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(cache) ETC不正設定で詐欺 摘発容疑でバス会社社長逮捕 全国初|ちばとぴ ちばの耳より情報満載 千葉日報ウェブ

ETC不正設定で詐欺  

摘発容疑でバス会社社長逮捕 全国初

2010年03月09日10時27分

 高速道路の自動料金収受システム(ETC)の車載器を不正に設定し、高速道路代をだまし取ったとして、県警交通捜査課と高速隊は8日までに、電子計算機使用詐欺の疑いで勝浦市勝浦の観光バス会社「三和交通」社長、岩瀬幸一容疑者(62)=長生村岩沼=と同社役員、田村美代子容疑者(50)=旭市倉橋=を逮捕し、同日、千葉地検に送検した。同課によると、ETCの不正設定による詐欺事件の摘発は全国初めてだという。

 2人の逮捕容疑は、同社大型観光バスのETC車載器の車種区分を本来は「特大車」と設定しなければならないのに、料金が安い「大型車」(路線バス)で登録。この車載器を使い昨年10月24〜25日、ETCレーンを12回通過し料金の差額約1万2千円をだまし取った疑い。

 同課によると、バスは約15人の客を乗せて、福島や茨城県を回るツアーで東関道や東北道などを岩瀬容疑者の運転で走行。特大車では2日間で約2万9千円の高速代が掛かるが、大型車分の約1万7千円しか支払わなかったという。

 2人は「(車載器を)セットアップしたのは自分じゃない」「区分があることは知らなかった」などと容疑を否認。同社は15台の大型バスを所有し、2007年11月〜昨年12月まで約3千回ETCレーンを通過し、500万円以上の高速代の支払いを免れていたという。


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