O2Handlerのコマンドでは、
- O2Handlerがインストールされているドライブ
- O2Handlerがインストールされているフォルダ
- 環境変数で指定したフォルダ
等からの相対パス(ただし、一つ上のフォルダを表す .. は使用不可)を使用することができます。
例として、
- O2Handlerが “Z:\O2Handler\O2Handler.exe”
- Rekisaが “Z:\Rekisa\Rekisa.exe”
にイントールされている状態で、Rekisaを “O2Handlerがインストールされているドライブ” からの相対パスで登録してみましょう。
1、コマンド登録画面を表示する
まず、”Z:\Rekisa\Rekisa.exe” の登録画面を表示させます。

2、コマンドのファイル名を変更する
ファイル名 “Z:\Rekisa\Rekisa.exe” の中で “O2Handlerがインストールされているドライブ” に相当する部分、つまり “Z:\” を “{$:O2Root}” に置き換えます。

3、コマンドを登録する
OKを押してコマンドを登録します。
コマンドを登録したら、一度コマンドを使用して、ちゃんと登録ができている事を確認しておきましょう。


4、アプリケーションを移動させてみる
一度、O2Handlerを終了させ、
- O2Handlerを “F:\O2Handler”に
- Rekisaを “F:\Rekisa”に
移動させてみます。
改めてO2Handlerを起動し、コマンド一覧を見てみましょう。

“{$:O2Root}” が O2Handlerがインストールされているドライブ “F:\” に置き換えられています。
O2Handlerでは “{$:O2Root}” のような文字列を “変数” と呼んでいます。
変数を使用することで、環境によって異なるファイル名を表すことができます。
他の変数一覧
O2Handlerの初期検索対象から “Ctrl + Backspace” を2回押して2階層上に移動し、”Variables” と入力すると “Variables” コマンドが出てきます。
(大文字小文字に注意!”variables” や “VARIABLES” では、一度 “Variables” を使用しないと、このコマンドは出てきません。ちなみに、先ほど登録したような、変数の含まれたコマンドを使用するだけでも、”Variables” を使用したことになります。)

ここで “Space” を押してこのコマンド内に移動します。
このときに表示されるコマンドが、ファイル名として使用できる変数一覧となっています。

変数の例
- {$:O2Root} O2Handlerがインストールされているドライブ
- {$:O2ExeFolder} O2Handlerがインストールされているフォルダ
- {$:Env/TMP} 環境変数TMPで示されるフォルダ
- {$:Folders/Desktop} デスクトップ
O2Handler ダウンロードページ