<日米密約>外務省委が報告書 核持ち込みは「暗黙の合意」
3月9日16時27分配信 毎日新聞
有識者委員会の北岡伸一座長(左)から密約問題に関する報告書を受け取る岡田克也外相=東京・霞が関の外務省で2010年3月9日午後2時33分、代表撮影 |
また一連の文書検証にあたって「不自然な欠落」が判明。廃棄された可能性があるとみて、調査を求めた。
岡田克也外相は同日の記者会見で「米国の核政策の変更によって1991年以降、核が(日本に)持ち込まれたことはないと考えている。非核三原則を見直す考えはない」と述べ、非核三原則を堅持する姿勢を強調した。
「沖縄返還時の核再持ち込み」密約について報告書は、佐藤栄作首相とニクソン米大統領(いずれも当時)が1969年11月の日米首脳会談の際にひそかに交わした「合意議事録」が佐藤首相の遺品として残されていたことが判明したものの、同首相が文書を私蔵したまま引き継いだ形跡がないことなどから、「必ずしも密約とは言えない」と結論づけた。【中澤雄大】
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「密約」問題外務省調査報告書の全文
最終更新:3月9日17時52分
- 岡田克也(おかだかつや)
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- 所属院 選挙区 政党:
- 衆議院 三重県第3区 民主党
- プロフィール:
- 1953年7月14日生 初当選/1990年 当選回数/7回
- (写真提供:時事通信社)
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