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ページ更新時間:2010年03月09日(火) 18時13分
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■ 機長判断介入、スカイマークに厳重注意
スカイマークの社長らが体調不良の客室乗務員を交代させようとした機長の判断に介入し、機長を替えて運航させたとして、国土交通省は、社長らに対し厳重注意を行いました。
厳重注意を受けたのは、スカイマークの西久保慎一社長と、安全統括管理者の井出隆司会長です。 国土交通省によりますと、先月5日、羽田から福岡に向かうスカイマーク17便で出発前の健康チェックの際に客室乗務員の1人が風邪により声が出にくい状態だと分かりました。 機長は、緊急時の乗客の誘導作業などに支障があると判断し、乗務員を交代させようとしましたが、羽田空港に居合わせた西久保社長らはそのまま運航するよう求め、機長を交代させた上で17便を運航させたということです。 国交省は、運航の安全を確保しなくてはならない機長の判断を尊重せず、交代させたのは運航規定違反にあたるとしています。 「(Q.機長の交代を認めなかった理由は?)・・・」(スカイマーク・西久保慎一社長) スカイマークは、「パイロットの精神に反する」としてこの機長をその日のうちに解雇していて、「判断は間違っていない」としています。(09日17:38)
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