3月24日に東京で行われたプロボクシングのフライ級六回戦の試合後に倒れ、「急性硬膜下血腫」で意識不明の重体となっていた県出身プロボクサーの伊礼喜洋選手(22)が9日午前7時すぎ、入院先の国立病院東京災害医療センターで死亡した。
伊礼選手は今年、東京工科大学を卒業。ボクシング歴は3年。2000年6月にプロデビューし、01年12月には無敗のままフライ級の全日本新人王を獲得した。接近戦での打ち合いを得意とする典型的なファイターで将来を嘱望されていた。戦歴は8戦8勝(2KO)で、9戦目の試合が初の敗戦だった。
伊礼選手の所属する八王子中屋ボクシングジムの中屋広隆会長は「ファンの皆さんがホームページに寄せていただいたメッセージは伊礼に届けた。ここまで伊礼が頑張ってこれたのもみなさんのおかげだ。最後の最後までファイティングスピリッツで戦った」と支援してくれた人々に感謝した。また伊礼選手については「真摯(しんし)に闘い続ける姿を思い出す。ジム一番の練習熱心でまじめな男だった。たまにしか見せない笑顔が忘れられない」と語った。
同ジムの緊急ホームページには連日多くの激励のメールが寄せられ、これまでに約350件の回復を祈るメールが届いていた。
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