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2010年3月10日(水) 19:25 |
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今年の春、新型インフルエンザは
去年、猛威を振るった新型インフルエンザの流行は、今年に入って収束傾向です。 去年は春に流行が始まりましたが、今年の春、再流行の恐れなどはないのでしょうか。
岡山県はこのまま状況に変化がなければ、今週中にもインフルエンザ注意報を解除する見込みです。 しかし、一方で、専門家は再流行の恐れはあると警戒しています。 岡山県健康対策課では、県内の各保健所や医療機関からインフルエンザの発生状況が報告されます。 新型インフルエンザは、去年春に世界で始めてメキシコで確認されました。 日本には5月に感染者を確認しその後、秋にかけて小中学生を中心に広がりました。 岡山県でも9月にインフルエンザ注意報、11月に警報を発令、11月下旬には1医療機関あたりの発生者数が50人を超え、感染のピークを迎えました。 今年になってしだいに患者が減り、2月末には1人を下回りました。 一時は街を歩く人の多くがマスク姿という、感染に敏感な時期がありました。 再流行について、専門家は十分可能性があるとして、次は重症化しやすい年代がターゲットになると警告します。 新型インフルエンザは、少し気温が高い状態で増える特徴があることから、今年も春から秋にかけて流行する可能性はあるとしています。 私たちがすべき予防策としては手洗い・うがいはもちろん、今後流行の様子を注意深く見ていって、兆しがあれば、ワクチン接種なども有効だということです。
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