 |
ページ更新時間:2010年03月11日(木) 02時17分
|
 |
|
 |
 |
 |
■ 中2女子自殺、市教委「悪口あった」
先月、東京・清瀬市で中学2年生の女子生徒が自殺した問題で、市の教育委員会が「うわさや悪口が一部の生徒の間であったことは事実だが、いじめがあったかは現時点で確認できない」などとする調査結果を公表しました。
この問題は、東京・清瀬市の市立中学2年の女子生徒が先月、自宅マンションから飛び降り死亡したもので、女子生徒は「学校なんか行きたくない、みんなが敵に見えるから」などと学校でのいじめをうかがわせる内容の遺書を残していました。 学校側は今月2日から5日にかけて、生徒の同級生や同じ部活の生徒、教員らに聞き取り調査を実施、市の教育委員会が10日、調査結果を公表しました。 「一方的に言葉での攻撃を受けていた様子は現時点では確認できなかったが、友人との会話の中で子ども特有のきつい言葉で悪口をいいあっているのを聞いた生徒もいたようです」(東京・清瀬市教育委員会) 教育委員会は女子生徒について、先月参加した学校のスキー合宿では「感情が高ぶって泣き出す場面もあった」などと報告しましたが、聞き取り調査の結果、「いじめがあったかは現時点でわからない」としています。 「『だれが、なにを、どうして』が抜けている。その部分が分からなければ納得できない」(女子生徒の父親) 報告を受け、女子生徒の両親は学校側に対し「今後も事実関係について調査を続けてほしい」と話しています。(10日19:45)
|
 |
|