C-C-B「Romanticは止められない」特集
今から23年前の1985年。ピンクや紫のカラフルな髪で「Romanticが止まらない」の大ヒットを飛ばしたロックバンド C-C-B。デビューはそれより前の1982年。渡辺英樹、笠浩二、関口誠人の3人でCoconut Boys (ココナッツボーイズ)としてスタート。メンバー2名加入後、「Romanticが止まらない」のリリースに合わせ、バンド名をC-C-Bに変更。その後、「Lucky Chanceをもう一度」「空想Kiss」などのヒット曲を連発したが、「ないものねだりのI Want You」を最後に関口誠人が脱退。メンバー4人で2年ほど活動したが、1989年の「Love is Magic」を最後にC-C-Bは解散となった。
解散後も「Romanticが止まらない」がドラマやメディアで取り上げられるなど、度々注目され暫定的な再結成もされたが、2008年の今年、正式に再結成し、アルバム「Romanticは止められない」をリリース。「Romanticが止まらない」の2008年バージョンのほか、Wham!やDONNA SUMMER、YESなど懐かしの洋楽カバーも多数収録。
現在は、メンバーも“非常に楽しい”と語るライブツアー中。常に進化し続けるC-C-Bからメッセージ&インタビューをお届け!
C-C-B スペシャルインタビュー
goo:1985年発売の「Romanticが止まらない」から23年経っていますが、今回、正式に再結成されたキッカケを教えてください。
関口誠人(C-C-B):曲がメディアがたびたび取り上げられ、機運がたかまり、メンバー内でも“それじゃやってみようか”ということになりました。
goo:ここ数年、「Romanticが止まらない」がTVドラマ「電車男」の劇中で使われていたり、ボクシングの内藤選手登場曲だったり、とあちらこちらで流れていましたよね。どんな心境でしたか?
関口誠人(C-C-B):“チャンス!”という気持ちと、“大丈夫かな?”という不安も入りまじった複雑な心境でした。
goo:特に「SMAP×SMAP」での“C-C-B吾郎”は番組での登場回数も多いですが・・・?
関口誠人(C-C-B):ピンクの髪にメガネという格好をすると誰でもC-C-Bになっちゃうんだな〜、と(笑)
それにしても、稲垣さんには申し訳ない、というか、非常に恐縮です。
goo:さて、今回発売されたアルバム「Romanticは止められない」に入っている「Romanticが止まらない」の2008年バージョン。この大ヒット曲を改めて歌われていかがでしたか?
関口誠人(C-C-B):数知れず繰り返してやってきたので、体にしみこんでいるということを再認識しました。
goo:アルバムには、Wham!やLimal、DONNA SUMMER、YESなど懐かしの洋楽カバーも多数収められていますが、関口さんの押し曲を教えてください。
関口誠人(C-C-B):YES(M-5:Owner Of A Lonely Heart)は特にいい仕上がりになっていると思います。
goo:当時の楽曲についてお伺いしたいのですが、低/中/高音の歌い分けが印象的だった「Lucky Chanceをもう一度」、「ないものねだりのI Want You」ではラップ、12インチシングルではRemixを何種類も出していたりと、その当時としてはめずらしい、新しい試みが多かったですね。
今思えば、かなり時代を先取りしていたと思うのですが・・・?
関口誠人(C-C-B):当時のプロデューサー、渡辺忠孝氏のセンスです。
goo:そして、当時からロックテイストの強いライブも魅力的でしたね。
関口誠人(C-C-B):僕以外のメンバーは、みなハードロックの洗礼を受けているからだと思います。
goo:さて、そのライブですが、4/28の東京 表参道からツアーにまわられていますね。久々のライブはいかがでしたか?
関口誠人(C-C-B):非常にたのしいです!意外に体力も持ちました。
goo:この後のライブへの意気込みを教えてください。
関口誠人(C-C-B):年齢相応に頑張ります!(笑)
goo:ココナッツ・ボーイズでデビューされた時は3人でしたが、後で2人加入した時のように、今後5人での再結成はあるのでしょうか?
関口誠人(C-C-B):なんともいえません。
goo:最後に、gooをご覧のみなさんへのメッセージをお願いします。
関口誠人(C-C-B):是非ライブに足を運んでください。
今や完全なオヤジバンドですが、見てみるとなかなか楽しめると思いますよ。
どうぞ、よろしくお願いします!
goo:ありがとうございました。