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丸藤、30分超えの死闘制し2度目防衛

 金本(下)を踏みつける丸藤=後楽園ホール
 金本(下)を踏みつける丸藤=後楽園ホール

 「新日本」(5日、後楽園ホール)

 IWGPジュニアヘビー級選手権試合は王者・丸藤正道(30)=ノア=が30分超えの死闘の末に金本浩二(43)=新日本=の挑戦を退け、2度目の防衛に成功した。

 試合後、丸藤の「聞きたいことがあったら早めに聞いてくれると助かります」という言葉が、激闘を証明していた。ケンカ腰で始まったエゲツないつぶし合いは、あっという間に半時間が経過。キャプチュード、スロイダー、首固めと続いた雪崩式3連発や多彩な足攻めをしのいだ丸藤がミドルを捕獲し、ポールシフトで押さえ込んだ。

 試合前は「劣化したKENTA」と酷評した金本について「マジで最強の43歳。オレもあんな40代になれるよう頑張ります」と素直にたたえた丸藤の前に現れたのが獣神サンダー・ライガーだ。年齢不詳ながら間違いなく金本より年長の獣神は「調子に乗るなよ、若造が!!」と挑戦を迫った。

 丸藤は「獣神サンダー・ライガー、終わりにしてやる!」と不敵な表情。タイガーマスク、デヴィット、金本を落とし、ついに新日本ジュニアの本丸に突入する。

(2010年3月5日)
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