岡山放送局

2010年3月9日 10時16分更新

トレーラーの事故で一時通行止め


8日昼ごろ倉敷市の国道2号線で、トラックがトレーラーなどとぶつかる事故があり、トレーラーに積んであった荷物が路上に散乱したため、2号線は現場付近で一時、通行止めとなりました。

8日午前11時半ごろ、倉敷市玉島阿賀崎の国道2号線でトラックが前を走っていた乗用車に追突したあと、対向車線にはみ出して前から走ってきたトレーラーと正面衝突しました。

この事故でトラックに追突された乗用車とトレーラーの運転手2人が首や足などに軽いけがを負いました。

事故の現場では金属製のワイヤーを直径およそ2メートルのコイル状に巻いた重さ5トンのドラム、あわせて2つがトレーラーの荷台から落ち、このうち一つがそばを走っていた乗用車にぶつかりました。

このため、国道2号線は倉敷市の唐船交差点と竹川橋交差点の間の約1キロの区間で事故のあと、およそ3時間にわたって通行止めとなり周辺の道路は激しい渋滞となりました。

積み荷のコイルがぶつかった乗用車を運転していた会社員の女性は、「死ぬかと思いました。怖かったです。」と話していました。

警察は事故を起こしたトラックの運転手がわき見運転をしていたものとみて事故の詳しい原因を調べています。