mew34
2010-03-03

根底で洒落る・I'm a thrill seeking risk taker)))

テーマ:echoes←new
東京は相変わらず曇天で寒い日が続いててすっかり引き蘢り癖がついちゃいました ><
1日の満月は月の出から天頂に昇って見えなくなるまで奇跡的に晴れてくれて窓からよく見えました
今日は晴れて暖かくなるらしいので楽しみです 寒くてももう気分は春な感じで色々盛り上がってます

さて色々と物議を醸し出すechoesですが今回は蜘蛛の糸繋がりで松岡正剛先生の初エコーを御紹介

下の画像は前のブログの最後のエントリーです たったこれだけの告知でURLすら載せておりません
それでも各界の諸先生方がわざわざこんなピグブログを見に来て下さって本当に有り難いですね♡
まだまだ御紹介しきれてない方々も多数いらっしゃいますが折りを見計らって行きたいと思います 

■Pigg Rooms Japan■-BJ 2 BJ
20091028

■春泥に不空羂索、大笑い 1339夜 2010・01・05
Q  何ですか。

A  歳末の買い出しついでに寄った東急文化村のNADiFFで見つけた一冊でね。
買ってすぐにドゥマゴのオープンカフェで熱い珈琲と煙草をやりながらさっと半分くらい眺めたあと
おとといその続きを読んだもので、ハンス・アビングの『金と芸術』(グラムブックス)という本です。
アーティストはなぜ貧乏なのかということを突き止めている(笑)。
経済社会と芸術社会の剥離をいろいろ暴いていて、ちょっとおもしろい。

Q  あいかわらず変わった本も読んでるんですね。
それで、松岡さんの今年はどんなふうになりそうですか。

A  そうだねえ、よほどラディカルか、よほど意外か、よほどパンクかという1年かな。
根底で洒落てみる」ということ。これがぼくの年頭の所感というやつかな。

Q  根底で洒落る?

A  うん、根底と洒落を同時に語るというのは、容易ではないよね。
容易ではないけれど、やっておきたい。小林秀雄(992夜)のようにとか
エミール・シオラン(23夜)のようにということではなく、ひたすら無棒玄月ふうに。
春泥不空羂索大笑い」というかな。はっはっは。

Q  なんだかよくわかりませんが(笑)、まあ、いいです。
松岡さんのことだから、何か魂胆があるんでしょう。で、千夜千冊もそうなっていくんですか。

A  いや千夜千冊は、それじゃない。
そういうラディカル・(パンク)な思想芸風をお見せするというわけにはいかない。
やっぱり連環篇は「リスク」とはいったい何かということを問うことから始めたわけだから
まだしばらくは、リスクをむやみに避けるようになってしまった現在の社会や生き方や経済思想に
あれこれ文句をつけていかなくちゃね。何もかもに賞味期限をつけすぎだよ。
そのツケ、どうするんだろうね。


Q  日本がですか。

A  うん、まずは日本がね。
ぼくはね、世の中も人生も哲学もリスキーであるほうがずっといいと思っている。
そもそもリスキーでない仏教や趣味やスポーツなんて、あるわけがないよね。
仕事だって恋愛だってむろんリスキーでしょう。だから冒険心も恋心も募るわけだ。
最近は“草食男子”という輩(やから)がふえているらしいけれど
これはたんにリスクを負いたくない、失敗したくないということだね。


Q  リスクだらけなのに、ですね。

A  むろん歴史はもともとリスクに満ちている。いまでも世の中、そのままです。太古からね。
ところが近現代史というものは、総じてはリスク回避とリスク分散ばかりをめざしてきた。
とくに保険社会と学校社会と企業社会が、そうしすぎてきたよね。
これはね、さしずめ「組織化された無責任」というもので、その波及たるや甚だしい。
そんなことばかりしたので、みんな冒険しなくなった。
危ないものには手を出さない。社会そのものが草食男子化している。

Q  みんなが決めた危ないものだけ、みんなで叩く。ノリピーとか喫煙者とか天下り官僚とか。

A  そう、そう、その通り。おかげで案の定、いまやすべからくリスク後遺症に病んでいる。
だからしばらくはそのオーバーエクステンションなお膳立てに
いちゃもんをつけておく必要があるんだね。


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リンクちゃんと踏んで頂ければechoes御覧なってる方ならすぐに御理解頂けると思います
前のブログは政治経済に興味を持って色々お勉強しながら時評をやってたんですが
根底にあるモノはこのブログも同じでね まあバカの一つ覚えみたいに唱え続けてる訳です

松岡先生とは神仏習合の件でご縁があってお付き合いさせて頂くようになったんですが
自分で言うのも何ですが私の美貌と才能に惚れないはずはない訳でw
当時寄稿された先生の御本にも1行ですけどわざわざメッセ―ジ頂いてブログでも

付師は舞台経験が豊富な万事に見通しのきくプロ中のプロで
作者・役者・演出家・演奏家の好みをいかようにも組み立てられ
かつ変更できる能力と権限をもっている
read

と評価して頂きました きちんとこのブログ読み込めている方々なら今更って話ですけどw
この辺振り返ると色々面白いんですがもう一つだけ先生のブログから引用させて頂きます

スノッブな欧米人たちの『たまには精神を凌辱されたい』と思う
例外的な気持ちであったわけなのだ
read

最後にラディカル・(パンク)って()つけさせて頂きましたが原文ではラディカル・パンク
表記になってます 家元制度のお師匠様になられたからラディカルやパンクに見えるのかも?
しれませんが決してラディカルでもパンクでもありませんので ニュートラル&ナチュラルですw
お師匠様のイスにふんぞり返ってるから

アジアの風習を渡ってきたのだから当たり前のことだが、仏像にも正座は少ない。
如来は結跏趺坐(けっかふざ)が多く、菩薩や座禅は半跏趺坐(はんかふざ)が多い。
結跏趺坐は高級アグラのようなもの、左足を右腿の上に置き
次に右足を左腿の上にのせる吉祥坐(きっしょうざ)と
その逆に右足から組む降魔坐(ごうまざ)とがあるけれど
ぼくは若いころは降魔坐が好きだったのに、それがあるときから痛くなって
いまはもっぱら吉祥坐か、半跏趺坐である。なぜだろうか。
read

こういう事になっちゃうんじゃないですか?www なぜだろうか?って先生w 
碩学の長老である先生が何をおしゃってるんですか(爆w
降魔坐ですよ 読んで字の如しでしょwww 頼みますよ先生!!

千夜千冊の連環篇ホントにこんな面白いもの無料で読めて感謝してますんで更新お待ちしております

アフィの後にもテキスト必ずあるからね

金と芸術 なぜアーティストは貧乏なのか/ハンス アビング

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CONTENT’S FUTURE ポストYouTube時代のクリエイティビティ (NT2X)/小寺 信良

¥2,205 Amazon.co.jp


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これが「クリエイティブ・コモンズ・ライセンス」のマークです
左から「クリエイティブ・コモンズ・ライセンス付き」「著者クレジット表示」
「非営利利用のみ」「改変禁止」のマークです


糞つまんない個人のブログでも眉つり上げて著作権うんぬんほざいてるアフォいますが
echoesではおなじみの内田樹先生もこうおっしゃってますよ (・∀・)
ということでコンテンツ・フューチャーの最前線!Pigg Rooms Japanよろしくお願い致しますw

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