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岡田外相が北方領土視察 「日ロ首脳会談より多く」 根室 (03/07 17:01、03/08 08:15 更新)

根室市の納沙布岬から北方領土を視察する岡田外相(左)。右は高橋知事=7日午前

根室市の納沙布岬から北方領土を視察する岡田外相(左)。右は高橋知事=7日午前

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 【根室】岡田克也外相は7日、就任後初めて根室市を訪れ、北方領土を視察した。その後、同市内で開かれた元島民らとの対話集会に出席、「今年は具体的な交渉で(領土返還に)前進が見られるようにしたい」と述べ、領土問題解決への意欲をあらためて示した。外相が根室を訪れ、北方領土を視察したのは、2002年の川口順子(よりこ)外相(当時)以来8年ぶり。

 岡田外相は、高橋はるみ知事や根室市の長谷川俊輔市長らとともに、納沙布岬から歯舞群島など北方領土を視察。「こんなに近いのかとあらためて感じた」と話した。

 これに続く対話集会は、道立北方四島交流センターで行われ、約30人の元島民や返還運動関係者らが参加した。

 岡田外相はあいさつで、鳩山由紀夫首相とメドベージェフ大統領との日ロ首脳会談について「今年1年で、(2回だった昨年より)1度でも多く会談をしたい」と述べ、両国首脳が顔をそろえる国際会議の際に会談をセットするよう努める考えを表明した。

 あいさつ後の対話集会は非公開で行われ、岡田外相は終了後、報道陣に対して、元島民から「元気なうちに領土問題を解決してほしい」との要望があったことを紹介。「何とか鳩山首相の代で、大きな前進を見たいとあらためて感じた」と話した。

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