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教諭ヒザ蹴りであばらにひび!校長は「打撲扱いにして」

 長崎県西海市の市立中学校で2月、30代男性教諭からひざ蹴りをされた2年の男子生徒が、あばら骨にひびが入る全治3週間のケガをしていたことが8日、学校や市教育委員会への取材で分かった。校長は保護者に謝罪する際「ことが大きくならないよう打撲の扱いにしてはどうか」と打診したが、保護者側が断ったという。

 校長は取材に「生徒本人や受験生への影響を考えてのことで、教諭をかばうつもりはなかった。軽率な行為で反省している」と説明している。

 市教委や学校によると、2月8日の数学の授業中、生徒がシャツをズボンから出していたことを教諭が注意。生徒が直さなかったため、平手で顔を数回叩き、背中をひざでけった。生徒はあばら骨にひびが入り、翌日、病院で全治3週間との診断を受けた。

 10日に謝罪のため教諭と一緒に生徒宅を訪れた校長は「打撲ということにしてはどうか」と保護者に持ち掛けたという。

 市教委は「校長の行為は隠ぺいに当たり、信用を失墜させる行為で遺憾だ」としている。

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