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大学志願者、明治が初の首位 11年トップの早稲田抜く

2010年3月9日23時8分

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 明治大の志願者数が、11年連続トップだった早稲田大を抜き、初めて首位になった。明大広報課は9日、「初の日本一。新学部設立や就職支援の取り組み、入試改革が受験生の支持を得た」とアピールした。

 2010年度一般入試の志願者数は、明大が前年度比9464人増の11万5700人。一方、早大は5651人減の11万5515人と、僅差(きんさ)だが、明大が早大を185人上回った。

 明大は07年度から複数学部に出願できる「全学部統一入試」を開始。10年度も科目数を減らしたセンター試験利用入試を導入していた。教育情報会社、大学通信(東京都千代田区)の安田賢治ゼネラルマネジャーは「明大の改革に加え、不況で浪人を避けようという安全志向が高まり、記念受験もやめる堅実志向も見て取れる」と分析する。

 実際、早大のほか、慶応大も10年度は1629人志願者を減らしたが、中堅校は、おおむね増やしているという。99年度に日本大を抜いて以来のトップだった早大広報課は「志願者数を競っているわけではないので、特に言うことはありません」と話した。

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