このコ−ナ-では総合格闘技にまつわる未確認情報や怪しい噂、限りなく真実に近いオフレコただのガセネタ、ウソ、偽り、おおげさな表現、JAROにも相手にされないような、デマカセ、うさんくさいネタ、なんでも小耳にはさんだ情報などを、雑誌の片隅、新聞の隙間、商用ネットの暗闇から拾い上げ、当編集部の恐るべき取材力によって具体的に検証してお送りするコーナーです。胡散臭いものはより胡散臭く、確実なものはより正確に、あなたの御手元に届けます。
<このコーナーでの情報の評価基準>
真相・・・★★★★★ 団体の公式発表、広報ルートで確認した情報、筆者が直接視認した情報 新聞・TV・ラジオなど公的メディア経由の試合結果
公式情報の提供戴いている団体 RINGS修斗 慧舟会 KRS実行委員会 UFCJ 公式HPよりの情報転載を許可されている団体 PANCRASE マスコミ報道 KINGDOM その他 噂・・・★★★★ 新聞・TV・ラジオ・公式HPなど公的メディア経由の情報 ★★★ 信頼できる情報筋からの情報、公認出来ないがウラの取れている情報 ★★ ウラ取りの出来ていない情報 ★ 信用することが難しい情報、風聞、推測情報 無印 デマ、与太、悪口、想像、でっちあげ
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- 9月4日より、KINGDOM関連の情報掲載を開始しました。正式な取材開始および、団体公報との接触については現在調整中です。当面は他メディア経由の情報のみの掲載となります。あしからず。
11月6日の真相 ★★★★★ 団体の公式発表 「ルミナvsジョン・ルイス再戦決定! VTJ'97全カード発表」 ▼これまで未定であった、エリック・パーソン選手、佐藤ルミナ選手の対戦相手がそれぞれ以下のように発表された。特に、佐藤選手の対戦相手が、昨年のVTJで苦杯を舐めさせられたジョン・ルイスと決定した事で、今大会への注目度は極めて高い物となった。また、メインイベントの勝者は12月21日に開催予定のUFCJにおいて、ケビン・ジャクソン選手の保持するUFCミドル級王座への挑戦権を与えられる事になっている。
第1試合
中尾受太郎(STG横浜) vs スティーブ・ネルソン(USWFミドル級王者)
第2試合
桜井速人(総合格闘技木口道場) vs マセオ・アグア(WVC4トーナメント優勝)
第3試合
川口健二(STG横浜) vs ヤン・ロムルダー(元WKCムエタイ世界ライトヘビー級王者)
第4試合
巽宇宙(K'S FACTORY) vs ジョン・ホーキ('97ブラジリアン柔術ブルーマ級優勝)
第5試合
エリック・パーソン(USA修斗) vs カーロス・ニュートン(サバイバル柔術)
第6試合
マーク・クァー(UFC14&15ヘビー級トーナメント優勝) vs エド・デ・クライフ('95ケージファイトトーナメント優勝)
第7試合
佐藤ルミナ(K'S FACTORY) VS ジョン・ルイス(ルイス&べデーネイラス柔術)
第8試合
エンセン井上(STG大宮) vs フランク・シャムロック(元暫定キングオブパンクラシスト)
11月6日の噂 ★★ ウラ取りの出来ていない情報 「高田延彦、リングスマットで復帰戦の噂」 ▼本日発売の週刊ファイト誌の巻頭記事に、高田延彦選手の復帰戦に関する情報が掲載されている。その記事によれば、ヒクソン戦以降復帰の目処が立っていない高田選手の再起の舞台がリングスマットになるかもしれないという。最近の前田と高田の間の雪解けムードを反映した報道だが、この記事では高田個人がキングダムと選手契約を結んでいないという気になる情報も伝えている。真偽のほどは別として、高田の復帰先がキングダムとなるのか、UFCJになるのか、あるいはリングスなのかは注目に値するだろう。
11月4日の噂 ★★ ウラ取りの出来ていない情報 「ヒクソンとは三戦契約を結びたい」 ▼前田日明がヒクソンと対戦のするために交渉を進めているという話は、既に本人の口から何回も表明されており、すでに既定の事実としてなりつつあるようだが、11月4日発売の週刊プレイボーイのインタビュウにおいて、前田はこの契約を三戦連続契約にしたいという構想を語った。当初、ヒクソンとの対戦は来年九月になると言われている前田の引退試合一試合のみであると思われていたのだが、前田はヒクソンとの交渉について以下のように語っている。
「ヒクソンとの側との交渉は順調だよ。ヒクソンはファイトマネーとして1億円を要求してきた。他に、ファミリーの滞在費もリングスで負担しろとも要求している。なんやかんやで1億2、3千万ぐらいかかるんじゃないかな。今年中に前金として5千万払えとも言ってるしね。
その金はなんとか揃えてみせるよ。でもね、本当は3億円用意したいんだ。3億円払って、3試合を約束させたいんだよ。俺が1試合。で、残りの2試合を田村や山本や高阪に任せたい。
だって俺がヒクソンに勝つにしろ負けるにしろ、その1試合で終わってしまったらなんにも残らないじゃないか。俺はヒクソン戦のあとに引退するからいい。だけどリングスは続いていくんや。若い選手がヒクソンと面白い試合をせんと、なにも生み出されてこないからさ」
また、同インタビュウで、前田は引退に向かうスケジュールの一端を明かし、新日本プロレスに入門した記念日である7月7日に藤原、長州などゆかりのレスラーをゲストに迎え、都内で引退セレモニーを行いたいと語っている。その構想のなかには、高田とのエキシビジョン・マッチもふくまれているようで、ヒクソン戦を除いたとしても、来年はかなり話題の多い一年になるようだ。
11月3日の噂 ★★★★ 新聞経由の情報 「キングダム後楽園大会”新世界”結果」 ▼11・3キングダム「新世界」(後楽園ホール)の試合結果
第1試合 ◯松井 駿介 4分37秒腕ひしぎ逆十字固め 豊永 稔×
第2試合 ◯山本 健一 5分33秒 ダブルリストロック 折原 昌夫(メビウス)×
第3試合 ◯垣原 賢人 3分36秒 足首固め フェリックス・ミッチェル×
第4試合 ◯高山 善廣 7分56秒 三角締め 佐野 友飛×
第5試合 ◯桜庭 和志 1分18秒 足首固め グレッグ・ダグラス×
第6試合 ◯ 金原 弘光 8分46秒 腕ひしぎ逆十字固め 安生 洋二×
試合後、金原は「僕がトップに立ってキングダムを引っ張っていきたい。ヒクソンにはリベンジします」とマイクアピール。また、客の前には登場しなかったものの、バックステージには高田延彦がヒクソン戦後はじめてマスコミの前に現れ「あの試合が俺の力だとは思われたくない。ちゃんと力を出せればいい勝負が出来る、あるいは勝てると思う。ただ結果が全て」と語り、ヒクソンとの再戦を希望するコメントを残した。東京ドームでの試合後高田は東京を離れ、以前から患っていた腰椎ヘルニア、ヒクソン戦で傷ついたろっ骨、左腕靭帯の治療にあたっていたという。復帰プランについては白紙状態であるが、12月21日開催のUFCJに出場を打診するオファーはあったという。
11月3日の噂 ★★ ウラ取りの出来ていない情報 「PRIDE−2にホイス出場か?」 ▼11月2日付けのニューフルコンタクトHPは、ホイス・グレイシーが対戦相手不明のまま、1月18日横浜アリーナで開催予定の「PRIDE−2」と契約したと伝えている。既報の情報を総合すると、ホイスはモーリス・スミスとの対戦で大筋合意していたはずだが・・・。果たしてスミスの二カ月連続横浜アリーナVT戦が実現するのか、それとも全く新しい対戦相手が名乗りをあげるのか? 11月3日の噂 ★★ ウラ取りの出来ていない情報 「VTJ97、エリック・パーソンVSカーロス・ニュートン浮上」 ▼コンバットリストMLは、現在未定となっているVTJ97のエリック・パーソンの対戦相手に、先日コンテンダーズに参戦し、元全米大学アマレス王者クリス・バーンズを腕ひしぎでやぶった、カナダ柔術選手権優勝者カーロス・ニュートンが浮上してきたという情報を伝えている。 11月3日の噂 ★★★ 信頼できる情報筋からの情報 「UFCJでカーvsファスは無いだろう、とSEG幹部語る」 ▼11月1日付けのニューフルコンタクトHPは、SEG幹部デイビッド・アイザック氏のコメントとして以下のような内容を伝えている。まず、噂にのぼっているマーク・カーVSマルコ・ファスのカードは予定されていない。カーは恐らく今回のショーに登場するはずだが、ファスに関しては参戦しているかどうかも不明だし、カーとの対戦自体もわからないという。対戦カードについては現在編成中であり、まだ色々な可能性がある。確かなのはケビン・ジャクソンの持つミドル級王座に、VTJ’97でのエンセン井上VSフランク・シャムロック戦の勝者が挑戦するということ。ビトー・ベウフォート、タンク・アボット、マーク・カーの参戦が確定していること。ランディ・コーチャーの参戦もまたほぼ確実であろうとのこと。モーリス・スミスの保持するヘビー級タイトルヘの挑戦者は未定、などであった。 11月3日の噂 ★★★ 信頼できる情報筋からの情報 「ワールド・パンクレイション・チャンピオン・シップ結果」 ▼フランク・シャムロック、ガイ・メッツアーなどパンクラスの常連外人が参戦するオープンハンド打撃スタイルのフリーファイト大会として注目されていた、ワールド・パンクレイション・チャンピオンシップ大会の結果が判明した。ただ、これを伝えるタップアウトクルー・NHBニュースではこの内容を”エキシビジョン・マッチ”と書いており、内容がどういうものであったか、詳細は不明。プロモーターは早くも来年1月9日に次回大会開催を決めているようだ。
10月24日テキサス州ダラス、ブロンコ・ボウル・アリーナ(3000人収容)
1.×トッド・ジャスティスvsアイブス・エドワーズ○(チョークスリーパー)
2.○ジャスティン・マーティンvsリアン・アプリナリオ×(ヒールホールド)
3.○アバウディオ・ムノーツvsカールトン・ジェントリー×(判定)
4.○ジョー・ハーリー(ライオンズ・デン)vsアッシュ・ボーマン×(ヒールホールド)
5.○マイキー・バーネット(ライオンズ・デン)vsマイク・ヒップ×(ヒールホールド)
6.○ヴァーノン・ホワイト(ライオンズ・デン)vsブライアン・ガサウェイ×(ヒールホールド)
7.○ピート・ウイリアムス(ライオンズ・デン)vsランス・ランカスター×(チョークスリーパー)
8.○フランク・シャムロック(ライオンズ・デン)vsウェスリー・ガサウェイ×(チョークスリーパー)
9.○トラ・テリグマンvsリック・マティス×(ヒールホールド)
10.○ガイ・メッツアーvsポール・レイゼンビー×(チョークスリーパー)
11月1日の噂 ★★★ 信頼できる情報筋からの情報 「UFC JAPAN開催。高田ーモーリス・スミス戦実現か?」 ▼10月29日、UFCを主催するSEG社は日本で会見を開き、12月21日に開催予定のUFC日本大会について幾つかの発表を行った。日本というマーケットを十分リサーチしたらしく、カード的にはかなり豪華だが、直前変更が日常茶飯事のUFCだけに油断は出来ない。
期日:12月21日午後1時開始
会場:横浜アリーナ
予定される試合:
<ヘビー級タイトルマッチ>
モーリス・スミス vs 未定
<ヘビー級スーパーファイト>
マーク・カー vs マルコ・ファス
<ミドル級タイトルマッチ>
ケビン・ジャクソン vs(11月29日VTJエンセン井上vsフランク・シャムロック戦の勝者)
<ヘビー級トーナメント>
ビクトー・ベウフォート vs 日本人選手
タンク・アボット vs 日本人選手
チケット料金:
ロイヤルリングサイド ¥50000
スペシャルリングサイド ¥30000
ロイヤルシート ¥20000
スペシャルシート ¥10000
S席 ¥5000
A席 ¥3000 (西嶌 徹氏よりの情報)
また、31日付けの日刊スポーツ誌によれば、メインイベントのヘビー級タイトルマッチの挑戦者には、非公式ながら高田延彦選手の名前も挙がっているらしく、キングダムに対してもそのオファーが入っているという。ヒクソン戦で被った「A級戦犯」の汚名をこのチャンスに覆すことが出来るか、高田の動向が注目される。