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山本・添田町長「私も頑張る」

2010年03月08日

 ■催しに出席 町民らにあいさつ
 県の後期高齢者医療制度をめぐって贈賄罪で起訴され、町議会から辞職勧告決議を可決された添田町長の山本文男被告(84)が7日、町内で開かれた防災訓練や催しに出席し、町長としてあいさつした。逮捕後、一般町民が集まる場に出席したのは初めて。

 山本町長が数分間あいさつしたのは、同町のオークホールで開催された「女性のつどいINそえだ」開会式。参加者や関係者の労をねぎらった後で「昨日と一昨日は倒れました。治療を受け点滴のおかげで少しはよくなった」と明かした。「私には目的があるので、体をもう少し元気にしたい。皆さんと笑って手を振り合いながら別れる日を作らないといけない」と述べた。

 あいさつを聞いた町内のある主婦(63)は「体調が悪そうだった。一方で引き続き町政を担う覚悟も感じた」と感想を話した。

 町内の添田中学校グラウンドで同日朝にあった町消防団の防災訓練では、山本町長は消防団の法被姿で訓示した。「みなさんの活躍は私にとっても誇り。一生懸命なみなさんと、私も頑張っていく所存だ」と述べ、敬礼した。

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