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フリー審判に韓国人&カナダ人

2010.2.26 05:01
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 フィギュアスケート女子の浅田真央(19)=中京大=が25日(日本時間26日)、最終決戦のフリーに出場する。ショートプログラム(SP)で成功させたトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を2度跳ぶ予定で、合わせて3度決めれば女子で史上初というギネス級の快挙。SP首位の金妍児(19)=キム・ヨナ、韓国=を逆転し、銀盤の女王の座を手にしてみせる。

 ライバル対決を裁くフリーの審判員は9人。抽せんによって決まったメンバーの中には、金妍児の母国・韓国と、3位につけるロシェットのカナダの審判員が含まれている。一見、真央には逆風のようにも映るが、残る7人がすべて欧州出身の審判員というところにプラス要素がある。

 男子では、4回転ジャンプに挑んだプルシェンコ(ロシア)が、完成度を追求したライサチェク(米国)に敗れたことで、技術追求の欧州Vs完成度の北米、という対立構図が生まれた。技術力のある真央には追い風だ。また、ある日本人審判は9人の大半が女性であることに注目。「男性審判は金妍児の妖艶な演技に得点を高く出しがち。女性が多いのは真央に有利」と話した。



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