種市高生が見本 角浜小で競技かるた授業(2010/03/07)
競技かるたの見本を見せる高校生に歓声を上げる児童
 洋野町立角浜小学校(吉田信也校長)にこのほど、岩手県立種市高校の3年生6人が訪れ、百人一首かるたの授業が行われた。2年生児童14人が、競技用の公式ルールを学び競技かるたに親しんだ。
 授業ではまず、高校生が競技用ルールを説明。全100枚の札のうち50枚を使うこと、25枚ずつを横87センチ以内に縦3段に並べること、15分の記憶時間があることなどを学んだ。高校生が競技の見本を見せると、上の句を詠み終わらないうちに札を取る姿に、児童から「おー」「速い」と歓声が上がった。
 その後は高校生とともに競技かるたに挑戦。普段、休み時間などに百人一首かるたで遊んでいる子どもたちは、高校生に上手になるこつを聞きながら楽しそうに取り組んでいた。坂本矢弥さん(8つ)は「高校生の札を取るスピードが速くてびっくり。頑張って上手になりたい」と話した。
【写真説明】
競技かるたの見本を見せる高校生に歓声を上げる児童

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