戦国時代に突入——。テレビ各局の4月改編の全容がほぼ出揃った。注目すべきは“東京進出”を果たした宮根誠司アナ(46)と、堀尾正明アナ(54)ら“新興勢力”司会者の大抜てき。その勢いは高額ギャラのみのもんた(65)や小倉智昭(62)ら大物司会者をも飲み込み、テレビ業界に新風を吹き込みそうだ。本紙は有名キャスターのギャラリストを独占入手! そこから見えてくるものとは…。
みのもんた 激落300万円→100万円
格安15万円の堀尾アナを大抜擢
宮根アナ お得な50万円で急伸!
勝ち組・古館キャスターは200万円キープ
【コスト削減が至上命題】リーマンショックに端を発する不況の波はとどまるところを知らない。コスト削減を至上命題に掲げるテレビ各局にとって、出演者のギャラ交渉は最重要課題だ。例えば、TBSの平日朝ニュース「みのもんたの朝ズバッ!」では、1本300万円以上とも言われたみのの高額ギャラが激減したという。「それまではみのさんも『俺に夜の番組をやらせろ!』を声高に叫んでいたが、今では300万円以上だったギャラも100万円程度に下がり、番組を存続させることに必死ですよ」。そう語るのはTBS関係者だ。みのほどの大物になると、ギャラを下げるには大変な勇気がいるが、同関係者によれば「TBSにみのさんの息子がいて、その息子が直々にみのさんを説得した」という。 一時は夕方の情報番組キャスターにみのの名前も浮上したが「局側から『ギャラは1回30万円しか出せない』と言われ、みのさんは『そんなに安いのか!』と激怒して流れた。みのさんほどの司会者にも30万円しか出せない。それほど財政はひっ迫している」と同関係者。
みのに代わり白羽の矢が立ったのは、NHKを辞めフリーに転身した堀尾アナ。3月末から平日夕方の情報番組「Nスタ」でキャスターを務める。「ギャラは1回15万円と格安。TBSは今後も“堀尾押し”でいくそうです」(テレビ関係者)
同様にフジテレビでも“地殻変動″が起きている。平日朝の情報番組「とくダネ!」キャスター、小倉の後任には、“東京進出”を果たした宮根アナの名が最後まで挙がっていた。「1回150万円以上と言われる小倉さんのギャラがネックだった。対する宮根アナは1本30万〜50万円。費用対効果は明らかで、上層部の間でも宮根さんを起用すべきか最後まで議論された」(フジ関係者)
ただ、宮根アナは出世番組ともいうべき平日の午後ワイドショー「情報ライブ ミヤネ屋」(日テレ)を4月以降も続けることから、スケジュール調整がつかず「とくダネ!」起用は断念。代わりにフジの日曜深夜枠で始まる生情報番組「Mr.サンデー」で、滝川クリステル(32)とともにキャスターを務めることになった。
「それでも局側は宮根アナの朝番組起用をあきらめたわけではありませんよ。小倉さんと『とくダネ!』スタッフの折り合いも悪いことから、10月改編をメドに宮根さんに朝番組をやらせたいようです」とフジ関係者。 もはや高額ギャラの司会者はリストラを余儀なくされる傾向にある。
【制作費カットの余波】こうした現象について、芸能評論家の比留間正明氏(60)は「各局とも制作費を大幅カットされ、余裕がない。今後フリーのアナウンサーが生き残るには、番組スポンサーを自ら連れてくるしかないでしょう」と指摘する。
テレビ朝日で平日昼に放送されている「ワイド!スクランブル」で長らくキャスターを務めた大和田獏(59)も、1回当たりのギャラは50万円程度だったが、年間に換算すると1億円をゆうに超える。「今のテレビ局に年間1億円払う体力はない。だから大和田さんも切られた。
唯一の勝ち組は同局の『報道ステーション』でキャスターを務める古舘伊知郎くらいかも。あの番組は社会的認知度が高く、いまだにスポンサーは引く手あまた。古舘さんのギャラ? 200万円くらいではないですかね」(比留間氏) 不況の波でそれまでのビジネスモデルが崩壊したテレビ業界。今後も“下剋上”は続きそうだ。
下平アナは〝リストラ〟で巨人・長野との結婚加速?
テレ朝の平日早朝ニュース「やじうまプラス」のメーン司会を今月いっぱいで降板する下平さやかアナ(37)の場合、この“リストラ″は本人にとってむしろ好都合!?下平アナ降板が分かったのは1月末のこと。昨年12月に巨人にドラフト1位で入団したばかりの長野久義外野手(25)と、車内キスしている写真が雑誌掲載された矢先だけに、そのあおりかと思いきや、そうでもなさそう。同年代のテレ朝社員が明かす。
「年増の女子アナが、ひと回りも年下のルーキー選手をたぶらかしたような構図だけど、2人は去年頭からちゃんと交際してるというし、お互い独身で別に悪いことをしてるわけでもない。下平のやじプラ司会は丸3年と長いし、もう年も年だし、視聴率も低迷してるし…。リフレッシュの意味で、下平には降りてもらうようですよ」
後任は、一昨年結婚し人妻になるも、アイドル的人気健在の堂真理子アナ(28)。いま局がプッシュしているのは、堂アナを筆頭に竹内由恵アナ(24)や宇賀なつみアナ(23)という。そんなラインから外れたのは、下平アナにとってむしろよかった。局の情報番組スタッフが指摘する。
「夜中3時出社のやじプラから解放され、下平は4月から日勤になります。おそらくアナウンス部主任としてのデスクワークがメーンになるでしょう。自由な時間もできるし、長野と真剣に付き合ってるなら、下平の年齢を考えても、結婚に向けた動きがあるかも…」
みのもんた 激落300万円→100万円
格安15万円の堀尾アナを大抜擢
宮根アナ お得な50万円で急伸!
勝ち組・古館キャスターは200万円キープ
【コスト削減が至上命題】リーマンショックに端を発する不況の波はとどまるところを知らない。コスト削減を至上命題に掲げるテレビ各局にとって、出演者のギャラ交渉は最重要課題だ。例えば、TBSの平日朝ニュース「みのもんたの朝ズバッ!」では、1本300万円以上とも言われたみのの高額ギャラが激減したという。「それまではみのさんも『俺に夜の番組をやらせろ!』を声高に叫んでいたが、今では300万円以上だったギャラも100万円程度に下がり、番組を存続させることに必死ですよ」。そう語るのはTBS関係者だ。みのほどの大物になると、ギャラを下げるには大変な勇気がいるが、同関係者によれば「TBSにみのさんの息子がいて、その息子が直々にみのさんを説得した」という。 一時は夕方の情報番組キャスターにみのの名前も浮上したが「局側から『ギャラは1回30万円しか出せない』と言われ、みのさんは『そんなに安いのか!』と激怒して流れた。みのさんほどの司会者にも30万円しか出せない。それほど財政はひっ迫している」と同関係者。
みのに代わり白羽の矢が立ったのは、NHKを辞めフリーに転身した堀尾アナ。3月末から平日夕方の情報番組「Nスタ」でキャスターを務める。「ギャラは1回15万円と格安。TBSは今後も“堀尾押し”でいくそうです」(テレビ関係者)
同様にフジテレビでも“地殻変動″が起きている。平日朝の情報番組「とくダネ!」キャスター、小倉の後任には、“東京進出”を果たした宮根アナの名が最後まで挙がっていた。「1回150万円以上と言われる小倉さんのギャラがネックだった。対する宮根アナは1本30万〜50万円。費用対効果は明らかで、上層部の間でも宮根さんを起用すべきか最後まで議論された」(フジ関係者)
ただ、宮根アナは出世番組ともいうべき平日の午後ワイドショー「情報ライブ ミヤネ屋」(日テレ)を4月以降も続けることから、スケジュール調整がつかず「とくダネ!」起用は断念。代わりにフジの日曜深夜枠で始まる生情報番組「Mr.サンデー」で、滝川クリステル(32)とともにキャスターを務めることになった。
「それでも局側は宮根アナの朝番組起用をあきらめたわけではありませんよ。小倉さんと『とくダネ!』スタッフの折り合いも悪いことから、10月改編をメドに宮根さんに朝番組をやらせたいようです」とフジ関係者。 もはや高額ギャラの司会者はリストラを余儀なくされる傾向にある。
【制作費カットの余波】こうした現象について、芸能評論家の比留間正明氏(60)は「各局とも制作費を大幅カットされ、余裕がない。今後フリーのアナウンサーが生き残るには、番組スポンサーを自ら連れてくるしかないでしょう」と指摘する。
テレビ朝日で平日昼に放送されている「ワイド!スクランブル」で長らくキャスターを務めた大和田獏(59)も、1回当たりのギャラは50万円程度だったが、年間に換算すると1億円をゆうに超える。「今のテレビ局に年間1億円払う体力はない。だから大和田さんも切られた。
唯一の勝ち組は同局の『報道ステーション』でキャスターを務める古舘伊知郎くらいかも。あの番組は社会的認知度が高く、いまだにスポンサーは引く手あまた。古舘さんのギャラ? 200万円くらいではないですかね」(比留間氏) 不況の波でそれまでのビジネスモデルが崩壊したテレビ業界。今後も“下剋上”は続きそうだ。
下平アナは〝リストラ〟で巨人・長野との結婚加速?
テレ朝の平日早朝ニュース「やじうまプラス」のメーン司会を今月いっぱいで降板する下平さやかアナ(37)の場合、この“リストラ″は本人にとってむしろ好都合!?下平アナ降板が分かったのは1月末のこと。昨年12月に巨人にドラフト1位で入団したばかりの長野久義外野手(25)と、車内キスしている写真が雑誌掲載された矢先だけに、そのあおりかと思いきや、そうでもなさそう。同年代のテレ朝社員が明かす。
「年増の女子アナが、ひと回りも年下のルーキー選手をたぶらかしたような構図だけど、2人は去年頭からちゃんと交際してるというし、お互い独身で別に悪いことをしてるわけでもない。下平のやじプラ司会は丸3年と長いし、もう年も年だし、視聴率も低迷してるし…。リフレッシュの意味で、下平には降りてもらうようですよ」
後任は、一昨年結婚し人妻になるも、アイドル的人気健在の堂真理子アナ(28)。いま局がプッシュしているのは、堂アナを筆頭に竹内由恵アナ(24)や宇賀なつみアナ(23)という。そんなラインから外れたのは、下平アナにとってむしろよかった。局の情報番組スタッフが指摘する。
「夜中3時出社のやじプラから解放され、下平は4月から日勤になります。おそらくアナウンス部主任としてのデスクワークがメーンになるでしょう。自由な時間もできるし、長野と真剣に付き合ってるなら、下平の年齢を考えても、結婚に向けた動きがあるかも…」
- 【前の記事】巨人の若き侍・坂本勇人を直撃
本日の見出し
宮里藍で復活 女子ゴルフW杯
- iモード月額:290円(税込)
- au月額:290円(税込)
- softBank月額:294円(税込)