プロレス記者の独り言
取材歴25年の大ベテラン・川野辺記者のブログです。豊富な知識・経験をもとにプロレスの醍醐味を書き尽くします。
シークにラブホ提供させられた!
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天下を動かした坂本龍馬も織田信長も高いところが大好きだったと聞くが、”アラビアの怪人”ザ・シークも高いところが大好きだった。龍馬や信長は高所から世の中の情勢を見、あるいは戦(いくさ)の戦略を練ったのだろう。そんな意味もなく高いところが大好きだったのがシークだ。
今から30〜40数年前、日本各地の体育館は格納庫スタイルが主流で鉄骨がむき出しになっていた。シークはその鉄骨をスルスルと登っていた。時には天井に到達することもあった。また屋外の特設リングで登る鉄骨がない場合はリング輸送の大型トラックの屋根に登りナイフを口に食わえ、月夜に浮かぶシルエットは、それはそれでサマになっていたものだ。
シークが高いところに登ったとき必ず追いかけたのが本紙のYカメラマン。レンズを通してYカメラマンはシークと戦っていたことになる。そして激しい火花を散らしていた。
そんなYカメラマンが本当にシークと戦うことになる。1980年代の半ばのことだ。米国フロリダ地区でYカメラマンはシークと遭遇した。その日はディズニーワールドで有名なオーランドでの取材。当時のカメラマンは写真を電送するため写真電送機を携帯、ホテルで写真現像する。
早めに会場に入ると直ぐにシークにつかまった。「ネズミを捕まえたからホテルを貸してくれないか?」シークの問いに「ここはディズニーランドにも近いしな」とYカメラマンはOKの返事。それにしてもネズミ?ってなんだろう。
と、思いながら取材を終えてホテルに帰るとベッドはまるで男女が一戦を交えたような感じでメチャクチャ、そしてバスルームは水浸し。直ぐにピーンときたYカメラマン。ネズミとは女性のことだったのだ。そうです、ネズミ=ラッツ。体育館をチョロチョロすることから追っかけギャルのことを米国レスラーの隠語でアリーナラッツというのです。
当時のフロリダ地区はタンパが拠点でレスラーは車での通い。要はYカメラマンはシークにホテルをラブホテル代わりにされてしまったのだ。
“アラビアの怪人”シークが高いところに登ったのを追いかけたばっかりにトホホな目に遭ってしまったYカメラマン。カメラマンって、なんと因果な商売だろうとつくづく感じたものだ。
今から30〜40数年前、日本各地の体育館は格納庫スタイルが主流で鉄骨がむき出しになっていた。シークはその鉄骨をスルスルと登っていた。時には天井に到達することもあった。また屋外の特設リングで登る鉄骨がない場合はリング輸送の大型トラックの屋根に登りナイフを口に食わえ、月夜に浮かぶシルエットは、それはそれでサマになっていたものだ。
シークが高いところに登ったとき必ず追いかけたのが本紙のYカメラマン。レンズを通してYカメラマンはシークと戦っていたことになる。そして激しい火花を散らしていた。
そんなYカメラマンが本当にシークと戦うことになる。1980年代の半ばのことだ。米国フロリダ地区でYカメラマンはシークと遭遇した。その日はディズニーワールドで有名なオーランドでの取材。当時のカメラマンは写真を電送するため写真電送機を携帯、ホテルで写真現像する。
早めに会場に入ると直ぐにシークにつかまった。「ネズミを捕まえたからホテルを貸してくれないか?」シークの問いに「ここはディズニーランドにも近いしな」とYカメラマンはOKの返事。それにしてもネズミ?ってなんだろう。
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