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2010年3月9日(火) 19:15 |
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姉と弟2人で勝ち取った夢の大舞台
今月21日から始まる春のセンバツ高校野球大会を前にセンバツに出場する関西高校ナインを紹介します。 2回目は、チームの主砲・4番バッター植田弘樹選手です。 野球漬けの日々を送る植田選手の隣には、3歳年上、20歳の姉の姿がありました。
鏡に向かってバッティングフォームをチェックする関西の4番を務める植田弘樹選手は、県北真庭市久世町の出身です。 甲子園出場を夢見て、70キロ以上離れた名門関西への進学を決めました。 練習を終え、岡山市内のマンションに植田選手が帰宅しました。 出迎えるのは3つ年上の姉・真理奈さん岡山大学の2年生です。 植田選手の関西進学と同じタイミングで、岡山大学に進学したことから2人暮らしを始めました。 炊事や洗濯、あらゆる家事はすべて姉・真理奈さんの担当です。 真理奈さんには頭のあがらない植田選手です。 自分が毎日、野球に専念できるのは姉のおかげだと植田選手はいいます。 県北を飛び出し3度目の春に掴んだ甲子園への切符。 姉弟2人で勝ち取った夢の大舞台です。
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