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米公聴会の証言、トヨタが公開実験で反論
「トヨタ自動車」は8日、電子制御システムの不具合で車が急に加速すると指摘されている問題で、反論する公開実験を行った。
先月、アメリカ議会が開いた公聴会で、南イリノイ大学・ギルバート教授は「トヨタ車の急加速の原因は、電子制御システムの不具合で発生することを実験で再現した」と証言した。これに対し、トヨタは8日、第三者機関の専門家らを招き、「教授が行った実験手法は電子配線を意図的に変えており、ほかのメーカーでも起こりうる」と反論し、実際にトヨタ以外の車を使って急加速の状況を再現した。
トヨタは、こうした実験結果を基にした意見書をすでにアメリカ議会に提出している。
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