こんにちはー。

　とある方から、文書を交わしたわけでもないなら、
　Ｔさんの発言に強制力なんて無いだろう、ってご意見をいただきました。

　それは、そーかも。

　くわし〜く感想書くのを中止しちゃったのは、あたしが何てゆーか無力感に駆られて、疲れを感じた、っていうのも大きかったんですよねー。

　だって、こーんなに東京大学から発表があって、
　あれは間違ってるんだ！　嘘だよ！　ってたくさんの人が言ってて
　なのに会場に行ったら、セルカン氏は何も悪いことしてないのに、突然東大から呼び出されて、大したミスでもないことでツライ目にあわされてる、って「おとぎ話」を信じちゃってる人がいるし、川崎先生は全面的にセルカン氏を擁護して、彼は悪くない、知識がある、東大は匿名の人間の言葉なんか信じるな、みたいなお話されるんだもーん。

　目の前で起こってると、どーにも無力感に襲われちゃって…。

　そーいえば、セルカン氏は「つらい半年だった」って言われてましたねー。

　Ｔさんのインフォメーションでは、あのセルカン氏のブログについて「東大からの発表を、彼も東大から何も聞いていなかったようで」驚いている、とか、東大からコメントをさしひかえるように言われていたのでブログ更新をしていなかったけれど、「あったことを事実としてお伝えすべきだと思い」ブログを更新した、って説明されてました。

　くわしくは今は書かないけど、聞いてたあたしは何度も「かわいそうな被害者セルカンと、彼を励ます会」なの？　って感じました〜。

　映画を観にいって感想書くのが著作権違反じゃないなら、あたしが大体何があったか書くぐらい、誰の権利も侵害しなさそーですよねー。

　これからのこともあるんで、ちょっと知り合いの法律関係の人に連絡したついでに、Ｔさんのご発言が、どれくらい強制力があるものかどーか、お聞きしよーと思ってます。

　なんとなーくお天気も悪くて、体重いなー疲れてるのねー、って日曜日を過ごしてたら、一気に目が覚めるよーなメールをいただいちゃいました。

　メールをくださった人によると、セルカン・カレッジのマネージャーＴさんって、９月なかばに、セルカン氏についてインターネット上で捏造・経歴詐称疑惑が取りざたされてることを、ご存知だったそーです。
　そのとき、研究室の教授とも協議してる、とかいう内容のお返事をもらってて、そのメール、今もしっかり保存してあるんですって。

　てことは…。
　あたしが、「2009/11/08 (日) セルカン・カレッジ（3-0)」で書いたよーに、３回目のセルカン・カレッジのはじめにＴさんが言われたことって
　　↓
＞最近、セルカン先生の情報がインターネット上に書き込まれてて、
＞それは、Ｔさんたちも知らなくて驚いてるところ、ってことでした。

　これ、まるっきり、嘘だったんですねー

　セルカン氏は、セルカン・カレッジ開催されてる時には、宇宙飛行士候補じゃなかったし、インフォメーションでも受講者に事実を歪めて伝えてたなんて。

「そりゃヒドイ」
「同じ受講者として腹が立つ」
「協力して、抗議するなり、受講料の全額返済なり考えよう！」

　同じことを思ってくださる受講者の方、真剣に連絡お待ちしてますので
　左下のメールフォームから、メールをお願いします！

　１０階へあがったら、ちゃんと立て看板が立ってました。
　予定通り開催されたセルカン・カレッジ第６回。

　でも、ここでとーっても残念なコトをお話しなくちゃなりません。

　主催者さまが、セルカン・カレッジの内容をくわしくブログに書くのは

　「おことわりさせていただいております」って言われたんです。

　会場の様子も言っちゃダメだし、大体のコトでも書く前に許可をもらわなきゃなんないんだけど、もらってないんでレポが書けません（涙）
　ていうか、くわしく書くのが「おことわり」なんだから、許可がもらえると思えな〜い。

　ココを読み続けてくれてた皆さまは、あたしが書き続けられたパワーの元でした。今まで、ありがとう。すっごく申し訳ないけど、…あたしじゃ手に負えないこともあるんです…。

　でも、心配。主催者さん、あんなこと言っちゃって良いのかしら〜。
　読んでるアナタ、言論統制とか、検閲導入って、派手に誤解しちゃってないですか〜？

　ハイ！　話変えます！
　ここからは、セルカン・カレッジとなーんの関係もナイお話です。

　ふと思ったんだけど、自分のそばに小さい虫が飛んできても危険じゃなきゃほっときますよね〜。
　それが大きな毒虫だったら、脅威だ！　命に関わっちゃう！　って必死に殺虫剤振りまいて撃退しちゃうでしょーけど。

　それと似たコトって、ネットでも見かけるなー。
　本名至上主義！な人とかが、自分と反対の意見を言われた途端、匿名なんて卑怯！　本名で来い！　って言っちゃうことってあるでしょ？
　あたしは、ほんとに「匿名の意見なんて」って思ってる人は、無名で匿名の声なんか無視しちゃえると思う。

　オーケーあんたはそう思うのか、あっそう。って。

　自分のやってることに自信があったら、批判的だろーと、いちいちキャンキャン反応しないんじゃないかな〜。
　そんなことしちゃったら、まるで弱い相手にしか吠えられない犬みたい、とか、実は図星さされてムカついてんじゃないの？　とか、思われちゃうでしょ〜。

　あーあ、ヒマになっちゃったのと、ちょっと疲れてるのとで、セルカン・カレッジと関係ナイことなのに、つらつら書いちゃったなー。

　でもね、べつに落ち込んでるわけじゃなくて、どっちかって言うと喜んでるの。
　誰かさんが、事実上の敗北お手上げ宣言をしたおかげで（笑）

軽〜く現地から速報でーす。

会場への案内立て看板が、今回に限ってナイです（笑）

あんなに、あっちこっちに置いてあったのに〜

　セルカン・カレッジ中止の連絡は、来てませーん。
　ていうか、川崎先生って、まさか昨日のまんまのテンションで来場されないですよね？
　それはそれで、すっごく楽しいお話が聞けそーで良いかもですけど。
　「美しい物と生きれば、美しく死んでいける」って信じられてるなら、鬼門以外の何モノでもないトコだろーに来ていただけるなんて恐縮しちゃいまーす。

　まあ、さーすが東大さん！　大学はじまって以来初の偉業を成し遂げるよーな人を育てちゃってたのね、ってコトがハッキリして一夜明けたら、セルカン先生のブログがひさしぶりに更新されてました〜。

　なにアレ。あたしのツッコミをご所望なのかしらっ（笑）

　ジョン・アレン氏との共著「Designing a Small-scale Infra-free (IF) System for　Community Applications: Managing Energy, Water and Waste」で、こーんなコトをやっちゃってる人なのに〜。

　「3.2 ADGS with integrated Fuel Cell Technology」の文は「IF research investigated the potential of methane gas production, as an alternative to the usual wasteful disposal of manure, feces and other organic materials.」だけど、

　ココのサイト↓の文も見てみてくださーい。
　http://www.green-trust.org/2000/biofuel/methanedigestion3.htm
　　↓
「This article is presented as an alternative to the usual wasteful disposal of manure, feces, and various other organic materials. 」
　
　東大さんは、あのブログに書かれてるコトを容認しちゃうんでしょーか。
　「単純なミス」なんてレベルじゃないのに〜。

　それに、簡単に言っちゃうと、博士論文の参考文献の上げかたも分かってなかったけど博士号もらえちゃいました、とか、東大の発表って事実と違うから納得してないでーす、って書いてあるんじゃないですか〜。

　もひとつ言ったら、懲戒免職じゃなきゃいけない人を、自分の都合みたく退職させちゃったって書かれてるよーですけど、本当？

　とうとう東京大学さんが記者発表されましたね〜。
　氷河じゃなくて富士の白雪だったんだなーって、一安心！
　　　↓
「博士の学位授与の取消しについて」
　http://www.u-tokyo.ac.jp/public/public01_220305_j.html

　セルカン・カレッジ前日だなんて、タイミングが良いんだか悪いんだか（笑）

　ともあれ、ここまで漕ぎ着けたのは、調査し、告発し、取材し、その他いろいろ行動し続けて来られた皆さまの尽力が実ったってことですね！
　心からお祝い申し上げます。

　そして、まだまだ隠れてる事の全貌が、残らず明らかになりますよーに。

　上の広報には、アニリール・セルカン大学院工学系研究科建築学専攻助教の博士論文に「悪質な盗用」がいーっぱいあったって、ハッキリ書かれてますねー。

＞学位記の返還を要請しております。

　ってことは、取消しは決定事項でも、現時点では未返還なんでしょーか。

　そうそう、現時点でセルカン・カレッジからの連絡は、無いです。

　明日は予定通り開催されるみたい。

　川崎先生はどーされるのかしら？
　セルカン氏が、川崎先生にちゃんと事情を聞かせてたとは思えないけど…。

　梅をはじめ、色んな花が咲いて、あったかい日も増えてきましたね〜。

　でも、某東大助教氏の問題は、一体いつになったら雪解けするんでしょー。
　あたしは、まるで永久氷河をウォッチングしてる気分です。

　で、明日はセルカン・カレッジ最終回。

　川崎和男先生のお話は、正直楽しみです。

　なにしろ、こんな画期的な製品開発に携わっておられる方ですもん。
　　　↓
　「COOL LEAF」
　ミネベア、新素材を用いた鏡面フラットキーボードなどを開発
　http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1003/03/news044.html

　鏡みたいなキーボードって、実感を伴ったイメージが持てないなー。
　清潔にしやすそーな構造だ、ってことはわかるんだけど。

　ああ、できたら川崎先生には、お名前に無用の傷がつきそーなトコにはおいでいただきたくないなーって、かなり真剣に思ってます。

　これは、あたしの問題だろーけど、目の前ですばらしい夢や理想論を語られても、言動が一致してな〜い！　とか、そんな空々しいキレイ事言う前にやることがあるでしょ〜！、ってツッコミたくなっちゃう人が増えるのってツライんですよねー。

　はたして、明日は「いいお話」が聞けるでしょーか。
　期待はしすぎず、希望は捨てず、そーゆー気持ちで最終回を待ってます。

　最近、「twitterってさ、アレどう思う？」って聞かれることが増えました。
　その切り出しかたは、新登場のツールにしては、ちょっと腰が引けてる感じ。聞くところによれば、twitterって知名度はそこそこあっても、使ってる人はまだ少ないみたい。

　使ってるかどーか聞かれるものっていえば、ちょっと前はミクシィでした。
　その前はブログ、その前はホームページで、記憶をたぐると一番最初にキラキラした瞳で聞かれたのは「メールアドレス」だったっけ。ああ、なつかしいな〜。
　そんな昔じゃないのに、パソコンでメールをやりとりしてるのが最先端な雰囲気だったなんて、かなり不思議です。

　あたしはtwitterに登録はしてないけど、読んでますよ〜。
　twitterはＳＮＳと違って、ウェブ上で発言を読めるのが良いと思うんだけど、書いてる人にその知識は行き届いてるんだろうか、って思うことが多いです。
　せっかくグーグル検索したら上位に来るシステムなのに、自宅のリビングに寝転んでるよーな発言ばっかりだと、一方的にガッカリしちゃったりして。
　もし今、「読み応えあり！　twitterこの５０選」って企画を出したら、良いセン行くんじゃないかなー。
　こういうグチを友達に言ったら、即座に否定されました。
　そりゃ間違ってる、って。

友「ツールは悪くない。つまらないのは使ってる人間が未熟だからだ。
　　道具が活かされてないのは、道具のせいじゃない。」

　なるほど。
　なんだか、銃が人を殺すんじゃなくて、人が人を殺すんだ。ていう理屈にすごく似てるけども、つまらなさの原因をツールのせいにしすぎるのは良くなかったかも。
　
　それに、読んでる側にも問題はあるんだろうと思うし。
　あたしは、川崎和男先生のtwitterをフォローしてます。
　おかげさまで、ファッショナブルとは？　とか、センスが良いってなにかしら？　って思うことが増えました。
　ところが、デザインと医学の専門的なお話って、キーワードからして理解できないことが多くって、自分が理解できる発言に目が行く結果、デザイナーとしての川崎先生や、研究者としての面以外からあふれてるよーな内容が記憶に残っちゃうんです。

　立派に最先端でオシャレなデザイナーとして活躍されてる業績を思えば、三国志も、肩書き云々の発言もどうってことないし、botにお返事されてたのだって、あたしもやりかねない思い違いにすぎないとしたら、それにいちいち突っ込み入れるのって、読み手のレベルの低さを広告しちゃうことだと思いませんか？

　ただ、ここで再確認しておきたいtwitterの大きな特徴は、字数制限があることと、画面がシンプルってこと。

　140字以内の、文字だけで伝えられる情報って、限られてますよねー。
　少ない情報に比例して増えるのは、つぶやきひとつの重みじゃないでしょーか。
　選挙において人口が１票の格差を生むみたいに、つぶやきとブログじゃ同じことを言っても重みが違ってくるようです。
　そのパワーを活用できれば大きな影響力を持てる反面、不用意なつぶやきは時ならぬ突風みたいに、どーにも揚げ足とらずにいられない衝動を人の心に巻き起こします。

　だから、自他共に認めるハイセンスなデザイナー氏のご発言に「よろＰく」ってどーなの？　って、あたしが思わせられるのも当然のなりゆきってものです。

　ご本人が実年齢より若く見られることを喜ぶタイプってことと合わさって、古き良き時代にはファッショナブルだったアイドルの造語が使い続けられてる痛々しさったら、読んでるほーは数倍いたたまれないです。
　いくら実名での発言とはいえ「先生には似合つかわしくありません」って言ってあげれるフォロワーの方っていないんでしょーか。

　ああ、ひょっとしたら「よろＰく」を、なんて発音していいか分かんない平成生まれの人がいるかもしれないんで、一応説明しときましょ〜。
　これは、酒井法子さんが1980年代後半に流行らせた「のりピー語」で、意味は「よろしく」、発音は「よろぴく」。

　実はあたしの知らないうちにリバイバル真っ盛りだとか、川崎先生がハイレベルな風刺を目的とした鋭くエッジの立った表現として使われてるならともかく、「いただきマンモス」のお仲間語が登場するたび、あたしは死語がキョンシーのよーにビヨーンビヨーンとジャンプしてるイメージで窒息しそうになっちゃいます。

　そんなとき、あたしは、ひっそり液晶のこっちがわでつぶやくわけです。
　フォロワーは、フォローはしないのよ、って。

　第５回目最後は、セルカン先生の紹介だと「生まれてから目がない人」。

　セルカン先生は本っ当ーに、もっと日本語を勉強しなきゃですね〜。
　あたしもヒトのことは言えないけど（笑）

　そーだ、インターネット上に無料で外国語が勉強できるトコがありまーす。
　　↓
　東京外国語大学言語モジュール（１８ヶ国語を収録！　一見の価値ありです♪）
　http://www.coelang.tufs.ac.jp/modules/

　で、セルカン先生が言いたかったのは、何かが大好きな人！　って意味じゃなくて「目が生まれつき不自由（見えない）」ですね〜。
　盲目の画家さんのお話でした。

　指で触れて描いたクリントンさんの絵。
　　↓
　http://www.voanews.com/turkish/images/esrefclinton.jpg

　ご本人の写真。
　　↓
　http://yenisafak.com.tr/resim/site/01307fc931407d9e34cby.jpg

　調べてみたら、この方はエシュレフ・アマガン氏。

　エシュレフさんについて書かれてるブログも発見〜。
　　↓
　「指で物を見ることができる？〜トルコの盲目の画家、指先で絵を描く：ディスかヴァリーチャンネル」
　http://plaza.rakuten.co.jp/mamakuncafe/diary/200802280000/

　８分ぐらいのビデオを見せてもらったけど、有料の講座で流すための著作権の処理はされてたのかな？　動画って規制が厳しいコンテンツなんで、ちょっと心配〜。

　見せてもらってたのはトルコ語字幕入りのコレ。
　　↓
　http://www.youtube.com/watch?v=R0wEaDHv0Ro

　ちなみに、You Tubeで「Extraordinary people, The artist with no eyes, Esref Armagan」って題で探したら、英語のみのも見れます。

　セルカン先生は２回ぐらいビデオを止めて説明を挟まれて、画家の人が目でなくても色々見れるのは、ニューロンがパターンを持っているからで、「ビジョンを持つことで可能性が広がっていくと思う」ってまとめられてました。
　講義終了は４時１３分ぐらい。そのあとは共同主催者のＫさんの、子供向けのペーパークラフトのイス作りの見学。大阪のキッズプラザで実験して、好評だったそーです。４時３０分ぐらいに、終了〜。

　第５回目は調べるほどに、ジョーク、都市伝説と、後から後から出てきて、情報の確認しがいがありました〜。
　セルカン・カレッジ主催者さんは事実誤認されてる情報だけでも、訂正されたらどーかと思いますねー。