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ご報告
みなさん、ご無沙汰しております。
東大からコメントを差し控えるよういわれていたため、しばらくこのブログも活動を一時停止していました。 けれど、いつまでもみなさんに自分から状況を説明できないことを悲しく思い、また体調も優れないことから2月7日、東大を退職する気持ちを研究室の教授へ伝えました。2月18日僕は東大から呼び出しを受けました。僕が2003年に博士号を取った論文にコピーの疑いがあるとのことでした。通常、論文には多くの参考文献を使用します。僕も自分が使用した参考文献は論文にリストをつけて東大へ提出し、担当教授や東大のチェックを受けた上で、7年前博士号をいただきました。僕の修士は論文形式ではなかったため、博士課程の学生として書いた初の論文でした。話を伺うとその論文と参考文献のリストが照合できるよう番号を振る必要があるのに、それが振られていなかったという僕の単純なミスにより、コピーだと言われているのだとわかりました。僕は3時間近い時間を費やし、求められる説明に精一杯話しをしました。22日の週には、退職手続きの件と一緒に連絡をいただけると聞き、僕はその部屋を出ました。 その後、3月3日になり突然明日お時間を、といわれ、東大の事務の方と会い、やはり博士号を取り消しますと言われました。退職手続きについては、担当者が進めますとのことでした。そして、本日、東大が僕の博士号を取り消すとマスコミ発表を行ったとメディアの報道を見た友人から連絡を受け、そのことを知りました。 東大がどのような内容で発表を行ったのか知らされていませんが、メディアの報道には「僕自身がコピーを認めた」と書いてあるそうで、それには大変驚いています。 以上が、僕からのこの件につきましてのご報告となります。たくさんの皆さんにご心配をおかけして本当にすみません。また今回からこのブログのコメント欄をクローズさせて頂きますが今まで頂戴した多くの応援に心からのお礼をお伝えします。 |