しーた

星このブログをご覧の方へ星


アスペルガー症候群の当事者や家族・支援者に、

少しでも元気ニコニコになれるような情報を発信したい。

そんな想いで綴っています…


読む方の立場によっては、不快に感じる内容があるかもしれません。

それは、あくまでも私個人の意見であって、

アスペルガーを代表する意見ではありません。

これだけは、誤解しないでくださいねショック!


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ひらめき電球アスペルガー症候群とはひらめき電球


発達障害の一種で、知的障害のない自閉症です。

先天的に脳機能が普通の人と異なります。

そのため「できること」と「できないこと」の差がとても大きいのが特徴です。

普通の人には"なんでもないこと"ができないのに、

普通の人にはできないことを簡単にこなしてしまう、というアンバランスな人です。

基本的に感じ方が違うため、相手の意図を読みにくいのも特徴です。


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『あすぺさんの知恵袋♪』

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努力が実るまで2 (4) -バスケットボール編-

2010-03-10 11:00:00 テーマ:あすぺさんの生育過程

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私はアスペルガー症候群でしーた♪-がんばれあすぺさん094


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【補足】努力が実るまで2 -バスケットボール編- について
努力が実るまで2 (1) -バスケットボール編-

努力が実るまで2 (2) -バスケットボール編-

努力が実るまで2 (3) -バスケットボール編-



さて、前回、私は一大決心をしてバスケットボールの練習に参加することにしました。


学校の代表チームの練習ですから、参加しているのは、ほとんどがバスケットボールが好きで、腕に覚えがある運動神経抜群の猛者(?)ばかりです。


その中に、運動オンチで極端に体が弱くて体力も持久力もないドクロ私が、練習についていけるはずがありません。


バスケは、基本的に、ずーっと走っているスポーツです。ですから、基礎練習は、走ることばかり。まずは、ウォーミングアップに、コートを何週か走り、ダッシュでコートを何往復もします。走るのがおそく、持久力も俊敏性のかけらもない私は、それだけで、ぼろぼろになりました。息は完全にあがってしまってゼイゼイ…目の前はくらくら…ふらふらショック!まったく、みんなについていけません。


朦朧としながらもとにかく走りました。


1日目が終わった時点で、

「こんなん、絶対ムリや…ついていかれへん叫び

と思いました。


慣れない激しい運動でボロボロになった体を引きずるようにして、家に帰りました。家が学校から近かったのが幸いでした。そうでなければ、途中で倒れていたかもしれませんガーン


家に帰って、考えました。

「ついていかれへん…やめたほうがええんちゃうか…ガーン


けれど、自分がみんなの迷惑になっていることを考えると

「あかん!決めたんや!がんばるんや!」


やはり、"自分自身で決めたこと"というのは強いですね。

他人に無理やりやらされることであれば、何かと理由をつけてやめようとします。けれど、自分で決めたことですから、そうはいきません。


そうして、筋肉痛でボロボロの体を引きずって、練習に通い続けました。


正直なことをいうと、みんなの視線はものすごく冷たかったです。

「なんで、あんな子が練習に来てるん?」

そんな空気をひしひしと感じましたしょぼん

完全に「場違い」この上ない感じでした。

けれど、今回も、指導者に恵まれました。


学校代表のバスケの指導を担当したS先生は、こんなにヘタクソで、箸にも棒にもかからないような私に対しても、ほかの子と同じように接してくれました。動きがまずければ、きちんと指導の言葉をかけてくれました。


その言葉の中には、"あきらめのモードの雰囲気"は入っていませんでした。普通の子と同じように、よくない部分を見つけると、冷静に指摘し指導してくれました。それが、私にとっては、ものすごくうれしいことでした。もし、私の担任の先生のように、あきらめモードの態度で接されていたら、もしかしたら途中でやめていたかもしれません。


この先生は、赴任してきて間もない先生でした。

実は、もっと後になってわかったのですが、前の学校でもバスケットボールチームを指導して、大阪府下でもトップレベルのチームを作り上げたということでした。


ですから、(この後の記事にも、ときどき出てくると思いますが)とにかく、S先生は、練習に参加している全ての子供に、細かな気遣いをしてくださいました。S先生は、ヘタな子を決して邪険に扱うことはありませんでした。


やはり、トップレベルのチームを作り上げるには、単に才能のある子を選手にして、しごいて技術を磨くだけではダメなのですね。私は、この先生から、そういうことを学びました。

「私がもしも先生になることがあったら、絶対にダメな子にも平等に指導するようになろう」

と、子供心に固く決心したのを覚えています。


この想いは、後に、塾の講師になったときに活かされましたチョキ

ほんとうに、どんなに辛い経験も、無駄になるものはひとつもない。むしろ、辛い経験のほうが、後の人生に大きく役立っているように感じます。


なぜなら、弱者への気遣いができるようになるからです。


人の上に立って人をまとめる場合、こうした"弱者への気遣い"ができなければ、絶対にうまくいきません。


強者だけで物事ができると考えるのは、

ただの思い上がりなのです。


弱者として辛い目にあった人は,

そのことを身をもって知っている…

それこそが、人生では強味になるのです。


さて、このように、幸いにもよき指導者のもとで、バスケットボールの練習をできることになりました。とはいっても、練習に参加している子供達は、よい子ばかりとはかぎりません。



やはり、ここでも…しょぼん




次回へ続きます。



ボロボロになりながらも

食い下がるあすぺさんに

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