2010.02.23 Tuesday
写真:三重テレビ放送(津市) ※資料写真
今年で3回目を迎えました、
三重県内の29市町が競い合う、
「美(うま)し国三重・市町対抗駅伝」
これまでの2回、三重テレビは、
後日に完パケ番組という形で、
JAバンクスペシャルとして放送してきました。
それが今回は、
創意と工夫と驚きのアイデアで生中継!となったのです。しかし…。
今回の第3回美し国三重・市町対抗駅伝は、
2月21日(日)の午前9時にスタートが切られ、
42.195キロ、10人でタスキをつなぎました。
例年、2時間台で駆け抜けていきますから、
3時間もあれば生中継番組として全て放送できるわけですが、
放送は2部に別れていて、
生中継の1部は8:30〜10:10
そして第2部が20:00〜22:30という、
うん?と、思わず頭を捻ってしまう形になっていました。
いやそれでも、中途半端に終わるとはいえ、
三重テレビが駅伝の生中継をするということ自体、
相当珍しいことですし、
録画分も含めて、当日中に放送するということであれば、
選手たちも臨場感の残ったままの気持ちで見ることができ、
これまでよりはずっと良い放送形態になったといえるでしょう。
<第1部>
この第1部がいかにも三重テレビらしかったです。
栗山アナウンサーの司会で、
よく見ると平ぺったい絵なのですが、
一見、すごく奥行きがあるかのように錯覚させる、
三重テレビお得意の遠近法を使った、
いつものスタジオから生放送。
番組開始からスタートまでは、山口アナのいる、
スタート地点の三重県庁前とをハイビジョンで結んで、
さらにYahooの地図写真を使った、CGバリバリのコース紹介と、
おお!という感じでした。
でも、コース紹介を2回流したところに、
「今回はこんなん作ったんだぞ!」という気合を
感じることが出来ました。
しかしです。
午前9時に選手たちがスタートして、県庁前の坂を下ると、
ま、まさかのボケボケ映像に。
こ、これは…見たことある画質。どこで見たんだっけ…。
そうだ、熊野古道が世界遺産に決定した時に、
一色アナが熊野から中継した際と同じ画質…。
ひょ、ひょっとして携帯電話中継ですか!?
これで驚いてはいけません。
選手たちが大門に差し掛かると、
今度はあの、三重テレビの3台あるお天気カメラのうち、
唯一ハイビジョン化されていない、ボケ気味のお天気カメラで、
選手たちを一生懸命おいかけます。
携帯電話とお天気カメラのリレーで駅伝中継、
まさに駅伝にふさわしい、アイデア中継ですね!
その後は、選手紹介を大きな画面で流しつつ、
左下に小さく生中継…と、だましだましこなしていき、
SDの中継車がいたと思われる、第4中継点から、
平田アナが熱血レポート。
と言っているうちに、10時10分。
続きは、夜8時から…といって番組はいったん終了。
<第2部>
第2部は変わって、一色アナウンサーの司会・実況で、
若干編集はしてあったものの、
ほぼそのまま駅伝の進行に合わせて実況、
というスタイルで番組は進行され、
全部の中継点での実況を平田アナが差し込むという形で、
いや、ホント、
大手局の駅伝録画中継かと思うような、
あの携帯電話ボケボケ中継が嘘だったかのように、
ハイビジョンで素晴らしい番組に仕上がっていました。
これ、裏方さんは相当大変だったのではないでしょうか。
各中継所で、
農協の店舗や、中日新聞の販売店から、
カメラがパンするあたり、さすが!ですよね。
でも、1部で選手たちを追いかけたお天気カメラがあるのは、
百五銀行本店屋上なのは内緒内緒…。
「33」のロゴマークをつけたバイクがカッコよかったです。
また、各所に「33」の社旗も掲げられていて、
今はもう放送で見ることが無いので、懐かしささえ感じました。
あと1年ちょっとで、「33」ともお別れですね。
途中、一色アナがジュースを飲むシーンが映ったのはご愛嬌。
といいますか、JAバンクスペシャルと銘打たれていたものの、
どう見ても、2時間半の番組の割りにCMが少ないのです。
ほぼ、喋り詰めでしたから、無理も無いですね。
いや、この2部はまだ良いほうです。
栗山アナが司会をしていた1部なんて、
JAバンクスペシャルという冠がついておらず、
1時間40分CMなしでの進行だったのです。
1時間40分CMなしって、三重テレビは慈善事業をするんですか?
まさか…そんなことは無いですよね。
きっと、ちゃんと、しかるべきところからモゴモゴモゴ…。
いやあ、それにしても、
最後の「技術協力」のテロップがすごかった。
いつもの三重テレビ協力会社総登場!という感じでしたね。
名張自動車学校だけは不思議でしたけれども。
ひょっとして、あの「33」のバイクのライダーとか?
地方の系列局でも、
これだけのことをやろうとしたら、
他の基幹局などから機材や人材の派遣を受けることでしょう。
三重テレビは独立局。
現場は壮絶な忙しさだったであろうということが、
容易に想像できます。
駅伝そのものもじっくり楽しみましたよ。
今年は順位の入れ替わりが本当に激しくて、
ゴボウ抜きもあって、面白かったですね。
三重テレビの駅伝中継は、確実にホップからステップへと、
進化しましたね。
来年はいよいよジャンプ!かな!
もちろん、ハイビジョンでの完全生中継!ですよね!
(たぶん)三重テレビ初の駅伝生中継、本当にお疲れ様でした…。
2月21日(日)の午前9時にスタートが切られ、
42.195キロ、10人でタスキをつなぎました。
例年、2時間台で駆け抜けていきますから、
3時間もあれば生中継番組として全て放送できるわけですが、
放送は2部に別れていて、
生中継の1部は8:30〜10:10
そして第2部が20:00〜22:30という、
うん?と、思わず頭を捻ってしまう形になっていました。
いやそれでも、中途半端に終わるとはいえ、
三重テレビが駅伝の生中継をするということ自体、
相当珍しいことですし、
録画分も含めて、当日中に放送するということであれば、
選手たちも臨場感の残ったままの気持ちで見ることができ、
これまでよりはずっと良い放送形態になったといえるでしょう。
<第1部>
この第1部がいかにも三重テレビらしかったです。
栗山アナウンサーの司会で、
よく見ると平ぺったい絵なのですが、
一見、すごく奥行きがあるかのように錯覚させる、
三重テレビお得意の遠近法を使った、
いつものスタジオから生放送。
番組開始からスタートまでは、山口アナのいる、
スタート地点の三重県庁前とをハイビジョンで結んで、
さらにYahooの地図写真を使った、CGバリバリのコース紹介と、
おお!という感じでした。
でも、コース紹介を2回流したところに、
「今回はこんなん作ったんだぞ!」という気合を
感じることが出来ました。
しかしです。
午前9時に選手たちがスタートして、県庁前の坂を下ると、
ま、まさかのボケボケ映像に。
こ、これは…見たことある画質。どこで見たんだっけ…。
そうだ、熊野古道が世界遺産に決定した時に、
一色アナが熊野から中継した際と同じ画質…。
ひょ、ひょっとして携帯電話中継ですか!?
これで驚いてはいけません。
選手たちが大門に差し掛かると、
今度はあの、三重テレビの3台あるお天気カメラのうち、
唯一ハイビジョン化されていない、ボケ気味のお天気カメラで、
選手たちを一生懸命おいかけます。
携帯電話とお天気カメラのリレーで駅伝中継、
まさに駅伝にふさわしい、アイデア中継ですね!
その後は、選手紹介を大きな画面で流しつつ、
左下に小さく生中継…と、だましだましこなしていき、
SDの中継車がいたと思われる、第4中継点から、
平田アナが熱血レポート。
と言っているうちに、10時10分。
続きは、夜8時から…といって番組はいったん終了。
<第2部>
第2部は変わって、一色アナウンサーの司会・実況で、
若干編集はしてあったものの、
ほぼそのまま駅伝の進行に合わせて実況、
というスタイルで番組は進行され、
全部の中継点での実況を平田アナが差し込むという形で、
いや、ホント、
大手局の駅伝録画中継かと思うような、
あの携帯電話ボケボケ中継が嘘だったかのように、
ハイビジョンで素晴らしい番組に仕上がっていました。
これ、裏方さんは相当大変だったのではないでしょうか。
各中継所で、
農協の店舗や、中日新聞の販売店から、
カメラがパンするあたり、さすが!ですよね。
でも、1部で選手たちを追いかけたお天気カメラがあるのは、
百五銀行本店屋上なのは内緒内緒…。
「33」のロゴマークをつけたバイクがカッコよかったです。
また、各所に「33」の社旗も掲げられていて、
今はもう放送で見ることが無いので、懐かしささえ感じました。
あと1年ちょっとで、「33」ともお別れですね。
途中、一色アナがジュースを飲むシーンが映ったのはご愛嬌。
といいますか、JAバンクスペシャルと銘打たれていたものの、
どう見ても、2時間半の番組の割りにCMが少ないのです。
ほぼ、喋り詰めでしたから、無理も無いですね。
いや、この2部はまだ良いほうです。
栗山アナが司会をしていた1部なんて、
JAバンクスペシャルという冠がついておらず、
1時間40分CMなしでの進行だったのです。
1時間40分CMなしって、三重テレビは慈善事業をするんですか?
まさか…そんなことは無いですよね。
きっと、ちゃんと、しかるべきところからモゴモゴモゴ…。
いやあ、それにしても、
最後の「技術協力」のテロップがすごかった。
いつもの三重テレビ協力会社総登場!という感じでしたね。
名張自動車学校だけは不思議でしたけれども。
ひょっとして、あの「33」のバイクのライダーとか?
地方の系列局でも、
これだけのことをやろうとしたら、
他の基幹局などから機材や人材の派遣を受けることでしょう。
三重テレビは独立局。
現場は壮絶な忙しさだったであろうということが、
容易に想像できます。
駅伝そのものもじっくり楽しみましたよ。
今年は順位の入れ替わりが本当に激しくて、
ゴボウ抜きもあって、面白かったですね。
三重テレビの駅伝中継は、確実にホップからステップへと、
進化しましたね。
来年はいよいよジャンプ!かな!
もちろん、ハイビジョンでの完全生中継!ですよね!
(たぶん)三重テレビ初の駅伝生中継、本当にお疲れ様でした…。