2010年3月7日 19時19分更新
プロ野球、阪神と西武のオープン戦が7日倉敷市のマスカットスタジアムで行われ、野球シーズンを待ちわびた1万6000人あまりのファンが球場に詰めかけました。
雨の中、熱心なファンがスタンドを埋めた阪神はエースの安藤投手が先発しました。
安藤投手は2回に3者連続三振を奪うなど3回を4奪三振のパーフェクトピッチングを披露し「しっかり投げることができた」と仕上がりのよさを見せていました。
阪神は4回から昨シーズン13勝でチーム最多勝の能見投手に交代しましたが、西武4番の栗山選手にタイムリーヒットを打たれ先制点を奪われました。
一方西武は5回から去年、沢村賞のエース涌井投手が登場しました。涌井投手は「ストレートが低めに集まったし変化球も打者のタイミングを外すことができた」と4回を投げて5つの三振を奪うなど阪神打線に的を絞らせませんでした。エース格が投げ合った投手戦は1対0で西武に軍配があがりました。