映画界最大の祭典、第82回米アカデミー賞の授賞式が7日(日本時間8日)、ロサンゼルスで行われ、米女優のサンドラ・ブロック(45)が初の主演女優賞に輝いた。前日のゴールデン・ラズベリー賞では最低主演女優賞に選ばれており、史上初のW受賞。「ハート・ロッカー」のキャスリン・ビグロー監督(58)と「アバター」のジェームズ・キャメロン監督(55)の元夫婦対決は、「ハート−」が作品賞など6冠を獲得し、圧勝した。
長編アニメ賞には、ディズニー/ピクサーの3D映画「カールじいさんの空飛ぶ家」が選ばれた。
日本でも、楽天前監督の野村克也氏(74)がプロモーション監督を務めて話題になり、大ヒットとなった同作。野村監督は、「大それた賞をもらったね。大したもんだ」と我がことのように喜んでいた。