社会

静和病院報酬不正請求裁判で 実刑判決
(静岡県)
東伊豆町の静和病院による診療報酬の巨額不正請求事件に関する裁判で、詐欺の罪に問われていた元院長に懲役6年6か月、元事務長に懲役5年6か月の実刑判決が言い渡された。判決を受けたのは東伊豆町にある静和病院の元院長 吉田晃 被告(71)と元事務長 水谷信子 被告(75)の2人。判決によると、2人は健康保険の診療報酬制度を悪用し、退職した看護師が勤務しているようにするなどして2006年4月から11月までの診療報酬、およそ8,700万円をだまし取った罪などに問われている。判決公判で片山裁判長は、「計画的で巧妙、医療制度の根幹を揺るがしかねない行為で責任は重い」として吉田被告に懲役6年6か月、水谷被告に懲役5年6か月実刑判決を言い渡した。
[ 3/10 18:20 静岡第一テレビ]