリティ更新プログラムを適用する必要があります。

2007 Office system

Windows Registry Editor Version 5.00
[HKEY_CURRENT_USER\Software\Policies\Microsoft\Office\12.0\Excel\Security\FileOpenBlock]
"BinaryFiles"=dword:00000001

注: 2007 Microsoft Office システムで 'FileOpenBlock' を使用するためには、すべての最新の 2007 Microsoft Office system 用のセキュリティ更新プログラムを適用する必要があります。

回避策の影響: ファイル ブロックのポリシーを構成しており、サポート技術情報 922848 で説明している特別な「除外されるディレクトリ」を構成していないユーザーは、Office 2003 ファイルまたは Office 2003 の初期のバージョンまたは 2007 Microsoft Office System を開くことができなくなります。

回避策の解除方法:

Office 2003

Windows Registry Editor Version 5.00
[HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\11.0\Excel\Security\FileOpenBlock]
"BinaryFiles"=dword:00000000

2007 Office System

Windows Registry Editor Version 5.00
[HKEY_CURRENT_USER\Software\Policies\Microsoft\Office\12.0\Excel\Security\FileOpenBlock]
"BinaryFiles"=dword:00000000

未知の、または信頼されないソースからのファイルを開く時、Microsoft Office Isolated Conversion Environment (MOICE) を使用する

Microsoft Office Isolated Conversion Environment (MOICE) は、Word、Excel および PowerPoint のバイナリ フォーマット ファイルをより安全に開くことにより、Office 2003 のインストールを保護します。MOICE をインストールするためには、Office 2003 または 2007 Office system がインストールされている必要があります。

MOICE をインストールするためには Word/Excel/PowerPoint 2007 ファイル形式用 Microsoft Office 互換機能パックがインストールされている必要があります。この互換機能パックはマイクロソフト ダウンロード センターから無償でダウンロードできます。Word/Excel/PowerPoint 2007 ファイル形式用 Microsoft Office 互換機能パックをダウンロードしてください。 MOICE にはすべての Office プログラムに推奨されているすべての更新プログラムが必要です。Microsoft Update ですべての推奨される更新プログラムをインストールしてください。http://update.microsoft.com/microsoftupdate

MOICE を有効にするためには、.xls、.xlt および .xla ファイル形式の登録されたハンドラーを変更します。次の表は .xls、.xlt および .xla ファイル形式についての MOICE を有効または無効にするためのコマンドについて説明しています。

影響を受けるソフトウェアごとの脆弱性の深刻度及び最も深刻な脆弱性の影響
MOICE を有効にして、登録ハンドラーにするコマンド登録ハンドラーとして MOICE を無効にするコマンド

ASSOC .XLS=oice.excel.sheet

ASSOC .xls=Excel.Sheet.8

ASSOC .XLT=oice.excel.template

ASSOC .xlt=Excel.Template

ASSOC .XLA=oice.excel.addin

ASSOC .xla=Excel.Addin

注: Windows Vista および Windows Server 2008、Windows 7 および Windows Server 2008 R2 では、昇格されたコマンド プロンプトで上のコマンドを実行する必要があります。詳細情報は、サポート技術情報 935865 をご覧ください。

回避策の影響: MOICE に 2007 Microsoft Office System Open XML 形式に変換される Office 2003 および Office 2003 以前の文書形式は、マクロ機能を保持しなくなります。さらに、パスワードが含まれる文書、またはデジタル著作権管理 (DRM) で保護されている文書は変換できません。

信頼できない、または信頼できるソースから予期せず受け取った Excel ファイルを開いたり、保存したりしない

特別に細工されたファイルをユーザーが開いた場合、この脆弱性が悪用される可能性があります。

「Microsoft Office Excel シートのオブジェクト型の混乱の脆弱性」のよく寄せられる質問 - CVE-2010-0258:

どのようなことが起こる可能性がありますか?
これはリモートでコードが実行される脆弱性です。攻撃者はこの脆弱性を悪用し、影響を受けるコンピューターをリモートで完全に制御する可能性があります。攻撃者は、その後、プログラムのインストール、データの表示、変更、削除、または完全なユーザー権限を持つ新たなアカウントを作成する可能性があります。

何が原因で起こりますか?
Microsoft Office Excel が特別な細工がされた Excel ファイルを開く時の Excel のファイル形式を解析する方法のため、この脆弱性が存在します。

攻撃者は、この脆弱性を悪用して何を行う可能性がありますか?
攻撃者がこの脆弱性を悪用した場合、ログオン ユーザーとして任意のコードを実行する可能性があります。ユーザーが管理者ユーザー権限でログオンしている場合、攻撃者が影響を受けるコンピューターを完全に制御する可能性があります。その後、攻撃者はプログラムのインストール、データの表示、変更、削除、または完全なユーザー権限を持つ新たなアカウントを作成する可能性があります。システムで、アカウントのユーザー権限を低く設定している場合、管理者ユーザー権限で実行しているユーザーよりもこの脆弱性の影響が少なくなると考えられます。

攻撃者はこの脆弱性をどのように悪用する可能性がありますか?
この脆弱性が悪用されるには、影響を受けるバージョンの Microsoft Office Excel で、特別に細工された Excel ファイルをユーザーが開くことが必要となります。

電子メールでの攻撃のシナリオでは、攻撃者は特別に細工された Excel ファイルをユーザーに送信し、ユーザーにそのファイルを開くよう誘導することにより、この脆弱性を悪用する可能性があります。

Web ベースの攻撃のシナリオでは、この脆弱性を悪用しようとする Office ファイルが含まれている Web サイトをホストすることが攻撃者にとっての必要条件となります。さらに、侵害された Web サイトやユーザー提供のコンテンツを受け入れる、またはホストする Web サイトには、特別に細工したコンテンツが含まれており、この脆弱性が悪用される可能性があります。攻撃者は、特別に細工した Web サイトにユーザーを強制的に訪問させることはできないと考えられます。その代わり、通常ユーザーに攻撃者の Web サイトへのリンクをクリックさせることにより、その Web サイトを訪問させ、その後、ユーザーに特別な細工がされた Excel ファイルを表示させることが攻撃者にとっての必要条件となります。

主にどのようなコンピューターがこの脆弱性による危険にさらされますか?
主に、ワークステーションやターミナル サーバーなど、Microsoft Office Excel を使用しているシステムが、この脆弱性による危険にさらされます。管理者がユーザーにサーバーへのログオンおよびプログラムの実行を許可している場合、サーバーが影響を受ける可能性が高くなります。しかし、セキュリティ上の最善策として、これを許可しないことを強く推奨しています。

この更新プログラムはどのように問題を修正しますか?
この更新プログラムは Microsoft Office Excel が特別に細工された Excel ファイルを解析する方法を変更することにより、この脆弱性を解決します。

このセキュリティ情報のリリース時に、この脆弱性は一般に公開されていましたか?
いいえ。マイクロソフトは信頼のおける情報元からこの脆弱性に関する情報を受けました。マイクロソフトは、このセキュリティ情報が最初に公開された際に、この脆弱性が一般に知られていたという情報は受けていませんでした。

このセキュリティ情報の公開時に、マイクロソフトはこの脆弱性が悪用されたという報告を受けていましたか?
いいえ。マイクロソフトは、このセキュリティ情報が最初にリリースされた際に、この脆弱性が一般で悪用され、お客様が攻撃されていたことを示す情報を受けていませんでした。

Microsoft Office Excel の MDXTUPLE レコードのヒープ オーバーフローの脆弱性 - CVE-2010-0260

Microsoft Office Excel が特別に細工された Excel ファイルを処理する方法にリモートでコードが実行される脆弱性が存在します。攻撃者がこの脆弱性を悪用した場合、影響を受けるコンピューターを完全に制御する可能性があります。その後、攻撃者はプログラムのインストール、データの表示、変更、削除、または完全なユーザー権限を持つ新たなアカウントを作成する可能性があります。

Common Vulnerabilities and Exposures のリストの標準のエントリとしてこの脆弱性をご覧になるためには、CVE-2010-0260 をご覧ください。

「Microsoft Office Excel の MDXTUPLE レコードのヒープ オーバーフローの脆弱性」の問題を緩和する要素 - CVE-2010-0260:

「問題を緩和する要素」とは、設定、一般的な構成または一般的な最善策、既定の状態により、脆弱性の悪用の深刻度が低くなる可能性がある要素を指します。次の「問題を緩和する要素」は、お客様の環境で役立つ場合があります。

攻撃者がこの脆弱性を悪用した場合、ローカルのユーザーと同じユーザー権限を取得する可能性があります。システムで、アカウントのユーザー権限を低く設定している場合、管理者ユーザー権限で実行しているユーザーよりもこの脆弱性の影響が少なくなると考えられます。

Web ベースの攻撃のシナリオでは、攻撃者がこの脆弱性の悪用を意図した Web ページが含まれている Web サイトをホストする可能性があります。さらに、侵害された Web サイトおよびユーザーが提供したコンテンツまたは広告を受け入れる、またはホストしている Web サイトに特別に細工したコンテンツが含まれ、この脆弱性を悪用する可能性があります。しかし、すべての場合において、これらの Web サイトに強制的にユーザーを訪問させることはできません。その代わり、通常、攻撃者は電子メール メッセージまたはインスタント メッセンジャーのメッセージ内のリンクをクリックさせて、ユーザーを攻撃者の Web サイトに誘導し、特別に細工した Excel ファイルを表示させることが攻撃者にとっての必要条件となります。

この脆弱性は、電子メールを介して、自動的に悪用されることはありません。ユーザーが電子メール メッセージで送信された添付ファイルを開かない限り、攻撃は実行されません。

「Microsoft Office Excel の MDXTUPLE レコードのヒープ オーバーフローの脆弱性」の回避策 - CVE-2010-0260:

回避策は、設定または構成の変更を示しており、基本的な脆弱性を正すものではありませんが、更新プログラムを適用する前に既知の攻撃方法を阻止するのに役立ちます。マイクロソフトは、以下の回避策を検証し、この回避策が機能性を低下させるかどうかについて、説明の部分で述べています。

Microsoft Office 向けファイル ブロックのポリシーを使用して、未知または信頼されないソースおよび場所から Office 2003 以前の文書を開くことをブロックする

次のレジストリ スクリプトを使用してファイル ブロックのポリシーを設定することができます。

注: レジストリを不正確に変更すると、深刻な問題となり、オペレーティング システムの再インストールが必要になる可能性があります。マイクロソフトは正しくレジストリを変更しないことで起こる問題の解決を、保証することはできません。レジストリは、お客様各自の責任において変更してください。

Office 2003

Windows Registry Editor Version 5.00
[HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\11.0\Excel\Security\FileOpenBlock]
"BinaryFiles"=dword:00000001

注: Office 2003 で 'FileOpenBlock' を使用するためには、すべての最新の Office 2003 用のセキュリティ更新プログラムを適用する必要があります。

2007 Office system

Windows Registry Editor Version 5.00
[HKEY_CURRENT_USER\Software\Policies\Microsoft\Office\12.0\Excel\Security\FileOpenBlock]
"BinaryFiles"=dword:00000001

注: 2007 Microsoft Office システムで 'FileOpenBlock' を使用するためには、すべての最新の 2007 Microsoft Office system 用のセキュリティ更新プログラムを適用する必要があります。

回避策の影響: ファイル ブロックのポリシーを構成しており、サポート技術情報 922848 で説明している特別な「除外されるディレクトリ」を構成していないユーザーは、Office 2003 ファイルまたは Office 2003 の初期のバージョンまたは 2007 Microsoft Office System を開くことができなくなります。

回避策の解除方法:

Office 2003

Windows Registry Editor Version 5.00
[HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\11.0\Excel\Security\FileOpenBlock]
"BinaryFiles"=dword:00000000

2007 Office System

Windows Registry Editor Version 5.00
[HKEY_CURRENT_USER\Software\Policies\Microsoft\Office\12.0\Excel\Security\FileOpenBlock]
"BinaryFiles"=dword:00000000

未知の、または信頼されないソースからのファイルを開く時、Microsoft Office Isolated Conversion Environment (MOICE) を使用する

Microsoft Office Isolated Conversion Environment (MOICE) は、Word、Excel および PowerPoint のバイナリ フォーマット ファイルをより安全に開くことにより、Office 2003 のインストールを保護します。MOICE をインストールするためには、Office 2003 または 2007 Office system がインストールされている必要があります。

MOICE をインストールするためには Word/Excel/PowerPoint 2007 ファイル形式用 Microsoft Office 互換機能パックがインストールされている必要があります。この互換機能パックはマイクロソフト ダウンロード センターから無償でダウンロードできます。Word/Excel/PowerPoint 2007 ファイル形式用 Microsoft Office 互換機能パックをダウンロードしてください。 MOICE にはすべての Office プログラムに推奨されているすべての更新プログラムが必要です。Microsoft Update ですべての推奨される更新プログラムをインストールしてください。http://update.microsoft.com/microsoftupdate

MOICE を有効にするためには、.xls、.xlt および .xla ファイル形式の登録されたハンドラーを変更します。次の表は .xls、.xlt および .xla ファイル形式についての MOICE を有効または無効にするためのコマンドについて説明しています。

影響を受けるソフトウェアごとの脆弱性の深刻度及び最も深刻な脆弱性の影響
MOICE を有効にして、登録ハンドラーにするコマンド登録ハンドラーとして MOICE を無効にするコマンド

ASSOC .XLS=oice.excel.sheet

ASSOC .xls=Excel.Sheet.8

ASSOC .XLT=oice.excel.template

ASSOC .xlt=Excel.Template

ASSOC .XLA=oice.excel.addin

ASSOC .xla=Excel.Addin

注: Windows Vista および Windows Server 2008、Windows 7 および Windows Server 2008 R2 では、昇格されたコマンド プロンプトで上のコマンドを実行する必要があります。詳細情報は、サポート技術情報 935865 をご覧ください。

回避策の影響: MOICE に 2007 Microsoft Office System Open XML 形式に変換される Office 2003 および Office 2003 以前の文書形式は、マクロ機能を保持しなくなります。さらに、パスワードが含まれる文書、またはデジタル著作権管理 (DRM) で保護されている文書は変換できません。

信頼できない、または信頼できるソースから予期せず受け取った Excel ファイルを開いたり、保存したりしない

特別に細工されたファイルをユーザーが開いた場合、この脆弱性が悪用される可能性があります。

「Microsoft Office Excel の MDXTUPLE レコードのヒープ オーバーフローの脆弱性」のよく寄せられる質問 - CVE-2010-0260:

どのようなことが起こる可能性がありますか?
これはリモートでコードが実行される脆弱性です。攻撃者はこの脆弱性を悪用し、影響を受けるコンピューターをリモートで完全に制御する可能性があります。攻撃者は、その後、プログラムのインストール、データの表示、変更、削除、または完全なユーザー権限を持つ新たなアカウントを作成する可能性があります。

何が原因で起こりますか?
Microsoft Office Excel が特別な細工がされた Excel ファイルを開く時の Excel のファイル形式を解析する方法のため、この脆弱性が存在します。

攻撃者は、この脆弱性を悪用して何を行う可能性がありますか?
攻撃者がこの脆弱性を悪用した場合、ログオン ユーザーとして任意のコードを実行する可能性があります。ユーザーが管理者ユーザー権限でログオンしている場合、攻撃者が影響を受けるコンピューターを完全に制御する可能性があります。その後、攻撃者はプログラムのインストール、データの表示、変更、削除、または完全なユーザー権限を持つ新たなアカウントを作成する可能性があります。システムで、アカウントのユーザー権限を低く設定している場合、管理者ユーザー権限で実行しているユーザーよりもこの脆弱性の影響が少なくなると考えられます。

攻撃者はこの脆弱性をどのように悪用する可能性がありますか?
この脆弱性が悪用されるには、影響を受けるバージョンの Microsoft Office Excel で、特別に細工された Excel ファイルをユーザーが開くことが必要となります。

電子メールでの攻撃のシナリオでは、攻撃者は特別に細工された Excel ファイルをユーザーに送信し、ユーザーにそのファイルを開くよう誘導することにより、この脆弱性を悪用する可能性があります。

Web ベースの攻撃のシナリオでは、この脆弱性を悪用しようとする Office ファイルが含まれている Web サイトをホストすることが攻撃者にとっての必要条件となります。さらに、侵害された Web サイトやユーザー提供のコンテンツを受け入れる、またはホストする Web サイトには、特別に細工したコンテンツが含まれており、この脆弱性が悪用される可能性があります。攻撃者は、特別に細工した Web サイトにユーザーを強制的に訪問させることはできないと考えられます。その代わり、通常ユーザーに攻撃者の Web サイトへのリンクをクリックさせることにより、その Web サイトを訪問させ、その後、ユーザーに特別に細工された Excel ファイルを表示させることが攻撃者にとっての必要条件となります。

主にどのようなコンピューターがこの脆弱性による危険にさらされますか?
主に、ワークステーションやターミナル サーバーなど、Microsoft Office Excel を使用しているシステムが、この脆弱性による危険にさらされます。管理者がユーザーにサーバーへのログオンおよびプログラムの実行を許可している場合、サーバーが影響を受ける可能性が高くなります。しかし、セキュリティ上の最善策として、これを許可しないことを強く推奨しています。

この更新プログラムはどのように問題を修正しますか?
この更新プログラムは Microsoft Office Excel が特別に細工された Excel ファイルを解析する方法を変更することにより、この脆弱性を解決します。

このセキュリティ情報のリリース時に、この脆弱性は一般に公開されていましたか?
いいえ。マイクロソフトは信頼のおける情報元からこの脆弱性に関する情報を受けました。マイクロソフトは、このセキュリティ情報が最初に公開された際に、この脆弱性が一般に知られていたという情報は受けていませんでした。

このセキュリティ情報の公開時に、マイクロソフトはこの脆弱性が悪用されたという報告を受けていましたか?
いいえ。マイクロソフトは、このセキュリティ情報が最初にリリースされた際に、この脆弱性が一般で悪用され、お客様が攻撃されていたことを示す情報を受けていませんでした。

Microsoft Office Excel の MDXSET レコードのヒープ オーバーフローの脆弱性 - CVE-2010-0261

Microsoft Office Excel が特別に細工された Excel ファイルを処理する方法にリモートでコードが実行される脆弱性が存在します。攻撃者がこの脆弱性を悪用した場合、影響を受けるコンピューターを完全に制御する可能性があります。その後、攻撃者はプログラムのインストール、データの表示、変更、削除、または完全なユーザー権限を持つ新たなアカウントを作成する可能性があります。

Common Vulnerabilities and Exposures のリストの標準のエントリとしてこの脆弱性をご覧になるためには、CVE-2010-0261 をご覧ください。

「Microsoft Office Excel の MDXSET レコードのヒープ オーバーフローの脆弱性」の問題を緩和する要素 - CVE-2010-0261:

「問題を緩和する要素」とは、設定、一般的な構成または一般的な最善策、既定の状態により、脆弱性の悪用の深刻度が低くなる可能性がある要素を指します。次の「問題を緩和する要素」は、お客様の環境で役立つ場合があります。

攻撃者がこの脆弱性を悪用した場合、ローカルのユーザーと同じユーザー権限を取得する可能性があります。コンピューターで、アカウントのユーザー権限を低く設定している場合、管理者ユーザー権限で実行しているユーザーよりもこの脆弱性の影響が少なくなると考えられます。

Web ベースの攻撃のシナリオでは、攻撃者がこの脆弱性の悪用を意図した Web ページが含まれている Web サイトをホストする可能性があります。さらに、侵害された Web サイトおよびユーザーが提供したコンテンツまたは広告を受け入れる、またはホストしている Web サイトに特別に細工したコンテンツが含まれ、この脆弱性を悪用する可能性があります。しかし、すべての場合において、これらの Web サイトに強制的にユーザーを訪問させることはできません。 その代わり、通常、攻撃者は電子メール メッセージまたはインスタント メッセンジャーのメッセージ内のリンクをクリックさせて、ユーザーを攻撃者の Web サイトに誘導し、特別に細工した Excel ファイルを表示させることが攻撃者にとっての必要条件となります。

この脆弱性は、電子メールを介して、自動的に悪用されることはありません。ユーザーが電子メール メッセージで送信された添付ファイルを開かない限り、攻撃は実行されません。

「Microsoft Office Excel の MDXSET レコードのヒープ オーバーフローの脆弱性」の回避策 - CVE-2010-0261:

回避策は、設定または構成の変更を示しており、基本的な脆弱性を正すものではありませんが、更新プログラムを適用する前に既知の攻撃方法を阻止するのに役立ちます。マイクロソフトは、以下の回避策を検証し、この回避策が機能性を低下させるかどうかについて、説明の部分で述べています。

Microsoft Office 向けファイル ブロックのポリシーを使用して、未知または信頼されないソースおよび場所から Office 2003 以前の文書を開くことをブロックする

次のレジストリ スクリプトを使用してファイル ブロックのポリシーを設定することができます。

注: レジストリを不正確に変更すると、深刻な問題となり、オペレーティング システムの再インストールが必要になる可能性があります。マイクロソフトは正しくレジストリを変更しないことで起こる問題の解決を、保証することはできません。レジストリは、お客様各自の責任において変更してください。

Office 2003

Windows Registry Editor Version 5.00
[HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\11.0\Excel\Security\FileOpenBlock]
"BinaryFiles"=dword:00000001

注: Microsoft Office 2003 で 'FileOpenBlock' を使用するためには、すべての最新の Microsoft Office 2003 用のセキュリティ更新プログラムが適用されている必要があります。

2007 Office system

Windows Registry Editor Version 5.00
[HKEY_CURRENT_USER\Software\Policies\Microsoft\Office\12.0\Excel\Security\FileOpenBlock]
"BinaryFiles"=dword:00000001

注: 2007 Microsoft Office システムで 'FileOpenBlock' を使用するためには、すべての最新の 2007 Microsoft Office システム用のセキュリティ更新プログラムが適用されている必要があります。

回避策の影響: ファイル ブロックのポリシーを構成しており、サポート技術情報 922848 で説明している特別な「除外されるディレクトリ」を構成していないユーザーは、Office 2003 ファイルまたは Office 2003 の初期のバージョンまたは 2007 Microsoft Office System を開くことができなくなります。

回避策の解除方法:

Office 2003

Windows Registry Editor Version 5.00
[HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\11.0\Excel\Security\FileOpenBlock]
"BinaryFiles"=dword:00000000

2007 Office system

Windows Registry Editor Version 5.00
[HKEY_CURRENT_USER\Software\Policies\Microsoft\Office\12.0\Excel\Security\FileOpenBlock]
"BinaryFiles"=dword:00000000

未知の、または信頼されないソースからのファイルを開く時、Microsoft Office Isolated Conversion Environment (MOICE) を使用する

Microsoft Office Isolated Conversion Environment (MOICE) は、Word、Excel および PowerPoint のバイナリ フォーマット ファイルをより安全に開くことにより、Office 2003 のインストールを保護します。

MOICE をインストールするためには、Office 2003 または 2007 Office system がインストールされている必要があります。

MOICE をインストールするためには Word/Excel/PowerPoint 2007 ファイル形式用 Microsoft Office 互換機能パックがインストールされている必要があります。この互換機能パックはマイクロソフト ダウンロード センターから無償でダウンロードできます。

Word/Excel/PowerPoint 2007 ファイル形式用 Microsoft Office 互換機能パックをダウンロードしてください。

MOICE にはすべての Office プログラムに推奨されているすべての更新プログラムが必要です。Microsoft Update ですべての推奨される更新プログラムをインストールしてください。http://update.microsoft.com/microsoftupdate

Excel

MOICE を有効にするためには、.xls、.xlt および .xla ファイル形式の登録されたハンドラーを変更します。 次の表は .xls、.xlt および .xla ファイル形式についての MOICE を有効または無効にするためのコマンドについて説明しています。

MOICE を有効にして、登録ハンドラーにするコマンド登録ハンドラーとして MOICE を無効にするコマンド

ASSOC .XLS=oice.excel.sheet

ASSOC .xls=Excel.Sheet.8

ASSOC .XLT=oice.excel.template

ASSOC .xlt=Excel.Template

ASSOC .XLA=oice.excel.addin

ASSOC .xla=Excel.Addin

注: Windows Vista、Windows Server 2008、Windows 7 および Windows Server 2008 R2 では、昇格されたコマンド プロンプトから上記のコマンドを実行する必要があります。

MOICE に関する詳細情報は、サポート技術情報 935865 をご覧ください。

回避策の影響: MOICE に 2007 Microsoft Office System Open XML 形式に変換される Office 2003 および Office 2003 以前の文書形式は、マクロ機能を保持しなくなります。さらに、パスワードが含まれる文書、またはデジタル著作権管理 (DRM) で保護されている文書は変換できません。

信頼できない、または信頼できるソースから予期せず受け取った Excel ファイルを開いたり、保存したりしない

特別に細工されたファイルをユーザーが開いた場合、この脆弱性が悪用される可能性があります。

「Microsoft Office Excel の MDXSET レコードのヒープ オーバーフローの脆弱性」のよく寄せられる質問 - CVE-2010-0261:

どのようなことが起こる可能性がありますか?
これはリモートでコードが実行される脆弱性です。攻撃者はこの脆弱性を悪用し、影響を受けるコンピューターをリモートで完全に制御する可能性があります。攻撃者は、その後、プログラムのインストール、データの表示、変更、削除、または完全なユーザー権限を持つ新たなアカウントを作成する可能性があります。

何が原因で起こりますか?
Microsoft Office Excel が特別な細工がされた Excel ファイルを開く時の Excel のファイル形式を解析する方法のため、この脆弱性が存在します。

この脆弱性により、攻撃者は何を行う可能性がありますか?
攻撃者がこの脆弱性を悪用した場合、ログオン ユーザーとして任意のコードを実行する可能性があります。ユーザーが管理者ユーザー権限でログオンしている場合、攻撃者が影響を受けるコンピューターを完全に制御する可能性があります。その後、攻撃者はプログラムのインストール、データの表示、変更、削除、または完全なユーザー権限を持つ新たなアカウントを作成する可能性があります。コンピューターで、アカウントのユーザー権限を低く設定している場合、管理者ユーザー権限で実行しているユーザーよりもこの脆弱性の影響が少なくなると考えられます。

攻撃者はこの脆弱性をどのように悪用する可能性がありますか?
この脆弱性が悪用されるには、影響を受けるバージョンの Microsoft Office Excel で、特別に細工された Excel ファイルをユーザーが開くことが必要となります。

電子メールでの攻撃のシナリオでは、攻撃者は特別に細工された Excel ファイルをユーザーに送信し、ユーザーにそのファイルを開くよう誘導することにより、この脆弱性を悪用する可能性があります。

Web ベースの攻撃のシナリオでは、この脆弱性の悪用を意図した Excel ファイルが含まれる Web サイトをホストしていることが攻撃者にとっての必要条件となります。さらに、侵害された Web サイトやユーザー提供のコンテンツを受け入れる、またはホストする Web サイトには、特別に細工したコンテンツが含まれており、この脆弱性が悪用される可能性があります。攻撃者は、特別に細工した Web サイトにユーザーを強制的に訪問させることはできないと考えられます。その代わり、通常ユーザーに攻撃者の Web サイトへのリンクをクリックさせることにより、その Web サイトを訪問させ、その後、ユーザーに特別に細工された Excel ファイルを表示させることが攻撃者にとっての必要条件となります。

主にどのようなコンピューターがこの脆弱性による危険にさらされますか?
主に、ワークステーションやターミナル サーバーなど、Microsoft Office Excel を使用しているコンピューターが、この脆弱性による危険にさらされます。管理者がユーザーにサーバーへのログオンおよびプログラムの実行を許可している場合、サーバーが影響を受ける可能性が高くなります。しかし、セキュリティ上の最善策として、これを許可しないことを強く推奨しています。

この更新プログラムはどのように問題を修正しますか?
この更新プログラムは Microsoft Office Excel が特別に細工された Excel ファイルを解析する方法を変更することにより、この脆弱性を解決します。

このセキュリティ情報のリリース時に、この脆弱性は一般に公開されていましたか?
いいえ。マイクロソフトは信頼のおける情報元からこの脆弱性に関する情報を受けました。

このセキュリティ情報の公開時に、マイクロソフトはこの脆弱性が悪用されたという報告を受けていましたか?
いいえ。マイクロソフトは、このセキュリティ情報が最初にリリースされた際に、この脆弱性が一般で悪用され、お客様が攻撃されていたことを示す情報を受けていませんでした。

Microsoft Office Excel の FNGROUPNAME レコードの初期化されていないメモリの脆弱性 - CVE-2010-0262

Microsoft Office Excel が特別に細工された Excel ファイルを処理する方法にリモートでコードが実行される脆弱性が存在します。攻撃者がこの脆弱性を悪用した場合、影響を受けるコンピューターを完全に制御する可能性があります。その後、攻撃者はプログラムのインストール、データの表示、変更、削除、または完全なユーザー権限を持つ新たなアカウントを作成する可能性があります。

Common Vulnerabilities and Exposures のリストの標準のエントリとしてこの脆弱性をご覧になるためには、CVE-2010-0262 をご覧ください。

「Microsoft Office Excel の FNGROUPNAME レコードの初期化されていないメモリの脆弱性」の問題を緩和する要素 - CVE-2010-0262:

「問題を緩和する要素」とは、設定、一般的な構成または一般的な最善策、既定の状態により、脆弱性の悪用の深刻度が低くなる可能性がある要素を指します。次の「問題を緩和する要素」は、お客様の環境で役立つ場合があります。

攻撃者がこの脆弱性を悪用した場合、ローカルのユーザーと同じユーザー権限を取得する可能性があります。コンピューターで、アカウントのユーザー権限を低く設定している場合、管理者ユーザー権限で実行しているユーザーよりもこの脆弱性の影響が少なくなると考えられます。

Web ベースの攻撃のシナリオでは、攻撃者がこの脆弱性の悪用を意図した Web ページが含まれている Web サイトをホストする可能性があります。さらに、侵害された Web サイトおよびユーザーが提供したコンテンツまたは広告を受け入れる、またはホストしている Web サイトに特別に細工したコンテンツが含まれ、この脆弱性を悪用する可能性があります。しかし、すべての場合において、これらの Web サイトに強制的にユーザーを訪問させることはできません。 その代わり、通常、攻撃者は電子メール メッセージまたはインスタント メッセンジャーのメッセージ内のリンクをクリックさせて、ユーザーを攻撃者の Web サイトに誘導し、特別に細工した Excel ファイルを表示させることが攻撃者にとっての必要条件となります。

この脆弱性は、電子メールを介して、自動的に悪用されることはありません。ユーザーが電子メール メッセージで送信された添付ファイルを開かない限り、攻撃は実行されません。

「Microsoft Office Excel の FNGROUPNAME レコードの初期化されていないメモリの脆弱性」の回避策 - CVE-2010-0262:

回避策は、設定または構成の変更を示しており、基本的な脆弱性を正すものではありませんが、更新プログラムを適用する前に既知の攻撃方法を阻止するのに役立ちます。マイクロソフトは、以下の回避策を検証し、この回避策が機能性を低下させるかどうかについて、説明の部分で述べています。

Microsoft Office 向けファイル ブロックのポリシーを使用して、未知または信頼されないソースおよび場所から Office 2003 以前の文書を開くことをブロックする

次のレジストリ スクリプトを使用してファイル ブロックのポリシーを設定することができます。

注: レジストリを不正確に変更すると、深刻な問題となり、オペレーティング システムの再インストールが必要になる可能性があります。マイクロソフトは正しくレジストリを変更しないことで起こる問題の解決を、保証することはできません。レジストリは、お客様各自の責任において変更してください。

Office 2003

Windows Registry Editor Version 5.00
[HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\11.0\Excel\Security\FileOpenBlock]
"BinaryFiles"=dword:00000001

注: Microsoft Office 2003 で 'FileOpenBlock' を使用するためには、すべての最新の Microsoft Office 2003 用のセキュリティ更新プログラムを適用する必要があります。

2007 Office system

Windows Registry Editor Version 5.00
[HKEY_CURRENT_USER\Software\Policies\Microsoft\Office\12.0\Excel\Security\FileOpenBlock]
"BinaryFiles"=dword:00000001

注: 2007 Microsoft Office システムで 'FileOpenBlock' を使用するためには、すべての最新の 2007 Microsoft Office システム用のセキュリティ更新プログラムが適用されている必要があります。

回避策の影響: ファイル ブロックのポリシーを構成しており、サポート技術情報 922848 で説明している特別な「除外されるディレクトリ」を構成していないユーザーは、Office 2003 ファイルまたは Office 2003 の初期のバージョンまたは 2007 Microsoft Office System を開くことができなくなります。

回避策の解除方法:

Office 2003

Windows Registry Editor Version 5.00
[HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\11.0\Excel\Security\FileOpenBlock]
"BinaryFiles"=dword:00000000

2007 Office system

Windows Registry Editor Version 5.00
[HKEY_CURRENT_USER\Software\Policies\Microsoft\Office\12.0\Excel\Security\FileOpenBlock]
"BinaryFiles"=dword:00000000

未知の、または信頼されないソースからのファイルを開く時、Microsoft Office Isolated Conversion Environment (MOICE) を使用する

Microsoft Office Isolated Conversion Environment (MOICE) は、Word、Excel および PowerPoint のバイナリ フォーマット ファイルをより安全に開くことにより、Office 2003 のインストールを保護します。

MOICE をインストールするためには、Office 2003 または 2007 Office system がインストールされている必要があります。

MOICE をインストールするためには Word/Excel/PowerPoint 2007 ファイル形式用 Microsoft Office 互換機能パックがインストールされている必要があります。この互換機能パックはマイクロソフト ダウンロード センターから無償でダウンロードできます。

Word/Excel/PowerPoint 2007 ファイル形式用 Microsoft Office 互換機能パックをダウンロードしてください。

MOICE にはすべての Office プログラムに推奨されているすべての更新プログラムが必要です。Microsoft Update ですべての推奨される更新プログラムをインストールしてください。http://update.microsoft.com/microsoftupdate

Excel

MOICE を有効にするためには、.xls、.xlt および .xla ファイル形式の登録されたハンドラーを変更します。 次の表は .xls、.xlt および .xla ファイル形式についての MOICE を有効または無効にするためのコマンドについて説明しています。

MOICE を有効にして、登録ハンドラーにするコマンド登録ハンドラーとして MOICE を無効にするコマンド

ASSOC .XLS=oice.excel.sheet

ASSOC .xls=Excel.Sheet.8

ASSOC .XLT=oice.excel.template

ASSOC .xlt=Excel.Template

ASSOC .XLA=oice.excel.addin

ASSOC .xla=Excel.Addin

注: Windows Vista、Windows Server 2008、Windows 7 および Windows Server 2008 R2 では、昇格されたコマンド プロンプトから上記のコマンドを実行する必要があります。

MOICE に関する詳細情報は、サポート技術情報 935865 をご覧ください。

回避策の影響: MOICE に 2007 Microsoft Office System Open XML 形式に変換される Office 2003 および Office 2003 以前の文書形式は、マクロ機能を保持しなくなります。さらに、パスワードが含まれる文書、またはデジタル著作権管理 (DRM) で保護されている文書は変換できません。

信頼できない、または信頼できるソースから予期せず受け取った Excel ファイルを開いたり、保存したりしない

特別に細工されたファイルをユーザーが開いた場合、この脆弱性が悪用される可能性があります。

「 Microsoft Office Excel の FNGROUPNAME レコードの初期化されていないメモリの脆弱性」のよく寄せられる質問 - CVE-2010-0262:

どのようなことが起こる可能性がありますか?
これはリモートでコードが実行される脆弱性です。攻撃者はこの脆弱性を悪用し、影響を受けるコンピューターをリモートで完全に制御する可能性があります。攻撃者は、その後、プログラムのインストール、データの表示、変更、削除、または完全なユーザー権限を持つ新たなアカウントを作成する可能性があります。

何が原因で起こりますか?
Microsoft Office Excel が特別な細工がされた Excel ファイルを開く時の Excel のファイル形式を解析する方法のため、この脆弱性が存在します。

この脆弱性により、攻撃者は何を行う可能性がありますか?
攻撃者がこの脆弱性を悪用した場合、ログオン ユーザーとして任意のコードを実行する可能性があります。ユーザーが管理者ユーザー権限でログオンしている場合、攻撃者が影響を受けるコンピューターを完全に制御する可能性があります。その後、攻撃者はプログラムのインストール、データの表示、変更、削除、または完全なユーザー権限を持つ新たなアカウントを作成する可能性があります。コンピューターで、アカウントのユーザー権限を低く設定している場合、管理者ユーザー権限で実行しているユーザーよりもこの脆弱性の影響が少なくなると考えられます。

攻撃者はこの脆弱性をどのように悪用する可能性がありますか?
この脆弱性が悪用されるには、影響を受けるバージョンの Microsoft Office Excel で、特別に細工された Excel ファイルをユーザーが開くことが必要となります。

電子メールでの攻撃のシナリオでは、攻撃者は特別に細工された Excel ファイルをユーザーに送信し、ユーザーにそのファイルを開くよう誘導することにより、この脆弱性を悪用する可能性があります。

Web ベースの攻撃のシナリオでは、この脆弱性の悪用を意図した Excel ファイルが含まれる Web サイトをホストしていることが攻撃者にとっての必要条件となります。さらに、侵害された Web サイトやユーザー提供のコンテンツを受け入れる、またはホストする Web サイトには、特別に細工したコンテンツが含まれており、この脆弱性が悪用される可能性があります。攻撃者は、特別に細工した Web サイトにユーザーを強制的に訪問させることはできないと考えられます。その代わり、通常ユーザーに攻撃者の Web サイトへのリンクをクリックさせることにより、その Web サイトを訪問させ、その後、ユーザーに特別に細工された Excel ファイルを表示させることが攻撃者にとっての必要条件となります。

主にどのようなコンピューターがこの脆弱性による危険にさらされますか?
主に、ワークステーションやターミナル サーバーなど、Microsoft Office Excel を使用しているコンピューターが、この脆弱性による危険にさらされます。管理者がユーザーにサーバーへのログオンおよびプログラムの実行を許可している場合、サーバーが影響を受ける可能性が高くなります。しかし、セキュリティ上の最善策として、これを許可しないことを強く推奨しています。

この更新プログラムはどのように問題を修正しますか?
この更新プログラムは Microsoft Office Excel が特別に細工された Excel ファイルを解析する方法を変更することにより、この脆弱性を解決します。

このセキュリティ情報のリリース時に、この脆弱性は一般に公開されていましたか?
いいえ。マイクロソフトは信頼のおける情報元からこの脆弱性に関する情報を受けました。

このセキュリティ情報の公開時に、マイクロソフトはこの脆弱性が悪用されたという報告を受けていましたか?
いいえ。マイクロソフトは、このセキュリティ情報が最初にリリースされた際に、この脆弱性が一般で悪用され、お客様が攻撃されていたことを示す情報を受けていませんでした。

Microsoft Office Excel の XLSX ファイル解析のコード実行の脆弱性 - CVE-2010-0263

Microsoft Office Excel が特別に細工された Excel ファイルを処理する方法にリモートでコードが実行される脆弱性が存在します。攻撃者がこの脆弱性を悪用した場合、影響を受けるコンピューターを完全に制御する可能性があります。その後、攻撃者はプログラムのインストール、データの表示、変更、削除、または完全なユーザー権限を持つ新たなアカウントを作成する可能性があります。

Common Vulnerabilities and Exposures のリストの標準のエントリとしてこの脆弱性をご覧になるためには、CVE-2010-0263 をご覧ください。

「Microsoft Office Excel の XLSX ファイル解析のコード実行の脆弱性」の問題を緩和する要素 - CVE-2010-0263:

「問題を緩和する要素」とは、設定、一般的な構成または一般的な最善策、既定の状態により、脆弱性の悪用の深刻度が低くなる可能性がある要素を指します。次の「問題を緩和する要素」は、お客様の環境で役立つ場合があります。

攻撃者がこの脆弱性を悪用した場合、ローカルのユーザーと同じユーザー権限を取得する可能性があります。コンピューターで、アカウントのユーザー権限を低く設定している場合、管理者ユーザー権限で実行しているユーザーよりもこの脆弱性の影響が少なくなると考えられます。

Web ベースの攻撃のシナリオでは、攻撃者がこの脆弱性の悪用を意図した Web ページが含まれている Web サイトをホストする可能性があります。さらに、侵害された Web サイトおよびユーザーが提供したコンテンツまたは広告を受け入れる、またはホストしている Web サイトに特別に細工したコンテンツが含まれ、この脆弱性を悪用する可能性があります。しかし、すべての場合において、これらの Web サイトに強制的にユーザーを訪問させることはできません。 その代わり、通常、攻撃者は電子メール メッセージまたはインスタント メッセンジャーのメッセージ内のリンクをクリックさせて、ユーザーを攻撃者の Web サイトに誘導し、特別に細工した Excel ファイルを表示させることが攻撃者にとっての必要条件となります。

この脆弱性は、電子メールを介して、自動的に悪用されることはありません。ユーザーが電子メール メッセージで送信された添付ファイルを開かない限り、攻撃は実行されません。

「Microsoft Office Excel の XLSX ファイル解析のコード実行の脆弱性」の回避策 - CVE-2010-0263:

回避策は、設定または構成の変更を示しており、基本的な脆弱性を正すものではありませんが、更新プログラムを適用する前に既知の攻撃方法を阻止するのに役立ちます。マイクロソフトは、以下の回避策を検証し、この回避策が機能性を低下させるかどうかについて、説明の部分で述べています。

Microsoft Office 向けファイル ブロックのポリシーを使用して、未知または信頼されないソースおよび場所から Office 2003 以前の文書を開くことをブロックする

次のレジストリ スクリプトを使用してファイル ブロックのポリシーを設定することができます。

注: レジストリを不正確に変更すると、深刻な問題となり、オペレーティング システムの再インストールが必要になる可能性があります。マイクロソフトは正しくレジストリを変更しないことで起こる問題の解決を、保証することはできません。レジストリは、お客様各自の責任において変更してください。

Office 2003

Windows Registry Editor Version 5.00
[HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\11.0\Excel\Security\FileOpenBlock]
"BinaryFiles"=dword:00000001

注: Microsoft Office 2003 で 'FileOpenBlock' を使用するためには、すべての最新の Microsoft Office 2003 用のセキュリティ更新プログラムが適用されている必要があります。

2007 Office system

Windows Registry Editor Version 5.00
[HKEY_CURRENT_USER\Software\Policies\Microsoft\Office\12.0\Excel\Security\FileOpenBlock]
"BinaryFiles"=dword:00000001

注: 2007 Microsoft Office システムで 'FileOpenBlock' を使用するためには、すべての最新の 2007 Microsoft Office システム用のセキュリティ更新プログラムが適用されている必要があります。

回避策の影響: ファイル ブロックのポリシーを構成しており、サポート技術情報 922848 で説明している特別な「除外されるディレクトリ」を構成していないユーザーは、Office 2003 ファイルまたは Office 2003 の初期のバージョンまたは 2007 Microsoft Office System を開くことができなくなります。

回避策の解除方法:

Office 2003

Windows Registry Editor Version 5.00
[HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\11.0\Excel\Security\FileOpenBlock]
"BinaryFiles"=dword:00000000

2007 Office system

Windows Registry Editor Version 5.00
[HKEY_CURRENT_USER\Software\Policies\Microsoft\Office\12.0\Excel\Security\FileOpenBlock]
"BinaryFiles"=dword:00000000

「Microsoft Office Excel の XLSX ファイル解析のコード実行の脆弱性 」のよく寄せられる質問 - CVE-2010-0263:

どのようなことが起こる可能性がありますか?
これはリモートでコードが実行される脆弱性です。攻撃者はこの脆弱性を悪用し、影響を受けるコンピューターをリモートで完全に制御する可能性があります。攻撃者は、その後、プログラムのインストール、データの表示、変更、削除、または完全なユーザー権限を持つ新たなアカウントを作成する可能性があります。

何が原因で起こりますか?
Microsoft Office Excel が特別な細工がされた Excel ファイルを開く時の Excel のファイル形式を解析する方法のため、この脆弱性が存在します。

この脆弱性により、攻撃者は何を行う可能性がありますか?
攻撃者がこの脆弱性を悪用した場合、ログオン ユーザーとして任意のコードを実行する可能性があります。ユーザーが管理者ユーザー権限でログオンしている場合、攻撃者が影響を受けるコンピューターを完全に制御する可能性があります。その後、攻撃者はプログラムのインストール、データの表示、変更、削除、または完全なユーザー権限を持つ新たなアカウントを作成する可能性があります。コンピューターで、アカウントのユーザー権限を低く設定している場合、管理者ユーザー権限で実行しているユーザーよりもこの脆弱性の影響が少なくなると考えられます。

攻撃者はこの脆弱性をどのように悪用する可能性がありますか?
この脆弱性が悪用されるには、影響を受けるバージョンの Microsoft Office Excel で、特別に細工された Excel ファイルをユーザーが開くことが必要となります。

電子メールでの攻撃のシナリオでは、攻撃者は特別に細工された Excel ファイルをユーザーに送信し、ユーザーにそのファイルを開くよう誘導することにより、この脆弱性を悪用する可能性があります。

Web ベースの攻撃のシナリオでは、この脆弱性の悪用を意図した Excel ファイルが含まれる Web サイトをホストしていることが攻撃者にとっての必要条件となります。さらに、侵害された Web サイトやユーザー提供のコンテンツを受け入れる、またはホストする Web サイトには、特別に細工したコンテンツが含まれており、この脆弱性が悪用される可能性があります。攻撃者は、特別に細工した Web サイトにユーザーを強制的に訪問させることはできないと考えられます。その代わり、通常ユーザーに攻撃者の Web サイトへのリンクをクリックさせることにより、その Web サイトを訪問させ、その後、ユーザーに特別に細工された Excel ファイルを表示させることが攻撃者にとっての必要条件となります。

主にどのようなコンピューターがこの脆弱性による危険にさらされますか?
主に、ワークステーションやターミナル サーバーなど、Microsoft Office Excel を使用しているコンピューターが、この脆弱性による危険にさらされます。管理者がユーザーにサーバーへのログオンおよびプログラムの実行を許可している場合、サーバーが影響を受ける可能性が高くなります。しかし、セキュリティ上の最善策として、これを許可しないことを強く推奨しています。

この更新プログラムはどのように問題を修正しますか?
この更新プログラムは Microsoft Office Excel が特別に細工された Excel ファイルを解析する方法を変更することにより、この脆弱性を解決します。

このセキュリティ情報のリリース時に、この脆弱性は一般に公開されていましたか?
いいえ。マイクロソフトは信頼のおける情報元からこの脆弱性に関する情報を受けました。

このセキュリティ情報の公開時に、マイクロソフトはこの脆弱性が悪用されたという報告を受けていましたか?
いいえ。マイクロソフトは、このセキュリティ情報が最初にリリースされた際に、この脆弱性が一般で悪用され、お客様が攻撃されていたことを示す情報を受けていませんでした。

Microsoft Office Excel の DbOrParamQry レコード解析の脆弱性 - CVE-2010-0264

Microsoft Office Excel が特別に細工された Excel ファイルを処理する方法にリモートでコードが実行される脆弱性が存在します。攻撃者がこの脆弱性を悪用した場合、影響を受けるコンピューターを完全に制御する可能性があります。その後、攻撃者はプログラムのインストール、データの表示、変更、削除、または完全なユーザー権限を持つ新たなアカウントを作成する可能性があります。

Common Vulnerabilities and Exposures のリストの標準のエントリとしてこの脆弱性をご覧になるためには、CVE-2010-0264 をご覧ください。

「Microsoft Office Excel の DbOrParamQry レコード解析の脆弱性」の問題を緩和する要素 - CVE-2010-0264:

「問題を緩和する要素」とは、設定、一般的な構成または一般的な最善策、既定の状態により、脆弱性の悪用の深刻度が低くなる可能性がある要素を指します。次の「問題を緩和する要素」は、お客様の環境で役立つ場合があります。

攻撃者がこの脆弱性を悪用した場合、ローカルのユーザーと同じユーザー権限を取得する可能性があります。コンピューターで、アカウントのユーザー権限を低く設定している場合、管理者ユーザー権限で実行しているユーザーよりもこの脆弱性の影響が少なくなると考えられます。

Web ベースの攻撃のシナリオでは、攻撃者がこの脆弱性の悪用を意図した Web ページが含まれている Web サイトをホストする可能性があります。さらに、侵害された Web サイトおよびユーザーが提供したコンテンツまたは広告を受け入れる、またはホストしている Web サイトに特別に細工したコンテンツが含まれ、この脆弱性を悪用する可能性があります。しかし、すべての場合において、これらの Web サイトに強制的にユーザーを訪問させることはできません。 その代わり、通常、攻撃者は電子メール メッセージまたはインスタント メッセンジャーのメッセージ内のリンクをクリックさせて、ユーザーを攻撃者の Web サイトに誘導し、特別に細工した Excel ファイルを表示させることが攻撃者にとっての必要条件となります。

この脆弱性は、電子メールを介して、自動的に悪用されることはありません。ユーザーが電子メール メッセージで送信された添付ファイルを開かない限り、攻撃は実行されません。

「Microsoft Office Excel の DbOrParamQry レコード解析の脆弱性」の回避策 - CVE-2010-0264:

マイクロソフトは、この脆弱性の回避策を確認していません。

「Microsoft Office Excel の DbOrParamQry レコード解析の脆弱性」のよく寄せられる質問 - CVE-2010-0264:

どのようなことが起こる可能性がありますか?
これはリモートでコードが実行される脆弱性です。攻撃者はこの脆弱性を悪用し、影響を受けるコンピューターをリモートで完全に制御する可能性があります。攻撃者は、その後、プログラムのインストール、データの表示、変更、削除、または完全なユーザー権限を持つ新たなアカウントを作成する可能性があります。

何が原因で起こりますか?
Microsoft Office Excel が特別な細工がされた Excel ファイルを開く際の Excel のファイル形式を解析する方法のため、この脆弱性が存在します。

この脆弱性により、攻撃者は何を行う可能性がありますか?
攻撃者がこの脆弱性を悪用した場合、ログオン ユーザーとして任意のコードを実行する可能性があります。ユーザーが管理者ユーザー権限でログオンしている場合、攻撃者が影響を受けるコンピューターを完全に制御する可能性があります。その後、攻撃者はプログラムのインストール、データの表示、変更、削除、または完全なユーザー権限を持つ新たなアカウントを作成する可能性があります。コンピューターで、アカウントのユーザー権限を低く設定している場合、管理者ユーザー権限で実行しているユーザーよりもこの脆弱性の影響が少なくなると考えられます。

攻撃者はこの脆弱性をどのように悪用する可能性がありますか?
この脆弱性が悪用されるには、影響を受けるバージョンの Microsoft Office Excel で、特別に細工された Excel ファイルをユーザーが開くことが必要となります。

電子メールでの攻撃のシナリオでは、攻撃者は特別に細工された Excel ファイルをユーザーに送信し、ユーザーにそのファイルを開くよう誘導することにより、この脆弱性を悪用する可能性があります。

Web ベースの攻撃のシナリオでは、この脆弱性の悪用を意図した Excel ファイルが含まれる Web サイトをホストしていることが攻撃者にとっての必要条件となります。さらに、侵害された Web サイトやユーザー提供のコンテンツを受け入れる、またはホストする Web サイトには、特別に細工したコンテンツが含まれており、この脆弱性が悪用される可能性があります。攻撃者は、特別に細工した Web サイトにユーザーを強制的に訪問させることはできないと考えられます。その代わり、通常ユーザーに攻撃者の Web サイトへのリンクをクリックさせることにより、その Web サイトを訪問させ、その後、ユーザーに特別に細工された Excel ファイルを表示させることが攻撃者にとっての必要条件となります。

主にどのようなコンピューターがこの脆弱性による危険にさらされますか?
主に、ワークステーションやターミナル サーバーなど、Microsoft Office Excel を使用しているシステムが、この脆弱性による危険にさらされます。管理者がユーザーにサーバーへのログオンおよびプログラムの実行を許可している場合、サーバーが影響を受ける可能性が高くなります。しかし、セキュリティ上の最善策として、これを許可しないことを強く推奨しています。

この更新プログラムはどのように問題を修正しますか?
この更新プログラムは Microsoft Office Excel が特別に細工された Excel ファイルを解析する方法を変更することにより、この脆弱性を解決します。

このセキュリティ情報のリリース時に、この脆弱性は一般に公開されていましたか?
いいえ。マイクロソフトは信頼のおける情報元からこの脆弱性に関する情報を受けました。

このセキュリティ情報の公開時に、マイクロソフトはこの脆弱性が悪用されたという報告を受けていましたか?
いいえ。マイクロソフトは、このセキュリティ情報が最初にリリースされた際に、この脆弱性が一般で悪用され、お客様が攻撃されていたことを示す情報を受けていませんでした。

セキュリティ更新プログラムに関する情報

検出および展開ツールとガイダンス

組織のサーバー、デスクトップ、モバイル コンピューターに適用する必要があるソフトウェアおよびセキュリティ更新プログラムを管理してください。詳細情報は、TechNet 更新プログラム管理センターをご覧ください。Microsoft セキュリティ TechCenter では、製品に関するセキュリティ情報を提供しています。

セキュリティ更新プログラムは Microsoft Update および Windows Update から利用可能です。セキュリティ更新プログラムはマイクロソフト ダウンロード センターからダウンロードすることができます。「セキュリティ更新プログラム」のキーワード探索によって容易に見つけることができます。

最後に、セキュリティ更新プログラムは Microsoft Update カタログからダウンロードできます。Microsoft Update カタログは、セキュリティ更新プログラム、ドライバーおよびサービスパックなどを含むコンテンツを検索可能なカタログで、Windows Update および Microsoft Update でご利用になれます。セキュリティ番号 (例えば “MS07-036” など) を使用して検索することにより、バスケットに適用可能な更新プログラムをすべて追加することができ (異なる言語の更新プログラムを含む)、選択しているフォルダーにダウンロードできます。「Microsoft Update カタログ」の関連情報を参照するには、Microsoft Update カタログ よく寄せられる質問をご覧ください。

注: 2009 年 8 月 1 日で、マイクロソフトは Office Update および Office Update インベントリ ツールのサポートを終了しました。Microsoft Office 製品用の最新の更新プログラムを引き続き入手するためには、Microsoft Update をご利用ください。詳細情報は、Microsoft Office Update に関するよく寄せられる質問をご覧ください。

検出および展開のガイダンス

マイクロソフトは今月のセキュリティ更新プログラム向けの検出および適用のガイダンスを提供しました。このガイダンスには、IT プロフェッショナルがセキュリティ更新プログラムの検出および適用のための多様なツールの使用方法を理解するのに役立つ推奨策および情報が含まれています。詳細情報は、サポート技術情報 961747 をご覧ください。

Microsoft Baseline Security Analyzer

Microsoft Baseline Security Analyzer (MBSA) により、管理者は一般的なセキュリティの誤構成だけでなく、不足しているセキュリティ更新プログラムについても、ローカルおよびリモートのコンピューターをスキャンできます。MBSA の詳細情報については、 Microsoft Baseline Security Analyzer (MBSA) Web サイト をご覧ください。以下の表では、このセキュリティ更新プログラム用の MBSA が検出する概要を提供しています。

ソフトウェアMBSA 2.1.1

Microsoft Office XP Service Pack 3

Microsoft Office 2003 Service Pack 3

Microsoft Office 2007 Service Pack 1 および Microsoft Office 2007 Service Pack 2

Microsoft Office 2004 for Mac

不可

Microsoft Office 2008 for Mac

不可

Open XML File Format Converter for Mac

不可

Microsoft Office Excel Viewer Service Pack 1 および Microsoft Office Excel Viewer Service Pack 2

Word/Excel/PowerPoint 2007 ファイル形式用 Microsoft Office 互換機能パック Service Pack 1 および Word/Excel/PowerPoint 2007 ファイル形式用 Microsoft Office 互換機能パック Service Pack 2

Microsoft Office SharePoint Server 2007 Service Pack 1 および Microsoft Office SharePoint Server 2007 Service Pack 2 (32ビット版)

Microsoft Office SharePoint Server 2007 Service Pack 1 および Microsoft Office SharePoint Server 2007 Service Pack 2 (64ビット版)

最新バージョンの MBSA を公開しました。Microsoft Baseline Security Analyzer 2.1.1 (for IT Professionals) - 日本語でダウンロードできます。

詳細情報については、Microsoft Baseline Security Analyzer (MBSA) をご覧ください。

注: MBSA 2.1.1、Microsoft Update および Windows Server Update Services でサポートされていないレガシ製品をご使用のお客様 : レガシ ツールを使用してセキュリティ更新プログラムを包括的に検出する方法については、Microsoft Baseline Security Analyzer (MBSA) のレガシ製品のサポートの欄をご覧ください。

Windows Server Update Services

Windows Server Update Services (WSUS) を使用することにより、管理者は Windows 2000 オペレーティング システムおよびそれ以降、Office XP およびそれ以降、Windows 2000 およびそれ以降のオペレーティング システムに対する Exchange Server 2003 およびそれ以降のバージョン、SQL Server 2000 およびそれ以降のバージョン用の最新の重要な更新プログラムおよびセキュリティ更新プログラムを迅速に、かつ確実に適用することができます。Windows Server Update Services でこのセキュリティ更新プログラムを適用する方法に関する情報は、次のマイクロソフトの Web サイト をご覧ください。Windows Server Update Services 製品概要

Systems Management Server

次の表に、このセキュリティ更新プログラムについての SMS の検出および展開のまとめを記載します。

ソフトウェアSMS 2.0SMS 2003 with SUITSMS 2003 with ITMUConfiguration Manager 2007

Microsoft Office XP Service Pack 3

不可

不可

Microsoft Office 2003 Service Pack 3

不可

不可

Microsoft Office 2007 Service Pack 1 および Microsoft Office 2007 Service Pack 2

不可

不可

Office 2004 for Mac

不可

不可

不可

不可

Office 2008 for Mac

不可

不可

不可

不可

Open XML File Format Converter for Mac

不可

不可

不可

不可

Microsoft Office Excel Viewer Service Pack 1 および Microsoft Office Excel Viewer Service Pack 2

不可

不可

Word/Excel/PowerPoint 2007 ファイル形式用 Microsoft Office 互換機能パック Service Pack 1 および Word/Excel/PowerPoint 2007 ファイル形式用 Microsoft Office 互換機能パック Service Pack 2

不可

不可

Microsoft Office SharePoint Server 2007 Service Pack 1 および Microsoft Office SharePoint Server 2007 Service Pack 2 (32 ビット版)

不可

不可


下記の Microsoft Office SharePoint Server 2007 についての注意をご覧ください


下記の Microsoft Office SharePoint Server 2007 についての注意をご覧ください

Microsoft Office SharePoint Server 2007 Service Pack 1 および Microsoft Office SharePoint Server 2007 Service Pack 2 (64 ビット版)

不可

不可


下記の Microsoft Office SharePoint Server 2007 についての注意をご覧ください


下記の Microsoft Office SharePoint Server 2007 についての注意をご覧ください

SMS 2.0 および SMS 2003 では、SMS はセキュリティ更新プログラムの検出に Security Update Inventory Tool (SUIT) が含まれている SMS SUS Feature Pack (SUSFP) を使用します。詳細は、Systems Management Server 2.0 のダウンロードをご覧ください。

SMS 2003 について、SMS 2003 Inventory Tool for Microsoft Updates (ITMU) は、Microsoft Update により提供されるセキュリティ更新プログラムおよび Windows Server Update Services よりサポートされるセキュリティ更新プログラムを検出するために、SMS により使用されます。SMS 2003 ITMU に関する詳細は、次の マイクロソフトの Web サイト をご覧ください。SMS のスキャンニング ツールに関する詳細情報は、Systems Management Server 2003 (SP1) Software Update Scanning Toolsをご覧ください。詳細はSystems Management Server 2003 ダウンロードをご覧ください。

System Center Configuration Manager 2007 は更新プログラムの検出に WSUS 3.0 を使用します。Configuration Manager 2007 Software Update Management に関する詳細情報は、System Center Configuration Manager 2007 (英語情報) をご覧ください。

SMS に関する詳細情報は、次の SMS Web サイトをご覧ください。

詳細は、マイクロソフト サポート技術情報 910723「Microsoft セキュリティ更新プログラムの検出と展開の手引き」をご覧ください。

Microsoft Office SharePoint Server 2007 についての注意: 上記の検出の表は、単一サーバーの Microsoft Office SharePoint Server 2007 の展開に基づいています。検出ツールは複数のコンピューター SharePoint サーバーのある組織の一部として構成されているコンピュータで更新プログラムが適用されるかどうかは検出しません。スタンドアロンと複数のサーバーの構成の両方に更新プログラムを適用することについての詳細情報は、Office SharePoint Server 2007 のソフトウェア更新プログラムを展開する をご覧ください。

注: Office XP または Office 2003 を適用するために管理者用インストール ポイント (AIP) を使用した場合、元のベースラインから AIP を更新している場合、SMS を使用して更新プログラムを適用できない可能性があります。詳細情報については、このセクションの「Office の管理者用インストール ポイント」の欄をご覧ください。

Office の管理者用インストール ポイント

アプリケーションをサーバー ロケーションからインストールした場合、サーバー管理者は管理者アップデートでサーバー ロケーションを更新し、その更新をコンピューターに適用する必要があります。

Microsoft Office XP のサポートされているバージョンについては、製品の更新プログラムを管理者インストールポイントから適用する (英語情報) をご覧ください。更新された管理者用インストール ポイントから Office XP の元のベースライン ソースにクライアント コンピューターのソースを変更する方法に関する詳細情報は、マイクロソフト サポート技術情報 922665 をご覧ください。

注: ソフトウェアの更新プログラムを更新された管理的なイメージから中央管理する予定の場合、詳細情報は Updating Office XP Clients from a Patched Administrative Image (英語情報) をご覧ください。

Microsoft Office 2003 のサポートされているバージョンについては、Creating an Administrative Installation Point (英語情報) をご覧ください。更新された管理者用インストール ポイントから Office 2003 の元のベースライン ソースまたは Service Pack 3 (SP2) にクライアント コンピューターのソースを変更する方法に関する詳細は、マイクロソフト サポート技術情報 902349 をご覧ください。

注: ソフトウェアの更新プログラムを更新された管理的なイメージから中央管理する予定の場合、詳細情報はOffice 2003 製品の更新プログラムの配信 (英語情報) をご覧ください。

2007 Microsoft Office system のサポートされているバージョンについては、2007 Office system のネットワーク インストール ポイントを作成するをご覧ください。

注: セキュリティ更新プログラムを中央で管理する場合、Windows Server Update Services を使用してください。Windows Server Update Services を使用して、the 2007 Microsoft Office system 用のセキュリティ更新プログラムを適用するためには、次のマイクロソフトの Web サイトで詳細をご覧ください。 Windows Server Update Services 製品概要

Update Compatibility Evaluator および Application Compatibility Toolkit

更新プログラムはアプリケーションを実行するにあたり必要となる同じファイルやレジストリ設定に頻繁に書き込みを行います。これにより、非互換性の原因となったり、セキュリティ更新プログラムの適用にかかる時間が長くなる可能性があります。Application Compatibility Toolkit 5.0 (英語情報) に含まれている Update Compatibility Evaluator (英語情報) コンポーネントでインストールされているアプリケーションに対し、Windows の更新プログラムのテストおよび確認を効率化することができます。 Application Compatibility Toolkit (ACT) には、お客様の環境に Microsoft Windows Vista、Windows Update、Microsoft Security Update または Windows Internet Explorer の新しいバージョンを適用する前に、アプリケーションの互換性問題を評価するために必要なツールやドキュメントが含まれています。

セキュリティ更新プログラムの展開

影響を受けるソフトウェア

影響を受けるソフトウェアに関する特定のセキュリティ更新プログラムについての情報は、該当のリンクをご覧ください。

Excel 2002 (すべてのエディション)

参照表

次の表には、このソフトウェアのセキュリティ更新プログラムに関する情報が含まれています。追加情報については、このセクションのサブセクション「展開に関する情報」をご覧ください。

参照表
この修正を含む予定のサービスパック 

今後のこのソフトウェア向けのサービス パックは計画されていません。この問題に対する修正は今後リリースされる更新プログラムのロールアップに含まれる可能性があります。

展開 

ユーザーによる操作を必要としないインストール

OfficeXP-kb978471-FullFile-JPN /q:a

再起動しないインストール

OfficeXP-kb978471-FullFile-JPN /r:n

ログファイル

対象外

詳細

「検出および展開ツールとガイダンス」のセクションをご覧ください。機能を選択してインストールする機能については、このセクションのサブセクション「Office の機能」をご覧ください。

再起動に関する情報 

再起動の必要性

この更新プログラムは再起動の必要がない場合もあります。必要なファイルを使用中の場合、この更新プログラムは再起動が必要です。この動作が起きた場合、再起動のメッセージが表示されます。

再起動が必要になる可能性を低減する手助けとするために、このセキュリティ更新プログラムをインストールする前に、すべての影響を受けるサービスを停止し、影響を受けるファイルを使用している可能性のあるすべてのアプリケーションを閉じてください。再起動が必要となる理由に関する詳細情報は、サポート技術情報 887012 をご覧ください。

ホットパッチ

対象外

削除に関する情報 

[コントロール パネル] の [プログラムの追加と削除] を使用します。

: この更新プログラムを削除する場合、CD ドライブに Microsoft Office XP の CD を挿入するようメッセージが表示される場合があります。さらに、[コントロール パネル] の [アプリケーションの追加と削除] から更新プログラムを削除するオプションがない場合もあります。この問題について、いくつかの考えられる原因があります。削除に関する詳細情報は、サポート技術情報 903771 をご覧ください。

ファイル情報 

このセクション内のサブセクション「ファイル情報」をご覧ください。

レジストリキーの確認 

対象外

ファイル情報

このセキュリティ更新プログラムの日本語版のファイル属性は次のとおりです。

Excel 2002 のすべてのサポートされているバージョン

ファイル名バージョン日付時間サイズ

Excel.exe

10.0.6860.0

2010/01/25

16:26

9,361,232

: サポートされているバージョンおよびエディションの完全な一覧は、サポート ライフサイクル - 製品名一覧をご覧ください。サービスパックの完全な一覧は、ライフサイクル サポート対象サービスパックをご覧ください。サポート ライフサイクル ポリシーに関する詳細については、マイクロソフト サポート ライフサイクルをご覧ください。

Office の機能

次の表には、更新プログラムのために再インストールが必要な機能名の一覧が含まれています (大文字、小文字区別)。すべての機能をインストールするためには、REINSTALL=ALL、または次の機能を使用することができます。

製品名機能

PIPC1, PROPLUS, PRO, SBE, STD, STDEDU

ExcelFiles, EXCELNonBootFiles

EXCEL

ExcelFiles

: 組織内で Office 用更新プログラムを適用するための完全なリソースについて、管理された環境での管理者は Microsoft Office Desktop Applications TechCenter をご覧ください。Windows Installer Documentation (英語情報) もまた、Windows インストーラーによりサポートされるパラメータに関する追加情報を提供しています。

展開に関する情報

更新プログラムのインストール

更新プログラムは、「影響を受けるソフトウェアおよび影響を受けないソフトウェア」のセクションの適切なダウンロード リンクからインストールできます。

アプリケーションをサーバー ロケーションからインストールした場合、サーバー管理者は管理者アップデートでサーバー ロケーションを更新し、その更新をコンピューターに適用する必要があります。管理者インストール ポイントに関する詳細情報は、「検出および展開ツールとガイダンス」のサブセクションの「Office の管理者用インストールポイント」の情報を参考にしてください。

このセキュリティ更新プログラムでは、コンピューターに Windows Installer 2.0 またはそれ以降のバージョンがインストールされている必要があります。すべてのサポートされている Windows には、Windows Installer 2.0 またはそれ以降のバージョンが含まれています。

Windows インストーラーの最新バージョンをインストールするためには、次の Web サイトをご覧ください。

Windows Server 2008、 Windows Vista、Windows Server 2003 および Windows XP 用の Windows Installer 4.5 Redistributable (日本語)

Windows Server 2003、Windows XP および Windows 2000 用の Windows Installer 3.1 Redistributable (日本語)

Windows 95、Windows 98、Windows 98 SE および Windows Millennium Edition 用の Windows Installer 2.0 Redistributable

このセキュリティ情報で使用されている用語 (修正プログラムなど) に関しては、サポート技術情報 824684 をご覧ください。

このセキュリティ更新プログラムは次のセットアップ スイッチをサポートします。

サポートされているセキュリティ更新プログラムのインストールスイッチ
スイッチ説明

/q

パッケージ処理の状況を一部表示しないモード

/q:u

ユーザー Quiet モードを指定します。このモードでは、いくつかのダイアログ ボックスが表示されます

/q:a

管理者 Quiet モードを指定します。このモードでは、ダイアログ ボックスは表示されません

/t:<完全なパス>

一時フォルダーを指定

/c

インストールせずに、ファイルを解凍します。/t:<完全なパス> が指定されていない場合、ターゲット フォルダーについて確認メッセージが表示されます

/c:< 完全なパス>

作成者により定義されたインストール コマンドを上書きします。Setup.inf ファイルまたは .exe ファイルのパスおよび名前を指定します

/r:n

インストール後にコンピューターを再起動しません

/r:i

必要な場合再起動 - インストールを完了するために必要な場合はコンピューターを自動的に再起動します。(このスイッチが /q:a スイッチと使用される場合を除く)

/r:a

インストール後、常にコンピューターを再起動します

/r:s

インストール後、ユーザーにプロンプトを表示せずにコンピューターを再起動します

/n:v

バージョン チェックなし - 以前のバージョン上にプログラムをインストールします

: これらのスイッチはすべての更新プログラムで動作するわけではありません。スイッチが動作しない場合は、そのパッケージに対応した機能が必要です。また、/n:v スイッチの使用はサポートされておらず、コンピューターが起動しなくなる原因となる場合があります。インストールが正常に完了しない場合、その理由をお客様のサポート プロフェッショナルにお問い合わせください。

サポートされるインストール スイッチに関する詳細は、サポート技術情報 197147 をご覧ください。

更新プログラムが適用されたかどうかを確認する方法

Microsoft Baseline Security Analyzer

影響を受けるコンピューターにセキュリティ更新プログラムがインストールされていることを確認するために、Microsoft Baseline Security Analyzer (MBSA) ツールを使用できます。「検出および展開ツールとガイダンス」の下の “Microsoft Baseline Security Analyzer” をご覧ください。

ファイルバージョンの確認

Microsoft Windows にはいくつかのバージョンがあるため、次のステップは使用中のコンピューターにより異なる場合があります。その場合、製品の説明書をご覧ください。

1.

[スタート] をクリックし、次に [検索] をクリックします。

2.

[検索結果] のウィンドウの [検索コンパニオン] の下の [ファイルとフォルダーすべて] をクリックします。

3.

[ファイル名のすべてまたは一部] のボックスで、適切なファイル情報の表からファイル名を入力し、次に [検索] をクリックします。

4.

ファイルの一覧で、適切なファイル情報の表からファイル名を右クリックし、次に [プロパティ] をクリックします。

: インストールされているオペレーティングシステムまたはプログラムのバージョンにより、ファイル情報の表に記載されているファイルで、インストールされないものがある場合もあります。

5.

[バージョン情報] タブで、適切なファイル情報の表に記載されているバージョンと比較し、コンピューターにインストールされているファイルのバージョンを確認します。

: ファイルのバージョン以外の属性はインストール中に変更される場合があります。そのほかのファイルの属性をファイル情報の表の情報と比較することは、更新プログラムが正しくインストールされたことを確認する方法としてサポートされていません。また、ファイル名がインストール中に変更される場合があります。ファイルまたはバージョンの情報が存在しない場合、その他の方法によって更新プログラムが正しくインストールされたことを確認してください。

Excel 2003 (すべてのエディション)

参照表

次の表には、このソフトウェアのセキュリティ更新プログラムに関する情報が含まれています。追加情報については、このセクションのサブセクション「展開に関する情報」をご覧ください。

参照表
この修正を含む予定のサービスパック 

今後のこのソフトウェア向けのサービス パックは計画されていません。この問題に対する更新プログラムは今後リリースされるサービス パックまたは更新プログラムのロールアップに含まれる予定です。

展開 

ユーザーによる操作を必要としないインストール

office2003-kb978474-FullFile-JPN /q:a

再起動しないインストール

office2003-kb978474-FullFile-JPN /r:n

ログファイル

対象外

詳細

「検出および展開ツールとガイダンス」のセクションをご覧ください。機能を選択してインストールする機能については、このセクションのサブセクション「Office の機能」をご覧ください。

再起動に関する情報 

再起動の必要性

この更新プログラムは再起動の必要がない場合もあります。必要なファイルを使用中の場合、この更新プログラムは再起動が必要です。この動作が起きた場合、再起動のメッセージが表示されます。

再起動が必要になる可能性を低減する手助けとするために、このセキュリティ更新プログラムをインストールする前に、すべての影響を受けるサービスを停止し、影響を受けるファイルを使用している可能性のあるすべてのアプリケーションを閉じてください。再起動が必要となる理由に関する詳細情報は、サポート技術情報 887012 をご覧ください。

ホットパッチ

対象外

削除に関する情報 

[コントロール パネル] の [プログラムの追加と削除] を使用します。

: この更新プログラムを削除する場合、CD ドライブに Microsoft Office 2003 の CD を挿入するようメッセージが表示される場合があります。さらに、[コントロール パネル] の [アプリケーションの追加と削除] から更新プログラムを削除するオプションがない場合もあります。この問題について、いくつかの考えられる原因があります。削除に関する詳細情報は、サポート技術情報 903771 をご覧ください。

ファイル情報 

このセクション内のサブセクション「ファイル情報」をご覧ください。

レジストリキーの確認 

対象外

ファイル情報

このセキュリティ更新プログラムの日本語版のファイル属性は次のとおりです。

Excel 2003 のすべてのサポートされているバージョン

ファイル名バージョン日付時間サイズ

Excel.exe

11.0.8320.0

2010/01/06

10:06

10,352,976

: サポートされているバージョンおよびエディションの完全な一覧は、サポート ライフサイクル - 製品名一覧をご覧ください。サービスパックの完全な一覧は、ライフサイクル サポート対象サービスパックをご覧ください。サポート ライフサイクル ポリシーに関する詳細については、マイクロソフト サポート ライフサイクルをご覧ください。

Office の機能

次の表には、更新プログラムのために再インストールが必要な機能名の一覧が含まれています (大文字、小文字区別)。すべての機能をインストールするためには、REINSTALL=ALL、または次の機能を使用することができます。

製品名機能

STD11, BASIC11, PERS11, STDP11, PROI11, PRO11, PRO11SB

すべて

XLVIEW

ExcelViewer

: 組織内で Office 用更新プログラムを適用するための完全なリソースについて、管理された環境での管理者は Microsoft Office Desktop Applications TechCenter をご覧ください。Windows Installer Documentation (英語情報) もまた、Windows インストーラーによりサポートされるパラメータに関する追加情報を提供しています。

展開に関する情報

更新プログラムのインストール

更新プログラムは、「影響を受けるソフトウェアおよび影響を受けないソフトウェア」のセクションの適切なダウンロード リンクからインストールできます。

このセキュリティ更新プログラムでは、コンピューターに Windows Installer 3.1 またはそれ以降のバージョンがインストールされている必要があります。Microsoft Windows Server 2003 SP1 には、Windows Installer 3.1 またはそれ以降のバージョンが含まれます。

Windows インストーラーの最新バージョンをインストールするためには、次の Web サイトをご覧ください。

Windows Server 2008、 Windows Vista、Windows Server 2003 および Windows XP 用の Windows Installer 4.5 Redistributable (日本語)

Windows Server 2003、Windows XP および Windows 2000 用の Windows Installer 3.1 Redistributable (日本語)

Windows 95、Windows 98、Windows 98 SE および Windows Millennium Edition 用の Windows Installer 2.0 Redistributable

このセキュリティ情報で使用されている用語 (修正プログラムなど) に関しては、サポート技術情報 824684 をご覧ください。

このセキュリティ更新プログラムは次のセットアップ スイッチをサポートします。

サポートされているセキュリティ更新プログラムのインストールスイッチ
スイッチ説明

/q

パッケージ処理の状況を一部表示しないモード

/q:u

ユーザー Quiet モードを指定します。このモードでは、いくつかのダイアログ ボックスが表示されます

/q:a

管理者 Quiet モードを指定します。このモードでは、ダイアログ ボックスは表示されません

/t:<完全なパス>

一時フォルダーを指定

/c

インストールせずに、ファイルを解凍します。/t:<完全なパス> が指定されていない場合、ターゲット フォルダーについて確認メッセージが表示されます

/c:< 完全なパス>

作成者により定義されたインストール コマンドを上書きします。Setup.inf ファイルまたは .exe ファイルのパスおよび名前を指定します

/r:n

インストール後にコンピューターを再起動しません

/r:i

必要な場合再起動 - インストールを完了するために必要な場合はコンピューターを自動的に再起動します。(このスイッチが /q:a スイッチと使用される場合を除く)

/r:a

インストール後、常にコンピューターを再起動します

/r:s

インストール後、ユーザーにプロンプトを表示せずにコンピューターを再起動します

/n:v

バージョン チェックなし - 以前のバージョン上にプログラムをインストールします

: これらのスイッチはすべての更新プログラムで動作するわけではありません。スイッチが動作しない場合は、そのパッケージに対応した機能が必要です。また、/n:v スイッチの使用はサポートされておらず、コンピューターが起動しなくなる原因となる場合があります。インストールが正常に完了しない場合、その理由をお客様のサポート プロフェッショナルにお問い合わせください。

サポートされるインストール スイッチに関する詳細は、サポート技術情報 197147 をご覧ください。

更新プログラムが適用されたかどうかを確認する方法

Microsoft Baseline Security Analyzer

影響を受けるコンピューターにセキュリティ更新プログラムがインストールされていることを確認するために、Microsoft Baseline Security Analyzer (MBSA) ツールを使用できます。「検出および展開ツールとガイダンス」の下の “Microsoft Baseline Security Analyzer” をご覧ください。

ファイルバージョンの確認

Microsoft Windows にはいくつかのバージョンがあるため、次のステップは使用中のコンピューターにより異なる場合があります。その場合、製品の説明書をご覧ください。

1.

[スタート] をクリックし、次に [検索] をクリックします。

2.

[検索結果] のウィンドウの [検索コンパニオン] の下の [ファイルとフォルダーすべて] をクリックします。

3.

[ファイル名のすべてまたは一部] のボックスで、適切なファイル情報の表からファイル名を入力し、次に [検索] をクリックします。

4.

ファイルの一覧で、適切なファイル情報の表からファイル名を右クリックし、次に [プロパティ] をクリックします。

: インストールされているオペレーティングシステムまたはプログラムのバージョンにより、ファイル情報の表に記載されているファイルで、インストールされないものがある場合もあります。

5.

[バージョン情報] タブで、適切なファイル情報の表に記載されているバージョンと比較し、コンピューターにインストールされているファイルのバージョンを確認します。

: ファイルのバージョン以外の属性はインストール中に変更される場合があります。そのほかのファイルの属性をファイル情報の表の情報と比較することは、更新プログラムが正しくインストールされたことを確認する方法としてサポートされていません。また、ファイル名がインストール中に変更される場合があります。ファイルまたはバージョンの情報が存在しない場合、その他の方法によって更新プログラムが正しくインストールされたことを確認してください。

Excel (すべてのエディション)、Excel Viewer および Word、Excel および PowerPoint 2007 ファイル形式用 Microsoft Office 互換機能パック

参照表

次の表には、このソフトウェアのセキュリティ更新プログラムに関する情報が含まれています。追加情報については、このセクションのサブセクション「展開に関する情報」をご覧ください。

参照表
この修正を含む予定のサービスパック 

この問題に対する更新プログラムは今後リリースされるサービス パックまたは更新プログラムのロールアップに含まれる予定です。

展開 

ユーザーによる操作を必要としないインストール

Excel 2007:
excel2007-kb978382-fullfile-x86-glb /passive

Excel Viewer:
excelviewer2007-kb978383-fullfile-x86-glb /passive

Word/Excel/PowerPoint 2007 ファイル形式用 Microsoft Office 互換機能パック:
Office2007-kb978380-fullfile-x86-glb /passive

再起動しないインストール

Excel 2007:
excel2007-kb978382-fullfile-x86-glb /norestart

Excel Viewer:
excelviewer2007-kb978383-fullfile-x86-glb /norestart

Word/Excel/PowerPoint 2007 ファイル形式用 Microsoft Office 互換機能パック:
Office2007-kb978380-fullfile-x86-glb /norestart

ログファイル

対象外

詳細

「検出および展開ツールとガイダンス」のセクションをご覧ください。

再起動に関する情報 

再起動の必要性

この更新プログラムは再起動の必要がない場合もあります。必要なファイルを使用中の場合、この更新プログラムは再起動が必要です。この動作が起きた場合、再起動のメッセージが表示されます。

再起動が必要になる可能性を低減する手助けとするために、このセキュリティ更新プログラムをインストールする前に、すべての影響を受けるサービスを停止し、影響を受けるファイルを使用している可能性のあるすべてのアプリケーションを閉じてください。再起動が必要となる理由に関する詳細情報は、サポート技術情報 887012 をご覧ください。

ホットパッチ

対象外

削除に関する情報 

[コントロール パネル] の [プログラムの追加と削除] を使用します。

: この更新プログラムを削除する場合、CD ドライブに 2007 Microsoft Office system の CD を挿入するようメッセージが表示される場合があります。さらに、[コントロール パネル] の [アプリケーションの追加と削除] から更新プログラムを削除するオプションがない場合もあります。この問題について、いくつかの考えられる原因があります。削除に関する詳細情報は、サポート技術情報 903771 をご覧ください。

ファイル情報 

このセクション内のサブセクション「ファイル情報」をご覧ください。

レジストリキーの確認 

対象外

ファイル情報

このセキュリティ更新プログラムの日本語版のファイル属性は次のとおりです。

Microsoft Office 2007 のすべてのサポートされているエディション

ファイル名バージョン日付時間サイズ

Excel.exe

12.0.6524.5003

2010/01/15

00:57

18,343,272

Excel.man

2009/02/26

11:58

791

Xlcall32.dll

12.0.6500.5000

2009/02/26

13:09

10,120

Excel Viewer のすべてのサポートされているエディション

ファイル名バージョン日付時間サイズ

Xlview.exe

12.0.6524.5003

2010/01/13

23:49

13,227,384

Word、Excel および PowerPoint 2007 ファイル形式用 Microsoft Office 互換機能パックのすべてのサポートされているエディション

ファイル名バージョン日付時間サイズ

excelcnv.exe

12.0.6529.5000

2010/02/03

03:03

15,126,888

excelcnvpxy.dll

12.0.6500.5000

2009/02/26

18:43

71,520

: サポートされているバージョンおよびエディションの完全な一覧は、サポート ライフサイクル - 製品名一覧をご覧ください。サービスパックの完全な一覧は、ライフサイクル サポート対象サービスパックをご覧ください。サポート ライフサイクル ポリシーに関する詳細については、マイクロソフト サポート ライフサイクルをご覧ください。

展開に関する情報

更新プログラムのインストール

更新プログラムは、「影響を受けるおよび影響を受けないソフトウェア」のセクションの適切なダウンロード リンクからインストールできます。

アプリケーションをサーバー ロケーションからインストールした場合、サーバー管理者は管理者アップデートでサーバー ロケーションを更新し、その更新をコンピューターに適用する必要があります。管理者インストール ポイントに関する詳細情報は、「検出および展開ツールとガイダンス」のサブセクションの「Office の管理者用インストールポイント」の情報を参考にしてください。

このセキュリティ更新プログラムでは、コンピューターに Windows Installer 3.1 またはそれ以降のバージョンがインストールされている必要があります。Microsoft Windows Server 2003 SP1 には、Windows Installer 3.1 またはそれ以降のバージョンが含まれます。

Windows インストーラーの最新バージョンをインストールするためには、次の Web サイトをご覧ください。

Windows Server 2008、 Windows Vista、Windows Server 2003 および Windows XP 用の Windows Installer 4.5 Redistributable (日本語)

Windows Server 2003、Windows XP および Windows 2000 用の Windows Installer 3.1 Redistributable (日本語)

このセキュリティ情報で使用されている用語 (修正プログラムなど) に関しては、サポート技術情報 824684 をご覧ください。

このセキュリティ更新プログラムは次のセットアップ スイッチをサポートします。

サポートされているセキュリティ更新プログラムのインストールスイッチ
スイッチ説明

/? または /help

使用ダイアログを表示します。

/passive

無人モードを指定します。ユーザーの操作を必要としません。ユーザーには基本的な進行ダイアログが表示されますがキャンセルはできません。

/quiet

Quiet モードを指定します。パッケージ処理の状況を表示しません。

/norestart

コンピューターの再起動が必要な場合に、ユーザーに再起動を促すメッセージが表示されないようにします。

/forcerestart

再起動の必要性の有無にかかわらず、更新プログラムの適用後にコンピューターを自動的に再起動します。

/extract

インストールせずに、ファイルを解凍します。ターゲットフォルダーについてメッセージが表示されます。

/extract:<完全なパス>

パッケージの内容を <完全なパス> に展開します。<完全なパス> が指定されていない場合は、[参照] ダイアログ ボックスが表示されます。

/lang:<LCID>

更新プログラムのパッケージが特定の言語をサポートしている場合、その言語の使用を強制します。

/log:<完全なパス>

更新プログラムのインストールの詳細ログを有効にします。

: これらのスイッチを 1 つのコマンドに組み込むことができます。旧バージョンとの互換性のため、このセキュリティ更新プログラムは、セットアップ プログラムの以前のバージョンによって使用されるセットアップ スイッチもサポートしています。サポートされるインストール スイッチに関する詳細は、サポート技術情報 912203 をご覧ください。

更新プログラムが適用されたかどうかを確認する方法

Microsoft Baseline Security Analyzer

影響を受けるコンピューターにセキュリティ更新プログラムがインストールされていることを確認するために、Microsoft Baseline Security Analyzer (MBSA) ツールを使用できます。「検出および展開ツールとガイダンス」の下の “Microsoft Baseline Security Analyzer” をご覧ください。

ファイルバージョンの確認

Microsoft Windows にはいくつかのバージョンがあるため、次のステップは使用中のコンピューターにより異なる場合があります。その場合、製品の説明書をご覧ください。

1.

[スタート] をクリックし、次に [検索] をクリックします。

2.

[検索結果] のウィンドウの [検索コンパニオン] の下の [ファイルとフォルダーすべて] をクリックします。

3.

[ファイル名のすべてまたは一部] のボックスで、適切なファイル情報の表からファイル名を入力し、次に [検索] をクリックします。

4.

ファイルの一覧で、適切なファイル情報の表からファイル名を右クリックし、次に [プロパティ] をクリックします。

: インストールされているオペレーティングシステムまたはプログラムのバージョンにより、ファイル情報の表に記載されているファイルで、インストールされないものがある場合もあります。

5.

[バージョン情報] タブで、適切なファイル情報の表に記載されているバージョンと比較し、コンピューターにインストールされているファイルのバージョンを確認します。

: ファイルのバージョン以外の属性はインストール中に変更される場合があります。そのほかのファイルの属性をファイル情報の表の情報と比較することは、更新プログラムが正しくインストールされたことを確認する方法としてサポートされていません。また、ファイル名がインストール中に変更される場合があります。ファイルまたはバージョンの情報が存在しない場合、その他の方法によって更新プログラムが正しくインストールされたことを確認してください。

Office 2004 for Mac

適用に関する情報

必要条件

G3 上の Mac OS X バージョン 10.2.8 またはそれ以降のバージョン、Mac OS X 対応のプロセッサまたはそれ以降のプロセッサ

このセキュリティ更新プログラムをインストールするには、Mac OS X のユーザー アカウントは管理者特権を持っている必要があります。

更新プログラムのインストール

Microsoft ダウンロード センターから Microsoft Office 2004 for Mac 11.5.8 用の更新プログラムの適切な言語バージョンをダウンロードし、インストールします。

ウイルス対策アプリケーション、すべての Microsoft Office アプリケーション、Microsoft Messenger for Mac および Office Notifications などのすべての実行されているアプリケーションを終了します。この理由は、これらのアプリケーションがインストールを干渉する可能性があるためです。

デスクトップの [Microsoft Office 2004 for Mac 11.5.8 Update] ボリュームを開きます。このステップは自動で実行される場合もあります。

更新プロセスをスタートさせるためには、[Microsoft Office 2004 for Mac 11.5.8 Update] ボリュームのウィンドウで、[Microsoft Office 2004 for Mac 11.5.8 Update] アプリケーションをダブルクリックし、画面の説明に従います。

インストールが正常に終了すると、ハード ディスクから更新プログラムのインストーラーを削除することができます。インストールが正常に終了したことを確認するためには、「更新プログラムが正しくインストールされたかどうか確認する方法」のセクションをご覧ください。更新プログラムのインストーラーを削除するためには、まず [Microsoft Office 2004 for Mac 11.5.8 Update] ボリュームを [ごみ箱] にドラッグし、次にダウンロードしたファイルを [ごみ箱] にドラッグします。

更新プログラムが正しくインストールされたかどうか確認する方法

影響を受けるコンピューター上に、セキュリティ更新プログラムがインストールされたかどうか確認するには、以下のステップに従ってください。

1.

[Finder] で Application フォルダー (Microsoft Office 2004: Office) に移動します。

2.

ファイル [Microsoft Component Plugin] を選択します。

3.

[ファイル] メニューで [情報を見る] または [Show Info] をクリックします。

バージョン番号が 11.5.8 であれば、この更新プログラムは正常にインストールされています。

再起動の必要性

なし。

削除に関する情報

この更新プログラムはアンインストールすることができません。

その他の情報

この更新プログラムのダウンロードまたは使用における技術的な質問または問題については、Microsoft for Mac Support (英語情報) で、利用可能なサポート オプションをご覧ください。

Office 2008 for Mac

適用に関する情報

必要条件

Intel、PowerPC G5 または PowerPC G4 (500 MHz またはそれよりも高速のバージョン) プロセッサの Mac OS X バージョン 10.4.9 またはそれ以降のバージョン

このセキュリティ更新プログラムをインストールするには、Mac OS X のユーザー アカウントは管理者特権を持っている必要があります。

更新プログラムのインストール

Microsoft ダウンロード センターから Microsoft Office 2008 for Mac 12.2.4 用の更新プログラムの適切な言語バージョンをダウンロードし、インストールします。

ウイルス対策アプリケーション、すべての Microsoft Office アプリケーション、Microsoft Messenger for Mac および Office Notifications などのすべての実行されているアプリケーションを終了します。この理由は、これらのアプリケーションがインストールを干渉する可能性があるためです。

デスクトップの [Microsoft Office 2008 for Mac 12.2.4 Update] ボリュームを開きます。このステップは自動で実行される場合もあります。

更新プロセスをスタートさせるためには、Microsoft Office 2008 for Mac 12.2.4 Update ボリュームのウィンドウで、Microsoft Office 2008 for Mac 12.2.4 Update アプリケーションをダブルクリックし、画面の説明に従います。

インストールが正常に終了すると、ハード ディスクから更新プログラムのインストーラーを削除することができます。インストールが正常に終了したことを確認するためには、「更新プログラムが正しくインストールされたかどうか確認する方法」のセクションをご覧ください。更新プログラムのインストーラーを削除するためには、まず Microsoft Office 2008 for Mac 12.2.4 Update ボリュームを [ごみ箱] にドラッグし、次にダウンロードしたファイルを [ごみ箱] にドラッグします。

更新プログラムが正しくインストールされたかどうか確認する方法

影響を受けるコンピューター上に、セキュリティ更新プログラムがインストールされたかどうか確認するには、以下のステップに従ってください。

1.

[Finder] で Application フォルダー (Microsoft Office 2008: Office) に移動します。

2.

ファイル [Microsoft Component Plugin] を選択します。

3.

[ファイル] メニューで [情報を見る] または [Show Info] をクリックします。

バージョン番号が 12.2.4 であれば、この更新プログラムは正常にインストールされています。

再起動の必要性

なし。

削除に関する情報

この更新プログラムはアンインストールすることができません。

その他の情報

この更新プログラムのダウンロードまたは使用における技術的な質問または問題については、Microsoft for Mac Support (英語情報) で、利用可能なサポート オプションをご覧ください。

Open XML File Format Converter

適用に関する情報

必要条件

Intel、PowerPC G5 または PowerPC G4 (500 MHz またはそれよりも高速のバージョン) プロセッサの Mac OS X バージョン 10.4.9 またはそれ以降のバージョン

このセキュリティ更新プログラムをインストールするには、Mac OS X のユーザー アカウントは管理者特権を持っている必要があります。

更新プログラムのインストール

Microsoft ダウンロード センターから Open XML File Format Converter for Mac 1.1.4 用の更新プログラムの適切な言語バージョンをダウンロードし、インストールします。

ウイルス対策アプリケーション、すべての Microsoft Office アプリケーション、Microsoft Messenger for Mac および Office Notifications などのすべての実行されているアプリケーションを終了します。この理由は、これらのアプリケーションがインストールを干渉する可能性があるためです。

デスクトップの [Open XML File Format Converter for Mac 1.1.4] ボリュームを開きます。このステップは自動で実行される場合もあります。

更新プロセスをスタートさせるためには、Open XML File Format Converter for Mac 1.1.4 Update ボリュームのウィンドウで、Open XML File Format Converter for Mac 1.1.4 Update アプリケーションをダブルクリックし、画面の説明に従います。

インストールが正常に終了すると、ハード ディスクから更新プログラムのインストーラーを削除することができます。インストールが正常に終了したことを確認するためには、「更新プログラムが正しくインストールされたかどうか確認する方法」のセクションをご覧ください。更新プログラムのインストーラーを削除するためには、まず Open XML File Format Converter for Mac 1.1.4 Update ボリュームを [ごみ箱] にドラッグし、次にダウンロードしたファイルを [ごみ箱] にドラッグします。

更新プログラムが正しくインストールされたかどうか確認する方法

影響を受けるコンピューター上に、セキュリティ更新プログラムがインストールされたかどうか確認するには、以下のステップに従ってください。

1.

[Finder] で Application フォルダー に移動します。

2.

ファイル [XML File Format Converter] を選択します。

3.

[ファイル] メニューで [情報を見る] または [Show Info] をクリックします。

バージョン番号が 1.1.4 であれば、この更新プログラムは正常にインストールされています。

再起動の必要性

なし。

削除に関する情報

この更新プログラムはアンインストールすることができません。

その他の情報

この更新プログラムのダウンロードまたは使用における技術的な質問または問題については、Microsoft for Mac Support (英語情報) で、利用可能なサポート オプションをご覧ください。

SharePoint Server 2007 (すべてのエディション)

参照表

次の表には、このソフトウェアのセキュリティ更新プログラムに関する情報が含まれています。追加情報については、このセクションのサブセクション「展開に関する情報」をご覧ください。

参照表
この修正を含む予定のサービスパック 

今後のこのソフトウェア向けのサービス パックは計画されていません。この問題に対する更新プログラムは今後リリースされる更新プログラムのロールアップに含まれる可能性があります。

展開 

ユーザーによる操作を必要としないインストール

Microsoft Office SharePoint Server 2007 Service Pack 1 および Microsoft Office SharePoint Server 2007 Service Pack 2 (32ビット版)
office2007-kb979439-fullfile-x86-glb /passive

Microsoft Office SharePoint Server 2007 Service Pack 1 および Microsoft Office SharePoint Server 2007 Service Pack 2 (64ビット版)
office2007-kb979439-fullfile-x64-glb /passive

再起動しないインストール

Microsoft Office SharePoint Server 2007 Service Pack 1 および Microsoft Office SharePoint Server 2007 Service Pack 2 (32ビット版)
office2007-kb979439-fullfile-x86-glb /norestart

Microsoft Office SharePoint Server 2007 Service Pack 1 および Microsoft Office SharePoint Server 2007 Service Pack 2 (64ビット版)
office2007-kb979439-fullfile-x64-glb /norestart

ログファイル

対象外

詳細

「検出および展開ツールとガイダンス」のセクションをご覧ください。

再起動に関する情報 

再起動の必要性

この更新プログラムは再起動の必要がない場合もあります。必要なファイルを使用中の場合、この更新プログラムは再起動が必要です。この動作が起きた場合、再起動のメッセージが表示されます。

再起動が必要になる可能性を低減する手助けとするために、このセキュリティ更新プログラムをインストールする前に、すべての影響を受けるサービスを停止し、影響を受けるファイルを使用している可能性のあるすべてのアプリケーションを閉じてください。再起動が必要となる理由に関する詳細情報は、サポート技術情報 887012 をご覧ください。

ホットパッチ

対象外

削除に関する情報 

この更新プログラムは削除することができません。

ファイル情報 

このセクション内のサブセクション「ファイル情報」をご覧ください。

レジストリキーの確認 

対象外

ファイル情報

このセキュリティ更新プログラムの日本語版のファイル属性は次のとおりです。

サポートされており影響を受けるすべての 32 ビット エディションの Microsoft Office Share Point Server 2007 および Microsoft Office Share Point Server 2007 Service Pack 1

ファイル名バージョン日付時間サイズ

Ecscalcserver.dll.x86

12.0.6500.5000

2009/02/26

14:22

354,152

Xlcall32.dll.x86

12.0.6500.5000

2009/02/26

13:09

10,120

Xlsrv.dll.x86

12.0.6524.5003

2010/01/14

02:44

8,043,376

サポートされており影響を受けるすべての 64 ビット エディションの Microsoft Office Share Point Server 2007 および Microsoft Office Share Point Server 2007 Service Pack 1

ファイル名バージョン日付時間サイズ

Ecscalcserver.dll.x64

12.0.6500.5000

2009/02/26

14:24

354,152

Xlsrv.dll.x64

12.0.6524.5003

2010/01/14

02:40

15,077,744

: サポートされているバージョンおよびエディションの完全な一覧は、サポート ライフサイクル - 製品名一覧をご覧ください。サービスパックの完全な一覧は、ライフサイクル サポート対象サービスパックをご覧ください。サポート ライフサイクル ポリシーに関する詳細については、マイクロソフト サポート ライフサイクルをご覧ください。

展開に関する情報

更新プログラムのインストール

更新プログラムは、「影響を受けるおよび影響を受けないソフトウェア」のセクションの適切なダウンロード リンクからインストールできます。

アプリケーションをサーバー ロケーションからインストールした場合、サーバー管理者は管理者アップデートでサーバー ロケーションを更新し、その更新をコンピューターに適用する必要があります。管理者インストール ポイントに関する詳細情報は、「検出および展開ツールとガイダンス」のサブセクションの「Office の管理者用インストールポイント」の情報を参考にしてください。

このセキュリティ更新プログラムでは、コンピューターに Windows Installer 3.1 またはそれ以降のバージョンがインストールされている必要があります。Microsoft Windows Server 2003 SP1 には、Windows Installer 3.1 またはそれ以降のバージョンが含まれます。

Windows インストーラーの最新バージョンをインストールするためには、次の Web サイトをご覧ください。

Windows Server 2008、 Windows Vista、Windows Server 2003 および Windows XP 用の Windows Installer 4.5 Redistributable (日本語)

Windows Server 2003、Windows XP および Windows 2000 用の Windows Installer 3.1 Redistributable (日本語)

このセキュリティ情報で使用されている用語 (修正プログラムなど) に関しては、サポート技術情報 824684 をご覧ください。

このセキュリティ更新プログラムは次のセットアップ スイッチをサポートします。

サポートされているセキュリティ更新プログラムのインストールスイッチ
スイッチ説明

/? または /help

使用ダイアログを表示します。

/passive

無人モードを指定します。ユーザーの操作を必要としません。ユーザーには基本的な進行ダイアログが表示されますがキャンセルはできません。

/quiet

Quiet モードを指定します。パッケージ処理の状況を表示しません。

/norestart

コンピューターの再起動が必要な場合に、ユーザーに再起動を促すメッセージが表示されないようにします。

/forcerestart

再起動の必要性の有無にかかわらず、更新プログラムの適用後にコンピューターを自動的に再起動します。

/extract

インストールせずに、ファイルを解凍します。ターゲットフォルダーについてメッセージが表示されます。

/extract:<完全なパス>

パッケージの内容を <完全なパス> に展開します。<完全なパス> が指定されていない場合は、[参照] ダイアログ ボックスが表示されます。

/lang:<LCID>

更新プログラムのパッケージが特定の言語をサポートしている場合、その言語の使用を強制します。

/log:<完全なパス>

更新プログラムのインストールの詳細ログを有効にします。

: これらのスイッチを 1 つのコマンドに組み込むことができます。旧バージョンとの互換性のため、このセキュリティ更新プログラムは、セットアップ プログラムの以前のバージョンによって使用されるセットアップ スイッチもサポートしています。サポートされるインストール スイッチに関する詳細は、サポート技術情報 912203 をご覧ください。

更新プログラムが適用されたかどうかを確認する方法

Microsoft Baseline Security Analyzer

影響を受けるコンピューターにセキュリティ更新プログラムがインストールされていることを確認するために、Microsoft Baseline Security Analyzer (MBSA) ツールを使用できます。「検出および展開ツールとガイダンス」の下の “Microsoft Baseline Security Analyzer” をご覧ください。

ファイルバージョンの確認

Microsoft Windows にはいくつかのバージョンがあるため、次のステップは使用中のコンピューターにより異なる場合があります。その場合、製品の説明書をご覧ください。

1.

[スタート] をクリックし、次に [検索] をクリックします。

2.

[検索結果] のウィンドウの [検索コンパニオン] の下の [ファイルとフォルダーすべて] をクリックします。

3.

[ファイル名のすべてまたは一部] のボックスで、適切なファイル情報の表からファイル名を入力し、次に [検索] をクリックします。

4.

ファイルの一覧で、適切なファイル情報の表からファイル名を右クリックし、次に [プロパティ] をクリックします。

: インストールされているオペレーティングシステムまたはプログラムのバージョンにより、ファイル情報の表に記載されているファイルで、インストールされないものがある場合もあります。

5.

[バージョン情報] タブで、適切なファイル情報の表に記載されているバージョンと比較し、コンピューターにインストールされているファイルのバージョンを確認します。

: ファイルのバージョン以外の属性はインストール中に変更される場合があります。そのほかのファイルの属性をファイル情報の表の情報と比較することは、更新プログラムが正しくインストールされたことを確認する方法としてサポートされていません。また、ファイル名がインストール中に変更される場合があります。ファイルまたはバージョンの情報が存在しない場合、その他の方法によって更新プログラムが正しくインストールされたことを確認してください。

その他の情報

謝辞

この問題を連絡し、顧客の保護に協力して下さった下記の方に対し、マイクロソフトは深い謝意を表します。

Microsoft Office Excel のレコード メモリの破損の脆弱性 - CVE-2010-0257 を報告してくださった、VUPEN Vulnerability Research Team の Nicolas Joly 氏

Microsoft Office Excel シートのオブジェクト型の混乱の脆弱性 - CVE-2010-0258 を報告してくださった、VeriSign iDefense Labs の Sean Larsson 氏

Microsoft Office Excel の MDXTUPLE レコードのヒープ オーバーフローの脆弱性 - CVE-2010-0260 を報告してくださった、VeriSign iDefense Labs の Sean Larsson 氏

Microsoft Office Excel の MDXSET レコードのヒープ オーバーフローの脆弱性 - CVE-2010-0261 を報告してくださった、VeriSign iDefense Labs の Sean Larsson 氏

Microsoft Office Excel の FNGROUPNAME レコードの初期化されていないメモリの脆弱性 - CVE-2010-0262 を報告してくださった、VeriSign iDefense Labs の Sean Larsson 氏

Microsoft Office Excel の XLSX ファイル解析のコード実行の脆弱性 - CVE-2010-0263 を報告してくださった、Tipping PointZero Day Initiative に協力している匿名のリサーチャー

Microsoft Office Excel の DbOrParamQry レコード解析の脆弱性 - CVE-2010-0264 を報告してくださった Core Security Technologies の Damián Frizza 氏

Microsoft Active Protections Program (MAPP)

お客様のセキュリティ保護をより向上させるために、マイクロソフトは、月例のセキュリティ更新プログラムの公開に先立ち、脆弱性情報を主要なセキュリティ ソフトウェア プロバイダーに提供しています。セキュリティ ソフトウェア プロバイダーは、この脆弱性の情報を使用し、ウイルス対策、ネットワーク ベースの侵入検出システムまたはホスト ベースの侵入防止システムを介して、お客様に最新の保護環境を提供します。この様な保護環境を提供するセキュリティ ソフトウェア ベンダーの情報は、Microsoft Active Protections Program (MAPP) Partners (英語情報) に記載されている各社の Web サイトをご覧ください。

サポート

セキュリティ関連、およびセキュリティ更新プログラムに関するご質問や、ご不明な点などありましたら、マイクロソフト セキュリティ情報センターまでご連絡ください。
マイクロソフト セキュリティ情報センター

その他、製品に関するご質問は、マイクロソフト プロダクト サポートまでご連絡ください。マイクロソフトでは、お問い合わせの内容が弊社製品の不具合が原因である場合、無償またはインシデントの未消費にてサポートをご提供いたします。
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免責条項

本セキュリティ情報に含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation 及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation 及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行いません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。(Microsoft Corporation、その関連会社またはこれらの者の供給者がかかる損害の発生可能性を了知している場合を含みます。) 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。

更新履歴

2010/03/10: このセキュリティ情報ページを公開しました。

2010/03/11: このセキュリティ情報を更新し、深刻度の一覧表の Microsoft Office Excel 2003 を CVE-2010-0262 の影響を受けるソフトウェアとして修正しました。 また、Excel 2007 のパッケージ ファイル名および「概要」欄の影響を受けるソフトウェアを修正しました。 これらは、いずれも情報のみの変更です。 既にシステムを更新済みのお客様は、特別な対策を行う必要はありません。


 

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