註:当ブログではこれより解説する、PSPの分解によって生じるすべての問題の責任を負いません。
「このままでは使えないからどうせなら」「PSPを買い換える準備がある」
といった方のみ、自己責任でお願いします。

b8284d17.jpg
94575344.jpg
まず電池パックを外し、PSP背面の4本、底面1本の
計5本のネジを外します。

電池パック側の下のネジは「剥がすと保証が受けられなくなるシール」の下にあるので、
ソニーに本体を送ろうと思う方は分解を諦めて下さい。

c437a07b.jpg
9dd1a8f3.jpg
79c64a67.jpg

するとこのようにPSPの表の面が外せるようになります。

外したら早々に液晶側にラップを貼ると埃対策が出来るようです。
ただし外した面側にも埃は付くし完全に防ぐ事は不可能なので、分解する以上はある程度は諦めて下さい。

分解するのが初めてなら十字および○×△□ボタンの裏のゴムパーツを外してみましょう。
結構な量の埃が溜まっているはずなので、この機会についでに掃除してしまいましょう。

9b8bf498.jpg
アナログパッドを固定している二本のネジを外します。
パッドそのものの新品がある(入手できる)ならこの段階で取り替えれば終了です。
ac24985e.jpg
583e5707.jpg
上下4ヶ所にある爪を持ち上げ、金属カバーを外します。
d0d45b6c.jpg
a9fa8e52.jpg
金属カバーの次のパネルを外します。
アナログパッドの中を見れば、どのように操作が入力されていたか分かるでしょう。

ここで注意すべきは「パネルの取り付け方向を間違えないようにする」事です。
間違えた俺は「右上にしか動かず操作を受け付けない」という状態になった事があります…
('A`)再度分解するのは非常に面倒ですので留意しておきましょう。

78dd4695.jpg湿らせた綿棒などでパネルの裏を、特にパッド内部の金属に当たる部分を重点的に強く拭きます。
そうして取れる黒い汚れが不調の原因だと思われます。
乾いた綿棒でもう一度拭き水分を取っておくのを忘れずに。

あとは方向に注意してパネルをはめ、ここまでの工程を逆再生するだけです。
金属カバーを付けパッドをネジ止めし、神経質な方は埃に注意しながらPSPを一つに戻し、
背面底面のネジを止めれば完成になります。お疲れ様でした。


今回の工程はすべてプラスドライバー一本でできますが、
PSP2000以降ではネジの形が違う(未確認)などの話を聞いています。
ただし背面のネジさえ外せればそれ以降の工程と構造に大差はないのでは、と思います。

PSP2000・3000をお持ちの方の情報提供をお待ちしております。