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偽札犯 1人指示、1人実行 (9日19:01)
ことし1月、東北各県で偽の1万円札が使われた事件で逮捕された男2人は指示を出す役と実行する役割を分担して犯行に及んでいたことが分かりました。
偽造通貨行使の疑いで逮捕された埼玉県の村上太一容疑者と清水慶一容疑者の2人はことし1月、青森市花園2丁目の酒店でたばこ1個を買う際に偽の1万円札を使った疑いが持たれています。警察は、清水容疑者が列車で東北各県を移動する村上容疑者に電話で犯行を指示し村上容疑者が青森市や八戸市の個人商店数か所で偽札を使ったと見て捜査を進めています。これまでの村上容疑者は容疑を認めているということです。これに対し清水容疑者は関与を否定しているということです。偽札は福島、宮城、岩手のほかに埼玉県であわせて100枚以上が確認されていて、警察は2人がこれらにも関与しているとみて慎重に裏付け捜査を進めています。
 

 
英国から高レベル返還 (9日19:00)
イギリスから返還される高レベル放射性廃棄物がきょう六ヶ所村に到着し、核燃料サイクル施設に運び込まれました。
今回返還されたのは日本の原発で使い終わった核燃料をイギリスで再処理した後に出た高レベル放射性廃棄物のガラス固化体28本でイギリスからの返還は初めてとなります。廃棄物を積んだ輸送船はきょう午前9時前に六ヶ所村のむつ小川原港に到着し、船から下ろされた「キャスク」と呼ばれる大型の輸送容器1基が日本原燃の高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センターに運び込まれました。港の近くでは核燃に反対する市民グループが集会を開いて「青森県を核のゴミ捨て場にするな」と高レベル廃棄物の搬入に抗議しました。イギリスから返還される高レベル廃棄物は今後10年かけて六ヶ所村に運び込まれます。日本原燃の貯蔵センターはすでにフランスから返還された高レベルガラス固化体1310本を貯蔵しています。
 

 
弘前相馬市長 陳謝 (9日18:59)
弘前市の生活福祉課に勤務する男性職員が生活保護世帯から預かった金を不適切に処理し一部を着服していた問題で弘前市の相馬市長は、きょう、議会で陳謝しました。
この問題は、弘前市生活福祉課の50代の男性職員が、生活保護を受けていた世帯から預かっていた市へ返還する金420万円あまりを市役所の金庫から持ち出し、不適切に処理していたうえ一部を着服していたと云うものです。この問題で、弘前市の相馬市長はきょう開かれた市議会で議員や市民に陳謝しました。弘前市は、今回の問題で金庫に入っていた金が紛失していることなどから弘前警察署や弁護士とも相談し「告訴」も視野に入れて対応することにしています。
 

 
黒石鳴海市長 出馬表明 (9日18:58)
黒石市の鳴海広道市長はきょう、今年6月に行われる市長選挙に出馬する意向を明らかにしました。
これは、きょう開かれた黒石市議会で議員の質問に答えたものです。この中で、鳴海市長は3期12年にわたってアクアリゾートパーク構想の白紙撤回や行財政改革などを進め、50億円の経費を節約してきたと実績を強調した上で「5年後までに財政赤字を解消することなど課題が残っている」として次の市長選挙への出馬を表明しました。黒石市長選挙は、6月13日に告示されますが出馬の意向を示したのは鳴海市長が初めてです。
 

 
労使雇用確保で一致 (9日18:56)
連合青森と県経営者協会が新年度の賃金などを決める春の労使交渉を行いましたが経営者側は、雇用の確保が最重要課題だとして賃上げについては踏み込んだ回答はありませんでした。
連合青森は、先月、県経営者協会にベースアップの要求を行わず5200円以上の賃金アップを要求しています。きょうの労使交渉で県経営者協会の井畑明男会長は「支払い能力を超える賃金は企業の存続を危うくする」として踏み込んだ回答はしませんでした。交渉では、双方が雇用の確保が最重要課題だとして雇用の維持・創出のために協力することで一致しました。
 

 
アンテナショップ商談 (9日12:11)
東北新幹線の全線開業を前に県産品の販路を広げようと、青森市で販売店と企業が参加して商談会が開かれています。
この商談会は、12月に迫った新青森駅の開業に向け、県産食材を使ったみやげ物の販路を拡大しようと県物産協会などが企画しました。会場には、県内や首都圏で県産品を販売している8つのアンテナショップがブースを構えていて、企業の担当者が持ってきた商品の味を確めたり販売方法や数量について意見を交わしたりしています。主催者によりますと、きょう1日で45の企業から120の商品が紹介され、早ければきょうにも商談が成立するということです。
 

 
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