帰国交渉求める書簡伝達へ 鳩山政権によど号犯【北京共同】日航機「よど号」を乗っ取り、北朝鮮に在住している元赤軍派メンバーの代理人、山中幸男・救援連絡センター事務局長は9日、メンバーが鳩山由紀夫政権に対し、帰国交渉に応じるよう求める書簡を4月にも伝達する準備を進めていることを明らかにした。4日間の訪朝を終え帰国する際、経由地の北京で共同通信などに話した。 山中事務局長によると、よど号事件の容疑者4人は、帰国して裁判を受け、事件について決着を図るという立場に変わりはない。しかし、魚本(旧姓安部)公博容疑者(61)と現在も北朝鮮に残るメンバーの妻2人が日本人拉致に関連して国際手配されていることについては「無関係」と帰国に先立つ撤回を要求、調査には応じるとしている。 書簡にはこうした帰国の意向と手配撤回の主張が盛り込まれる見通し。 【共同通信】
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