2010/03/08(月) 09:24:35 [北朝鮮]

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謀略組織の存在を許すべからず

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北朝鮮が日本世論軟化策 総連内部文書 マスコミ工作を指令
 北朝鮮は日本の朝鮮総連(在日本朝鮮人総連合会)を通じ、鳩山民主党政権への働きかけを強めようとしているが、7日までに産経新聞が入手した内部文書で、朝鮮総連が日本の対北世論を軟化させるため「学界、マスコミ工作や、政界はじめ各界代表者の訪朝を推進すること」−など具体的な宣伝扇動策を決議していたことが分かった。これは朝鮮労働党の指示とされ、対北制裁解除や経済支援獲得を狙ったものとみられている。文書は昨年の総括と今年の目標を定めた総連中央常任委員会の決定書(昨年12月28日付)で全29ページ。産経新聞紙面(切り抜き)3月8日朝刊(2面)より参照のため抜粋引用/写真は産経新聞の同記事より参照のため引用

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謀略組織・朝鮮総連

 そもそも、未解決の拉致事件は、最近の、拉致の可能性が極めて濃厚な事例を含めれば実にその件数が多く、且つ、朝鮮総連構成員のさまざまな現地関与が指摘されて止まない。表題の内部文書が事実とすれば、朝鮮総連が謀略組織そのものであることがここでも認識できる。

 表題は、北朝鮮国籍者の集団・朝鮮総連が、「日本の対北世論を軟化させるため「学界、マスコミ工作や、政界はじめ各界代表者の訪朝を推進すること」−など具体的な宣伝扇動策を決議していたことが分かった」、と伝える記事である。興味深い記事であり、今後の参考のために小稿にクリップさせていただきたい。
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情報の濁流の奥に実在する「対日工作」

 産経新聞が入手した、と表題に記す総連内部の同文書について、紙面は、「朝鮮労働党の指示とされ、対北制裁解除や経済支援獲得を狙ったものとみられている」、と記している。謀略的な組織ほど、こうした文書は数多く存在しているであろうことは推察に難くなく、おそらくは、表題に示されるものも「氷山の一角」に過ぎない、その可能性が窺えるが、これも北朝鮮の「対日工作」の実態を示す端例と指摘できよう。

 朝鮮労働党の対日工作は、国間をまたいで軍事協定を結ぶ中国共産党のそれと概ね符合しており、むしろ、中国共産党の対日工作の大枠に則った謀策である、と認識すればその本質が判りやすくなる。いわゆる、マスコミ、政界を標的とし、それらを籠絡することによって、主権侵害に関わる重要問題から大衆の視線を逸らせ、自国に対する融和、友好の方向へと、巧妙に世論、民意を導こうとする点で同軌にあると指摘して差し支えない。

 ゆえに、多くのメディアの国害を指摘する上で、メディア報道に目立つ意図的な誘導や捏造、“誤報”の類について、それら個々の事例を追及する際には、なぜ、そのような報道、番組作りがなされたのか、と。その情報の濁流の内奥に実在しているであろう、毀日国の対日工作の実態をも洞察に含める必要がある。言葉を置き換えれば、毀日国の対日工作の実在に気づけば、多くのメディアが造り出し、垂れ流す毒害の本質を見抜くことができる。
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宣伝工作に利用される、市民団体、労組

 表題には、「文書はまた、昨年の日本の政権交代に対応して総連が民主党の中央と地方の有力者や与野党議員に働きかけ、対北制裁の撤回をさせる世論工作を行ったと記し、「日朝民間交流事業として40団体の訪朝団を実現した」と報告。中央や地方で政界やマスコミ、労組などに「親北勢力」を再構築し、反共和国(反北)に対する糾弾ムードを組織したと述べている」、と記している。

 いわゆる、特殊政党を通じての、「市民団体」「労組」と呼ばれる組織に、その傾向が目立っている。あたかも脳停止したかのように、受ける宣伝工作のままに北朝鮮を訪問し、いわゆる北朝鮮にとって都合が良い部分のみを見せられて、素晴らしい、と日本へ帰って来る。それを口コミやミニコミを通じて広めさせる。何で、北朝鮮をそんなに非難しなければならないのか、早く国交を正常化するべきだ(要旨)、と語らせるのである。北朝鮮にとっては、効果的な情報操作になるわけだ。 市民団体、労組も、毀日国の対日政治工作の上で、そうした準工作員を量産する土壌にあると指摘できよう。
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■ 主な関連記事:

新潟「朝鮮学校訪問記事」考 2009/06/19 
意見書「東京新聞」他宛 2009/02/03 
北朝鮮「市民団体を利用」 2008/10/10 
毎日「中川氏急死」記事の闇 2009/10/05 

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 人民解放軍直下の“平和団体”や、朝鮮総連、民団という、政治、メディアへの毀日工作を展開して恥じない集団が、この日本に存在していること自体が、そもそもの不可解である。

平成22年3月8日

博士の独り言
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路傍の梅(筆者)
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