2010年3月7日 19時19分更新
千年の寿命があるとされる桜を千本になるまで植えて町の活性化につなげようと岡山県南部の早島町で桜の苗木の植樹が行われました。
桜の植樹は早島町の住民グループが寿命が長い桜を千本植えて桜の名所を作り町の活性化につなげようと4年前から始めました。
会場の「ふれあいの森公園」には千年の寿命があるとされるヤマザクラやエドヒガンの苗木160本が用意され、100人あまりの参加者がさっそく苗木を数本ずつとってシャベルを片手に植樹場所となる公園内の山に登りました。
そして植樹のために掘られた穴に苗木を一本ずつ植えて土をかぶせ細い苗木が倒れないよう竹の支柱に固定していきました。
参加した人たちは植樹が終わると、自分の名前や「きれいな花が咲きますように」などとメッセージを書いた札を支柱にくくりつけていました。
親子3代で植樹に参加した小学6年生の男の子は、「おじいちゃんといっしょに植えた桜だとまた来たときに、いい思い出になると思う。花が咲くのが楽しみです」と話していました。
植樹された桜は、7日であわせて560本にのぼり住民グループでは地元の人たちと協力しながら桜を育てていくということです。