2010年3月9日(火)

連携の必要性語る 福田・浦和コーチが講演 さいたま木崎小

 
講演する浦和レッズの福田正博コーチ=さいたま市立木崎小学校

 さいたま市立木崎小学校(斎藤一男校長、児童数889人)で7日、PTA主催の「開校135周年記念さいたま市立木崎小学校PTA講演会」が開かれ、浦和レッドダイヤモンズコーチの福田正博さんが、サッカーなどについて語った。

 「地域とともに歩むすばらしさ」との題で講演した福田さんは、聴衆から2人の子どもを選んで壇上に上げ、サッカーボールを使ってリフティング(ボールを地面に付けずにけり続けること)をしてもらった。

 選ばれた2人は「300回」と「97回」リフティングをできるという話だったが、パスをしながらのリフティングでは、シューズを履いていなかったものの10回がやっと。

 福田さんは、この結果を踏まえ、パスをしながらのリフティングは「たくさんサッカーに必要な要素が含まれている」として、相手の取りやすいところにパスを出すことや、パスを出すタイミングの声掛けによるコミュニケーションの必要性、靴の大切さを語った。

 その上で、シュート10本打って1本入ると、「9本は失敗」などと例をあげて「サッカーというのはミス(失敗)のスポーツ」「失敗を受け入れてチームの中でどうカバーするか」と語った。またテレビ画面に映らないボールのないところでの勝負や駆け引きの面白さを伝え、直接観戦することを勧めたり、歯の大切さを保護者に語り掛けたりした。

 

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