岡山放送局

2010年3月9日 10時16分更新

スイートピーの出荷がピーク


卒業式や送迎会の時期を迎え、倉敷市船穂町では、特産のスイートピーが出荷のピークとなっています。

全国有数のスイートピー産地、倉敷市船穂町では、およそ20軒の農家が栽培していて、去年11月に始まった出荷作業は今が最盛期です。
このうち、小野正二さんの農業用ハウスでは、9月の始めに種を植えた15品種のスイートピー、およそ2万2000本がピンクや白い花を咲かせ、8日朝も家族など8人が1本1本手作業で収穫しました。
小野さんによりますと、去年の年末に日照時間が少なかったため出荷量が一時落ち込みましたが、このところは暖かい日が続いたため例年並みに戻ったということです。小野さんは「長持ちするように栽培しているので、香りを楽しんでもらえるとうれしい」と話していました。
スイートピーは、4月中旬ごろまで、岡山県内をはじめ東京や大阪などに出荷されます。