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休日夜間急病センター、常勤医師2人が決まる〜しかし看護師が不足
(3月10日付け)
紋別市は9日、4月から勤務する休日夜間急病センターの常勤医師2人が確定したことを明かにした。医師数としては、継続する非常勤医師も含めて、1年365日対応できる態勢となる。しかし看護師が不足しており、現在の看護師5人態勢のままでは診療日を増やせず、紋別医師会の協力を仰がなければならないという。紋別市では「土日の日中のみの勤務でも構いません。ブランクのある人には研修も行います」として、今月中の看護師増員に向け力を入れている。
常勤医師となることが決まったのは、いずれも東京在住の男性医師で、41歳と32歳。2人とも紋別市内に居住し、主に月曜日から木曜日までの夜間診療を担う。
41歳の医師は名古屋大学医学部出身で、米イリノイ州ノースウェスタン大学での留学経験もある。これまで慶應大学病院と埼玉県越谷市の民間病院に勤務し、平成16年から東海大学の法科大学院で法律を学びながら各地で非常勤医師を務めてきた。紋別市休日夜間急病センターでも1度勤務している。
34歳の医師は京都薬科大学と岡山大学大学院で薬学を修め、その後、高知大学医学部を卒業。市立横手病院、聖路加国際病院救急医療センター、釧路市夜間急病センターなどで専修医・非常勤医として務めたほか、昨年9月以降は東京ディズニーランドのパークドクター(園内医)として勤務。4月以降も釧路での非常勤を続ける予定という。
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