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横浜の飲酒殺傷事故、被告はアルコール依存症

2010年2月20日

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 横浜市緑区の飲食店に軽乗用車が突っ込み男性客3人が死傷した事故で、横浜地検は19日、自動車運転過失致死傷と道交法違反(酒気帯び運転)の罪で、大和市つきみ野、保険代行業小坂泰男容疑者(44)を起訴した。

 事故直後、小坂被告の呼気から1リットル当たり0・7ミリグラムのアルコールが検出され、運転時の酔いの程度が捜査の焦点となっていたが、地検は、医師が同被告をアルコール依存症と診断しているとした上で、「依存症の同被告の呼気から多くのアルコール分が検出される傾向がある」と説明。(1)運転の数時間前から飲酒せず、量も深酔いするほどでない(2)事故直前の運転中、車や歩行者の通過を待つなど的確な運転をしている―の2点から、「飲酒の影響で正常な運転が困難な状態」が要件の危険運転致死傷罪適用を見送った。

 同被告は「ブレーキを踏むつもりで、間違えてアクセルを2回踏んだ」と供述。地検によると、普段セダン型乗用車に乗る同被告が、事故当時は知人女性の軽乗用車を初めて運転し、慣れないペダル操作で事故を起こしたとみている。

 起訴状によると、小坂被告は1月29日午後5時45分ごろ、緑区鴨居で酒気を帯びた状態で軽乗用車を運転して飲食店に突っ込み、客の会社員野表茂男さん(55)を死亡させ、男性客2人に大けがを負わせたとしている。

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