広報、営業、管理職、社長……――憧れビジネスウーマンの朝時間＆朝習慣

　輝いている人には、とっておきの朝習慣があった。広報や営業など、ビジネスの第一線で活躍するWOMAN世代の女性の朝時間の過ごし方を大公開。今回は“バタバタした朝”を卒業したら気持ちも自然と上向きになったというマイクロソフトの中川智景さんのご紹介です。

　マイクロソフト社で家電・量販店担当の営業を経て、昨夏に自ら志願してオンラインでのソフトウエア販売部へ異動した中川智景さん。現在は、Mac向けのOffice製品を主に担当している。そんな中川さんの朝の時間はこの１年で大きく変わった。以前は朝食もほとんど取らず「嵐のような時間」を過ごしていたが、ある日の朝、鏡に映った暗い顔を見て朝時間を大切にしようと心に決めた。

　まず習慣づけたのは、遅くとも外出１時間前には起きて、健康的な朝食をしっかり食べること。なかでも旬の野菜やフルーツをたっぷり入れた特製ドリンクは、なくてはならない元気のもとだ。「どんなに健康的でもおいしくないと続かないので、フルーツを必ず入れるなどして、飲みやすいように工夫しています。このドリンクと朝食で、仕事がハードな時期でも前日の疲れが残りにくくなるなど、体調の良さを実感しています」。

　朝はお気に入りのDVDや音楽で気分を盛り上げるように心がける一方で、仕事をスムーズに始める準備にも気を配る。朝食時のメールチェックで急ぎの用件を確認し、通勤時間には携帯電話を使って商談のシミュレーションをすることも。「出社と同時にパワー全開（笑）。バタバタと家を出ていた以前より、午前中の仕事の集中力が格段にアップしました」。
　充実した朝習慣は営業の仕事に欠かせない「心からの笑顔」にもつながっている。
「朝の気分は一日を左右するので、朝が充実しているとハッピーな気持ちのまま過ごすことができる。私が明るく接することで、得意先の方や同僚など周囲の人にも元気が伝わるとうれしいですね」。