(平成12年9月27日)

中川秀直官房長官の薬物疑惑

 中川秀直官房長官の不倫スキャンダルに絡み、ある民族団体幹部が、科学技術庁長官在職当時の同長官にあてた内容証明のコピーが、夕刊紙に掲載されたが、これは、不倫スキャンダルが発覚する前から永田町界隈に流れていたものだ。

ここに当時、これを手にしたマスコミ関係者が触れることができなかった事実がある。 それは、薬物疑惑。

ことの真偽については判断がつかないがこの内容証明の全文を載せる。


 (縦書き原文を横書きにしており「実名」以外は原文のままです。)

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前略
 中川先生におかれましては、益々御健勝の事と拝察し、お喜び申上げます。
私くし事で誠に恐縮とは思いますが一筆啓上させて頂きます。
私は、貴殿とは広島県の呉市で何度か食事をし、選挙も票の売収までして協力したことは、承知している事と思います。 しかし、そういう私に対して、一度ならず二度までも侮辱されたのでは見過ごす訳にはいきません。 よって、平成八年十月十八日までに以下の件について回答願います。

 (1)中川秀直先生と、「M・T」こと「O・N」(昭・四四・七・二八生)が月々一五〇万円の手当てで、赤坂パークビルヂング二四一二号室で関係していた事。
 (2)(1)件で私がマスコミを行かせたという事。
 (3)北朝鮮に、日本政府の要人として出発する当日の朝まで彼女を追い掛け回し、彼女の携帯電話に何度も電話をし、又朝六時〜七時まで彼女と会っていて、当日朝七時の全日空ホテルの集合に遅れた事。
 (4)彼女が覚醒剤中毒であるのを知っていながらなんの処置もせず、あまつさえ貴殿も一緒に覚醒剤をうち、赤坂パークビルヂングの物置部屋に覚醒剤を隠し持っていた事。
 (5)赤坂パークビルヂング二四一二号室のベットの横にあった膨大なファイルは、立場を利用した恐喝の資料である事。
 (6)彼女がアークタワーズ一四〇八号を借りるにあたって、私を保証人にさせ、その部屋に出入りしていた事。

以上の件について事実かどうか返答ねがいます。 なき場合は事実として受け取りますので、ご了承下さい。

平成八年十月十四日
千代田区霞が関二 - 二 - 一                            早々

中川秀直先生
科学技術庁長官
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