2010年 3月 10日
受験生に喜びの春 岡大で合格発表
春からの大学生活に夢が膨らみます。岡山大学で10日、前期日程の入試の合格発表が行われ、1611人が喜びの春を迎えました。岡山大学津島キャンパスでは午後1時、職員が各学部の掲示板に合格者の受験番号を貼り出しました。時折強い雨が降るあいにくの空模様でしたが、自分の受験番号を確認した受験生たちは晴れ晴れとした表情で番号をカメラに収めていました。また掲示板の前では大学生のグループが胴上げや万歳三唱で新しい後輩を祝福していました。岡大の前期日程の入試の合格者は1611人で競争率は2.02倍でした。入学式は来月8日に行われます。

ノートルダム清心女子大学 卒業式
岡山市のノートルダム清心女子大学で10日、卒業式が行われました。式では575人の卒業生がガウンとキャップ、学位を象徴するフッドを身にまとい伝統のグースステップで厳かに入場しました。そして高木孝子学長から1人1人に卒業証書が手渡され、学士となった証としてキャップの房を左から右に移していきました。この後、高木学長が「4年間で培った教養を活かし、社会に貢献出来る存在になってください」とはなむけの言葉を贈りました。卒業生は今後、就職や大学院への進学などそれぞれの道を歩みます。

関西高校にセンバツ旗
今月21日に開幕する選抜高校野球大会に出場する岡山市の関西高校に10日、センバツ旗が贈られました。関西高校の体育館に約900人の生徒が集まってセンバツ旗の授与式が行われました。桑原五郎校長から磯本龍志主将にセンバツ旗が手渡されました。そして、磯本主将が「甲子園では精一杯のプレーをして甲子園を盛り上げます」と決意を述べました。今月21日の開会式ではセンバツ旗を手にした磯本主将を先頭にナインが入場行進します。関西高校では今月17日に壮行式を行い選手たちが甲子園に向けて出発します。

赤ちゃんと会話 ベビーサイン体験教室
まだ言葉を話せない赤ちゃんと手話やジェスチャーで会話する、ベビーサインの体験教室が10日、香川県綾川町で開かれました。ベビーサインはアメリカから広まったコミュニケーションの方法で、まだ言葉の話せない赤ちゃんと手話のような手の動きで会話するものです。体験教室はベビーサインの普及活動を行うNPO法人が開いたもので約40組の親子が参加しました。そして講師からミルクを飲みたいや食べ物を食べたいなどサインについて説明を受けました。主催したNPO法人はこのような体験教室を増やして子育てを応援したいと話していました。