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アジアタッグV3の曙に“巨大刺客”

 西村(下)にフライングエルボーを見舞う曙=後楽園ホール
 西村(下)にフライングエルボーを見舞う曙=後楽園ホール

 「全日本」(7日、後楽園ホール)

 曙を超える巨漢が、目の前に立ちふさがる。アジアタッグ選手権で、曙(40)が浜亮太と組み、小島聡と西村修組の挑戦を退けて3度目の防衛に成功したが、ヴードゥー・マーダーズのTARUが出現。21日・両国大会での曙への刺客として、元WWEのビッグダディ・ヴードゥーを送り込むと通告した。

 浜のリョウタハマーを受けてのフライングソーセージという鉄板連係で西村を圧殺した曙に、TARUからデカすぎる防衛祝いだ。38歳のダディは身長206センチ、体重220キロ。203センチ、210キロの曙を身長、体重とも上回る怪物で、メイブル、ヴィセラ、ビッグダディVといったリングネームで93年から09年までWWEに在籍。95年のキング・オブ・ザ・リングを制し、シングルの頂点にも立っている。

 自分より大きい相手との対戦経験は崔洪万のみ。それも身長だけだが、曙は「いつでもかかって来いや!」と雄たけびを上げた。未知の領域にも「国技館は“SMOP”の庭だってことをじっくり教えてやる」と不敵に笑った。

(2010年3月7日)
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