福井県敦賀市の高速増殖炉「もんじゅ」の再開について地元の市議会で話し合われたのですが、市長をはじめ早期の運転再開を望む声が大勢のようです。
敦賀市の高速増殖炉「もんじゅ」は1995年のナトリウム漏れ事故以来運転を停止してきましたが、先月「もんじゅ」を運営する日本原子力研究開発機構が今月中に運転を再開したいと市に申し入れました。
8日開かれた敦賀市議会では、運転再開について共産党の会派から反対意見が出たものの、ほかは再開を認めた国の判断に沿って早期の再開を求める声が多数を占めました。
「耐震が最終的に大丈夫となれば、(再開の判断は)スピーディーにやるべきだと思う」(敦賀市 河瀬一治市長)
また河瀬一治市長は、機構側の下請け会社にパーティー券を購入してもらっていたことについて、再開の判断に影響ないと断言しました。
今後、もんじゅの運転再開は国の耐震評価にかかっています。 (03/08 18:44)
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