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メ テレニュース
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更新時間: 2010年03月08日20:18:57
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「高校無償化」除外問題で揺れる愛知の朝鮮学校
政府が進める「高校の無償化」から除外するかどうかが検討されている、朝鮮学校が揺れています。
愛知県豊明市にある朝鮮学校で7日、卒業式が行われた。「学び舎」に対する愛着は日本人と変わらない。しかし卒業生たちとっては、苦い思いが残る門出だった。2月、拉致問題を担当する中井国家公安委員長が、高校の授業料無償化について朝鮮学校を除外するよう働きかけていたことが明らかになった。「朝鮮学校」は法律上は各種学校だ。愛知の朝鮮学校は中高一貫で、161人の高校生が学んでいる。1年生の必須科目は日本語や数学、英語など11科目。カリキュラムは文部科学省の学習指導要領に準じているという。学校で使う言葉は、原則として朝鮮語。授業の約3割は、朝鮮語などの「民族科目」だ。教室には故・金日成首席と金正日総書記の肖像が掲げられていた。半世紀前、学校の存続を北朝鮮が支援したことに感謝を示すもので政治的な意図はないという。今通っている生徒のほとんどが在日3世か4世。国籍は半数が韓国籍だ。教科書も朝鮮学校の関係者が日本で独自に作ったもので、教育の内容について北朝鮮からの指導は一切ないという。先週、生徒たちは名古屋市内で署名活動を行った。外国人が通う各種学校の中でも、アメリカンスクールなどは無償化から外すという議論になっていない。1時間あまりで集まった署名は約2000人分。政権の内部でも意見が分かれている。文部科学省は8日の段階で、「何も決まっていない」としている。
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