お笑いコンビ「アンタッチャブル」の山崎弘也（３４）が６日、東京・渋谷のＮＨＫで司会を務める新番組「みんなでニホンＧＯ！」の収録と会見を行った。相方の柴田英嗣（３４）が無期限休養を発表後、初めての会見となったが、「（最近）話はしていない」と相方の近況についての明言を避け、休養の真相を語ることもなく、報道陣から逃げるように会場を去った。
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「体調不良」を理由にした柴田の突然の無期限活動休止発表から１カ月あまり。相方不在で１カ月間、何事もなかったかのように、単独で仕事をこなし乗り切ってきたが、記者会見では、歯切れよく…とはいかなかった。
初めてＮＨＫの番組で司会を担当することになり、「親が喜んでいる。やっと親は認めてくれた」と笑顔を見せていた山崎だが、直後に「相方には報告した？」と質問が飛ぶと、一瞬にして表情が曇った。「（報告）してないです。これを見ていただいて、分かると思います」と素っ気ない返答。「（最近は相方と）話は、していないですね」と、交流がないことを強調するかのようだった。
会見では番組以外の質問はＮＧとなるなど、ピリピリムード。終了後は、関係者にガードされ、小走りに会場を去った。追いすがる報道陣が「（柴田と）音信不通なのか？連絡を取っていないのか」などと問いかけても「連絡は、と…」とハッキリとは答えず楽屋に消えた。
０４年にはＭ‐１王者に輝くなど、お笑い界のトップで活躍していたアンタッチャブル。だが、１月２８日深夜、ラジオのレギュラー番組に生出演後、柴田が所属事務所に休養を申し出たという形で、２９日以降芸能界から姿を消している。しかし、休養理由については、柴田の女性問題をめぐるスキャンダルが報じられるなど依然ナゾが多い。
６日の収録で山崎は、同じく司会の船越英一郎（４９）、松本あゆ美（２３）と絶妙なトークを展開。船越には「もう少し突っ込んでほしい」と話すなど、ツッコミの相方がいない現状を打破するかのように、楽しんでいた。