(cache) 添田町長に辞職勧告決議 贈賄被告のまま続投の公算 - 47NEWS(よんななニュース)
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  • 添田町長に辞職勧告決議 贈賄被告のまま続投の公算

     福岡県添田町議会は4日、臨時会を開き、後期高齢者医療制度をめぐる汚職事件で贈賄罪で起訴された町長山本文男被告(84)に対する不信任決議案を否決した。これを受け、動議で出された辞職勧告決議案は賛成、反対が同数となり、議長判断で可決された。

     辞職勧告決議には拘束力はなく、山本被告は周囲に当面辞職しない考えを示していることから、町政トップが刑事被告人という異例の事態が続く見通しとなった。

     不信任決議案が可決されれば、10日以内に議会を解散しなければ失職となるが、可決には出席議員の4分の3以上の賛成が必要。臨時会では議長を含め出席議員13人のうち、賛成は7人にとどまった。山本被告は病気を理由に臨時会を欠席した。

     山本被告は福岡県町村会長として、後期高齢者医療制度を運営する広域連合設立をめぐり町村側に有利な条件にしてもらった謝礼の趣旨で、現金100万円を元副知事中島孝之被告(68)に渡したとして2月23日に起訴、翌24日に保釈された。

      【共同通信】