岡山放送局

2010年3月10日 16時5分更新

岡山空港搭乗実績全国4番目


空港をつくる際の判断基準となる需要予測と実際の利用実績のデータを国土交通省が公表し、全国73空港のうち岡山空港は全国4番目に高い達成率で実績が需要予測を上回りました。

空港需要予測は、空港をつくる際の必要性を判断する基準となるもので、将来の交通量や人口の増減、それに経済動向などを元に国土交通省所管の公益法人、「運輸政策研究機構」が年間の利用者数を予測します。

国土交通省は全国97の空港のうち73の空港の需要予測と平成20年度の利用実績のデータを9日公表しました。

それによりますと、実績が予測を上回っていたのは、岡山空港など8つの空港にとどまり残りの65の空港は予測を下回っていました。

このうち岡山空港は平成18年度の需要予測が103万5000人に対し、利用実績は123万1000人と、118.9%となりました。

これは熊本空港や長崎空港、それに山形県の庄内空港に次いで全国で4番目に高い達成率となっています。

これについて県航空企画推進課は「これまで官民あげて空港の利用促進を行ってきた結果だと思う。今後も、岡山空港の利便性などをPRして利用促進を行っていきたい」と話しています。