【AP】
アメリカ・フロリダ州レイクランドにあるマクドナルドに、ミルクシェイクがまずい事に腹を立てた三人組の男が侵入し、店内で小型爆弾を爆発させるという事件が起こった。
爆発物製造等の容疑で逮捕されたのはペドロ・ガルザ(19)、ジョシュア・ハッケイ(19)、ナサニエル・ハッケイ(21)の三人で、ジョシュアとナサニエルは兄弟で二人とも軍に勤めており、ペドロは兄弟の友人とのこと。
警察の発表によると、彼らはミルクシェイクがまずかったのでイタズラしただけだと話しているとのこと。
三人はトイレクリーナーとアルミホイルを混ぜた液体をプラスチック製のボトルに入れたものをあらかじめ準備し、金曜日の夜(現地時間)マクドナルドにやって来るとトイレに近い席に座った。その後ボトルの栓を閉め、それをテーブルの上に置いて店から退出した。
10時45分頃ボトルは爆発。その時10フィート(約3m)ほど離れた席に客が座っていたが、小さい爆発だったためケガはなかったという。また店への損害もほとんどなかったとのこと。
「トイレクリーナーは酸性であるため直接皮膚に触れるとやけどの危険がある他、目に入ると失明してしまう可能性もある」と事件を調査している保安官は話す。
またハッケイ兄弟の姉であるマリア・ベインさんの証言によると、兄弟はそんな事をしたら一体どういう結果になるのか全く考えなかったと彼女に話したという。そして今になってようやく二人とも後悔しているとのこと。
さらにマリアさんは「兄弟は自分達がやった事の償いをしっかりすると話しています。今回、弟達の犯罪は世間に「悪い例」として知られる事になるでしょう。彼らがその「悪い例」を示した事により、似た様な犯罪が今後起こる事はないと思います。」と述べた。
【Men Allegedly Bomb McDonald's Over Shake】