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だめな高校は退場してもらう 橋下知事の改革始動(3/3ページ)

2010年3月8日7時36分

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写真:大阪府の橋下徹知事大阪府の橋下徹知事

 芸術やスポーツの分野でも競わせる。コンクールや全国大会などでめざましい成果を上げた府立高校の専門学科を支援する予算に3千万円を計上した。

 府南部の府立高校校長は「全国1位など、脚光を浴びる生徒はごく一部。(学力的に)しんどい生徒を底上げすることが大阪全体の活性化につながるはずなのに、そういう努力をした高校が評価される仕組みになっていない」と指摘する。

 知的障害のある生徒とない生徒が同じ教室で学ぶコースを設置している府立高校の校長は「勉強やスポーツ、芸術などの一面的な競争では得られない取り組みも必要だ」。別の校長は「公立は地域とのつながりが強い。地域の子どもをしっかり育てることが公立の成果なんだと分かってもらえるよう地道にPRしていきたい」と話す。(左古将規)

     ◇

■高校をめぐる橋下知事の最近の発言

●公立と私立の競争

 「授業料の格差をなくせば、子ども、保護者がいろいろな判断で選択できる。そのシビアな判断に委ねるのが、学校側の努力を高めることにつながる」(2月3日、定例記者会見)

 「『切磋琢磨(せっさたくま)』は『競争』と同義語。公立と私立で切磋琢磨して、授業内容も経営内容も上を目指してもらいたい」(3月1日、府議会)

●公立の撤退ルール

 「私立より怠けている公立ありますよ、いっぱい。だって倒産がないですから。だめな公立には退場してもらう」(2月1日、大阪私学保護者の集い)

 「公立は税金が入ってくるので、倒れることがない。でも、勝ち負けのライン、公立撤退というルールはきちんとつくらないといけない」(2月2日、報道各社のインタビュー)

●子どもも競争を

 「東アジアの子どもは必死になって勉強している。国際社会は食うか食われるかの激烈な競争。日本が子どもを甘やかしていたら、仕事がどんどんなくなってしまいますよ。英数国理社だけじゃなくて、手に職をつけることでもいいし、体育でも芸術でも何でもいい。僕はもう絶対、どんなことがあっても子どもたちを競争させて、仕事ができるだけの能力を身につけさせる」(3月3日、府議会)

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